RTA動画の概要や解説
作り方はゆっくり+文字解説
RTA動画はゆっくり音声と文字解説を組み合わせて作ることが多い。製作難易度はやや高いので、まずは基本となる動画編集を学んでおこう。
タイムアタックなどで使われる
RTAはリアルタイムアタックという名前の頭文字をとった名称。名前からわかる通り、タイムアタック系動画の多くがこの形を採用している。
解説系動画としてもうってつけ
RTA動画は独自のインターフェース(biimシステム)を使うことが多い。biimシステムはメイン画面の邪魔をしないうえ、必要な情報が一目瞭然で確認できるので、解説系の動画としてもうってつけと言える。
小ネタでエンターテイメント性も抜群?!
RTA動画の多くはいわゆる淫夢音声などを使った小ネタを入れることが多い。動画自体にやや癖があるものの、他の動画には無い魅力がある。
素材はニコニコモンズが集めやすい
素材の多くはニコニコモンズで有志の方々が配布してくれている。素材集めはニコニコモンズで検索してみよう。
ニコニコモンズ(外部サイト)のはこちら
◆初めは1分程度の動画でテストしよう
複数の素材を組み合わせるので、ややミスが多くなりがち。まずは1分程度のテスト動画を作るのがおすすめだ。
RTA動画の作り方解説
まずは動画を撮ろう
まずは素材となる動画を撮る必要がある。基本的な録画の仕方は、下記ページをチェックしておこう。
基本的な録画方法はこちら
ユーザーインターフェースを取ろう
◆動画サイズによって種類がある
ユーザーインターフェース(biimシステム)は様々なサイズがあり、動画元の比率によって変わってくる。そのため、ネタ元となる動画の比率を把握しておこう。
ゲーム機・ハード | おすすめ比率 |
---|---|
ファミコン スーパーファミコン ニンテンドー64 ゲームキューブ Wii プレステ プレステ2 |
4:3 |
プレステ3 プレステ4 XBOX 360 XBOX ONE Wii U Nintendo Switch |
16:9 |
Steam スマホ |
16:9 or 4:3(ゲームによって変わる) |
ゲームボーイ | 10:9 |
ゲームボーイアドバンス | 3:2 |
ニンテンドーDS | 上下画面とも4:3 |
ニンテンドー3DS | 上画面5:3 下画面4:3 |
動画や音声を載せよう
◆タイムラインにドラッグ&ドロップ
動画を載せる前に、タイムラインにインターフェースをドラッグ&ドロップしよう。その際、Layer 3に入れておくのがおすすめだ。
◆アイコンや動画をドラッグ&ドロップ
次に素材となるアイコンや動画を、タイムラインにドラッグ&ドロップしよう。もちろん右クリックで直接ファイルを入力しても問題ない。
◆文字入れをする
動画などの挿入が終わったら、文字入れをしていこう。あまり文字が多いと動画が見づらくなるので、長くても2行以内にするのがおすすめだ。
◆ゆっくり音声撮りをする
文字入れが完了したら、SofTalkを使って音声撮りをしよう。このとき、実際に音読してみて、ある程度違和感がない抑揚に近付けておきたい。
◆ゆっくり音声を載せる
タイムライン上に、ドラッグ&ドロップか右クリックから呼び出しで、ゆっくり音声を貼りつけよう。タイムラインの位置はどこでも問題ないが、音声専用のレイヤーを作っておくと編集しやすい。
◆小ネタ音声を載せよう
某先輩の声などの小ネタを入れたい場合も、ゆっくり音声を入れる手順とほぼ同じ要領で問題ない。ただし、音声素材によってかなり音量にばらつきがあるので、ある程度同じ音量になるようにしておこう。
◆編集部分を再生してチェック
音声を入れ終わったら編集部分を再生して、音声と文字の表示時間などをチェックしておこう。以降はこれの繰り返しで動画を作り上げていく。
◆すべてが完了したらエンコード
すべての作業が完了したら、最後にエンコードをして動画を圧縮しよう。エンコードの詳しい解説は下記ページを参照にしよう。
エンコードのやり方はこちら
インターフェースは優先度の関係上、その他画像など > インターフェース > 動画という優先度にする必要があります。
そのため、Layer 3に入れるのがおすすめと言えます。