OBS StudioをDLしよう
公式HPよりダウンロード可能
配信をするために、OBSという配信ソフトが必要になる。まずは下記の公式ページよりOBS Studioをダウンロードしよう。ダウンロードの手順は下記の通りとなる。
OBS Studio(外部リンク)はこちら
OBSのダウンロード手順
◆ダウンロードの手順①
公式サイト(外部リンク)を開き、「ダウンロード インストーラー」をクリックする。Windowsで64ビットを使用している場合は64ビットをクリック。ビット数の下記の画像を参照に確認しよう。
◆Windows10のビット数確認方法
「windowsアイコン(スタート)」をクリックし、表示されたメニューから「設定(歯車)」→「システム」→「バージョン情報」の順にクリックする。そして、「システムの種類」の項目を見ると確認することができる。
◆ダウンロードの手順②
ダウンロードしたファイルを開いて、「Next」と「Install」を押して、PCにOBSをインストールする。
◆自動構成ウィザードが出てきたら
インストールする際に、自動構成ウィザードの設定という表示がされる場合ある。これは設定する必要がないので、「いいえ」を選択しよう。
◆ダウンロードの手順④
OBSのインストールが完了したら、「Finish」を押してダウンロード完了となる。
PCで配信する共通の方法解説
まずはソースの追加をしよう
まず、プレイ画面をOBSに表示させる必要があるので、その設定が必須となる。まずテストとして画面左下の「シーン 1」を選択後、画面中央下の「+」を押し、適当な画像をOBSに表示させてみよう。
◆画面のレイアウトの設定をしよう
画像の表示すると、おそらく大きさが合っていない状態で表示されている。この状態から画面端の■を長押しクリックして、レイアウトを調節してみよう。この作業がOBSを使ううえでの基本的な操作となる。必ずこの手順をマスターしておきたい。
詳しいソースの追加解説はこちら
◆四角が表示されない場合
画像を表示した際、■が現れないことがある。その場合は「ロックプレビュー」にチェックが入っているので、画面内で右クリックを押してチェックを外そう。
◆ゲーム画面を表示させよう
画像を表示させる手順で基本的な部分が理解できたら、次はゲーム画面をOBSに表示させてみよう。まずゲームを起動させ、次に画面中央下の「+」をクリックし、上記画像の赤線のいずれかを選択する。基本的にはこの4つがゲーム画面を表示させる方法なので覚えておきたい。
◆各キャプチャの解説
種類 | 説明 |
---|---|
ウィンドウキャプチャ | ウィンドウ画面を表示させる。 ゲーム画面を表示させる手段で初めに試すのはコレ。 頻繁に使う。 |
ゲームキャプチャ | PCで起動しているゲーム画面を表示させる。 Steamなどのゲーム表示で使うことが多い。 ウィンドウキャプチャで表示されない場合はこちら |
映像キャプチャデバイス | キャプチャーボードやWebカメラの画面を表示させる。 |
画面キャプチャ | 写っている画面そのままを表示させる。 画面そのままを映すことになるので、最終手段として用いることが多い。 |
◆画質の設定をしよう
画質は「ビットレート」の数値を上げることで、より鮮明な画質にすることができる。画面右下の「設定」→「出力」→「映像ビットレート」より変更が可能で、目安として3000~5000くらいがおすすめだ。ビットレートを上げ過ぎるとカクカクするので、そのような場合は自身の環境に合わせた設定をしてみよう。
◆音質の設定をしよう
音質は画質と同様に「ビットレート」の数値を上げることで、よりクリアな音質にすることができる。目安としては96~192Kbpsくらいがおすすめ。ただし、マイクからの音質はマイク性能に依存する傾向があるため、OBSの設定ではそれほど気にしなくても大丈夫と言える。
配信サイトのアカウントを作ろう
配信するには、どのサイトでもアカウントが必要となる。まずは配信したいサイトでアカウントを作成しよう。
ストリームキーを取得しよう
ストリームキーとは、配信する際に必要な暗証番号のようなもの。各チャンネル(自分の配信ページ)ごとにそれぞれ設けられているので、下記の各配信サイトの項目を参照しよう。
OBSにストリームキーを入力
OBSで配信するためには、ストリームキーを入力する必要がある。設定で取得したストリームキーを「設定」→「配信」→「サービス(配信したいサイトを選択)」→「ストリームキー」の順に選択していこう。
「配信開始」で配信スタート
ストリームキーの入力を終えたら配信設定は完了となる。最後に「配信開始」を押して、配信をスタートしよう。
配信のワンポイントメモ
◆本番配信の前に限定配信
配信をいきなり始めてしまうと、音声や画面などのトラブルが気づかず起きていることがある。そのため、まず限定公開でテスト配信をして、配信チェックをしておこう。
◆音楽を流す場合はNCSや許可された音楽
音楽を流しながら配信する際、著作権に引っ掛かることがある。そのため、音楽を流す際はNCSや配信サイトが許可をしている音楽を流すようにしよう。
◆個人情報流出に注意
個人情報の流出は、配信の際にもっとも気を付けておきたい。特に自分の名前が表示される箇所や、パスワードを入力する画面などは事前に把握しておき、配信の際は画面を隠すなどの対策を必ずしよう。
Youtubeの配信方法解説
アカウントを作成しよう
Googleにアクセスし、Googleアカウントを作成しよう。TOP画面右上にある「ログイン」を選択し、「アカウントを作成」→「自分用」を選択後、各項目を入力してアカウント作成が完了となる。
Googleアカウントを連携しよう
Googleアカウントが作成できたら、PCやスマホでYouTubeへアクセスしよう。画面右上のログインボタン、もしくはアイコンを選択し、GoogleアカウントとYouTubeアカウントの連携を行おう。
チャンネルの設定をしよう
◆タイトルなどの設定を入力
「カメラアイコン」→「ライブ配信を開始」を選択すると、配信設定画面が出てくる。配信する予定のタイトルや、カテゴリ、ゲームなどの設定を入力しておこう。
Youtubeでの配信設定をしよう
OBSの設定とは別に、Youtube側で配信の設定ができる。チェックを入れる項目はいくつかあるが、「DVRを有効にする」と「超低遅延or低遅延」のみにチェックを入れるだけで大丈夫だ。
ストリームキーをOBSに入力
設定画面にあるストリームキーをコピーし、OBSに入力をしよう。OBSの「設定」→「配信」→「サービス:Youtube」→「サーバー:Primary」→「ストリームキーにコピペ」の順に設定していこう。
配信設定をしよう
チャンネル設定が完了したら、上部項目の共通の配信設定を参照に、OBSで配信設定を行おう。準備が完了すれば、「配信開始」で配信スタートとなる。
Youtubeの注意点
Youtubeは著作権関係が非常にシビアで、違反している場合問答無用で配信中断となることがあります。また、差別的な言動などにも敏感なので、配信の際には熱くなり過ぎないようにしましょう。
Twitchの配信方法解説
アカウントを作成しよう
Twitchのアプリかサイトにアクセスし、登録バーをタップしよう。登録画面が出てくるので、各項目を入力していこう。
チャンネルの設定
画面右上のアイコンを押し、「設定」→「チャンネルとビデオ」の順に選択しよう。するとチャンネル設定画面が出てくるので、「過去の配信を保存する」「クリップを有効化」「遅延モード」にチェックを入れておこう。
ストリームキーをOBSに入力
設定画面にあるストリームキーをコピーし、OBSに入力をしよう。OBSの「設定」→「配信」→「サービス:Twitch」→「サーバー:Asia Japan」→「ストリームキーにコピペ」の順に設定していこう。
配信の設定をしよう
TOP画面右上のアイコンをクリックし、「チャンネル」→「画面中央左の自分のアイコン」→「画面中央右の鉛筆アイコン(編集ボタン)」の順に選択していこう。配信オプションが出てくるので、配信タイトルやカテゴリなどの設定が行える。
OBSより配信開始
チャンネル設定が完了したら、上部項目の共通の配信設定を参照に、OBSで配信設定を行おう。準備が完了すれば、「配信開始」で配信スタートとなる。
Twitchの注意点
Twitchは規約違反に対しての対応が特に厳しく、差別的な言動や性的な配信は即時アカウント停止も珍しくありません。さらにアカウント停止はIP BANをされることもあるので、同じ回線からは2度と作れないこともあります。
Mildomの配信方法解説
アカウントを作成
まずは画面右上の「新規登録」を選択し、アカウントを作成しよう。作成時に複数の外部サイトから登録となるが、アカウントが変わりにくいTwitterで登録するのがおすすめだ。
チャンネルの設定
アカウントが作成できたら、「配信設定」を選択すると、チャンネルの設定画面が出てくる。「ライブ情報」にあるタイトルやコンテンツなどを入力しよう。
ストリームキーをOBSに入力
「リンク情報」にあるURLとStream Keyの文字をコピーし、OBSに入力をしよう。OBSの「設定」→「配信」→「サービス:カスタム」→「サーバー:Mildomに表示されたURL」→「ストリームキー:Mildomに表示されたStream Key」の順に入力して設定していこう。
配信の設定をしよう
チャンネル設定が完了したら、上部項目の共通の配信設定を参照に、OBSで配信設定を行おう。準備が完了すれば、「配信開始」で配信スタートとなる。
Mildamの注意点
◆サイゲと任天堂は配信NG
Mildomではサイゲームズと任天堂のゲームは配信ができない。配信した場合アカウントの停止もあり得るので、十分に注意しよう。また、動画投稿やアーカイブも同様の措置が取られるので覚えておこう。
◆配信不可の主なゲームタイトル
【Cygamesの主なタイトル】
- グランブルーファンタジー
- グランブルーファンタジー VS
- プリンセスコネクト!Re:Dive
- アイドルマスター
- ドラゴンクエストモンスターズ
- Shadowverse など
【任天堂の主なタイトル】
- マリオシリーズ
- どうぶつの森シリーズ
- スマッシュブラザーズシリーズ
- ピクミンシリーズ
niconicoの配信方法解説
ニコニコ動画のアプリかサイトにアクセスし、ゲストとしてログインしよう。その後、設定アイコンをタップし、ログイン情報を登録しよう。
チャンネルの設定
niconicoのTOP画面の上部にある「生放送」を選択しよう。画面が切り替わったら、画面右上あたりにある「放送する」を選択し、詳細設定からチャンネルの設定を行おう。
番組を作成しよう
チャンネルの設定が終わったら、下部にある「番組を作成する」を選択しよう。すると自分の番組画面に切り替わり、下部にスクロールするとストリームキーなどを取得できる。
ストリームキーをOBSに入力
「リンク情報」にあるURLとStream Keyの文字をコピーし、OBSに入力をしよう。OBSの「設定」→「配信」→「サービス:すべて表示」→「サービス:niconico一般」→「サーバー:Default」→「ストリームキー:niconicoに表示されたStream Key」の順に入力して設定していこう。
配信の設定をしよう
チャンネル設定が完了したら、上部項目の共通の配信設定を参照に、OBSで配信設定を行おう。準備が完了すれば、「配信開始」で配信スタートとなる。
niconicoの注意点
niconicoはプレミアム会員でなければ、配信の際にかなりの制限があります。特に枠の更新できない、低画質などの問題は、他のサイトと比べると非常に不便と言えます。
ゲーム機・ハード別画面比率早見表
ゲーム機・ハード | おすすめ比率 |
---|---|
ファミコン スーパーファミコン ニンテンドー64 ゲームキューブ Wii プレステ プレステ2 |
4:3 |
プレステ3 プレステ4 XBOX 360 XBOX ONE Wii U Nintendo Switch |
16:9 |
Steam スマホ |
16:9 or 4:3(ゲームによって変わる) |
ゲームボーイ | 10:9 |
ゲームボーイアドバンス | 3:2 |
ニンテンドーDS | 上下画面とも4:3 |
ニンテンドー3DS | 上画面5:3 下画面4:3 |
まず私は3500Kbpsで設定しています。
その後、PCへの負荷がゲームによって変わるので、重い場合は2000Kbps、軽い場合は5000Kbpsに変更するようにしています。