すべての基本となる文字解説動画
字幕はどの動画でも使う!
文字解説動画とだけ聞くとやや単調に感じるかもしれないが、文字入れは解説やリアクションをはじめ、使用頻度がとにかく多い。そのため、どの動画でも字幕は必須と言っても過言ではない。
初めて作る動画にうってつけ
動画製作に凝った編集すると、難易度が高いうえに非常に時間がかかる。しかし、文字解説動画は比較的簡単に作れて製作時間も短めのため、初めて作る動画にうってつけだ。
◆10分程度の動画がおすすめ
いきなり長編動画を作るのも悪くはないが、初めての動画製作で長いものだとかなりの根気が必要となってしまう。まず最初は10分程度の動画を作り動画制作に慣れるのがおすすめだ。
詳しい録画方法解説はこちら
文字解説動画の作り方
まずは動画を呼び出そう
◆画面サイズを設定しよう
AviUtlを開き、まずは画面サイズを調節しよう。設定方法は画面上部の「設定」→「サイズの変更」より選択しよう。画面サイズは基本的に1920×1080(もしくは1280×720)で問題ないので、こだわりがない限りはこのサイズに設定するのがベターだ。
◆動画をタイムラインにドラッグ&ドロップ
次に動画をドラッグ&ドロップ(ファイルを左クリック長押しでAviUtlの画面に移動する)と、動画が読み込まれる。このとき、AviUtl内に直接ドラッグ&ドロップするのではなく、タイムラインにするようにしよう。
◆右クリック→メディア呼び出しでも可能
動画ファイルがデスクトップなどのわかりやすい場所にない場合、右クリックからメディア呼び出しも覚えてきたい。手順はタイムライン上で「右クリック」→「メディアオブジェクトの追加」→「動画ファイル」で呼び出すことが可能だ。
◆動画の拡大率を調節しよう
動画を呼び出した際、環境によっては枠より小さかったり大きかったりする。そのため、拡大率を調節し、枠に収まるサイズに変更しよう。
◆動画の音量を調節しよう
拡大率と手順は同じで、動画の音声部分をダブルクリックすると、音声の詳細画面が出てくる。一度音声を流してみて、適切な音量に調節しよう。
◆分割で不要な部分を排除
動画ファイルを呼び出した際、不要な部分は分割で分けて削除する必要がある。タイムライン上にある動画ファイル上で「右クリック」→「分割」をして、不要部分を「左クリック」→「キーボードのdelボタン」で排除しよう。
文字をつけよう
◆右クリック→メディア→テキスト
まず動画の文字を入れたい部分に時間を動かし、動画が置かれているタイムライン以外で「右クリック」→「メディアオブジェクトの追加」→「テキスト」で文字を追加することが可能だ。また、文字の位置は「表示画面のテキストをクリック」→「ドラッグ&ドロップ」で大体の位置へ移動させよう。
◆文字の数値などを決めよう
タイムライン上の文字をクリックすると、文字の位置や大きさなどの数値を設定することが可能だ。
レイヤーの優先度
◆下にあるほど優先される
テキスト(文字入れ)をする際は、動画よりも下のレイヤーでテキスト挿入する必要がある。これはレイヤーの優先度の関係で、タイムラインの下にあるものほど優先して表示されるためだ。
◆上手く組み合わせるとアイコンなども表示可能
優先度をうまく利用すると、動画内に画像とテキストを同時に張り付けすることも可能だ。解説の際に入れてみたり、アイコンを表示させてみたりなど、うまく活用してみよう。
文字入れで気を付けたいこと
文字を入れる場所はわかりやすい場所
文字で解説などを入れる際、できるだけわかりやすい場所に置くことで視聴者側が非常に見やすくなる。文字を置く場所の候補はいくつかあるが、基本的には下段中央がおすすめだ。
ひと段落2行程度にする
解説などを入れる際、長文になってしまうこともしばしばある。しかし、あまりに文章が長い場合は読み切れないこともあるので、ひと段落2行までにしておくのが無難と言えるだろう。
表示時間を考える
2行程度に文章をまとめても、文字を表示させる時間をある程度持たせておきたい。自分が音読してみてかかった時間に2.3秒程度プラスするとちょうど良い時間になることが多い。
エフェクトのつけ方
装飾効果でより良く魅せよう
浮かび上がるように動画や文字が出てくる効果(フェードイン・フェードアウト)などで、より動画を見やすくさせるのがエフェクト効果だ。ただ表示させるだけでは味気ないといった場合、下記ページを参照にして、エフェクトを付けたしてみよう。
エフェクトのつけ方解説はこちら
エンコードのやり方
編集が終わったらエンコードをしよう
動画編集が終わったら、最後にアップロードしたいサイトに合わせてエンコードを行う必要がある。エンコードについては下記ページをチェックして、失敗しないようにしておこう。
詳しいエンコード解説はこちら
YouTubeをはじめ、ほとんどの動画投稿サイトやゲームの画面比率が16:9になっているため、上記のサイズで作るのが望ましいです。
スマホの縦型ゲームなどの縦型動画を作りたい場合は、9:16(1080x1920 or 720x1280)を、指定サイズより選択下さい。