Wukong徹底解説！長所・短所・立ち回り紹介

Wukong ― スキル・普通攻撃のコンボがカギ

Wukongは、物理攻撃のクリティカルヒットが基本の近接ダメージディーラーで、スキル使用後普通攻撃に適用されるパッシブスキルを利用して敵を倒すヒーローだ。最終スキルを除く2つのスキルはどちらも移動スキルで、侵入および逃走に活用でき、最終スキルは周囲の敵に範囲攻撃と気絶効果を与える。「スキル→普通攻撃(パッシブ)」のパターンが重要で、移動スキルもまた上手く侵入・脱出できるよう練習が必要だ。

特徴とスキル構成

God of War

WukongのパッシブスキルGod of Warは、スキル使用後の普通攻撃を強化する効果を持つ。いずれのスキルも使用すると周囲に攻撃範囲が表示され、この時普通攻撃をすると、示された範囲内の敵に接近し強力な一撃を加える。このパッシブが適用された攻撃には、物理ダメージが追加され、さらにクリティカル率が増加している。

パッシブが適用された状態だと、普通攻撃の範囲がかなり広くなる。壁に囲まれたフィールドのモンスターに向かって使うと、壁を越えて攻撃できるほどだ。しかし命中させる対象がいなければ移動・攻撃ができないので注意が必要だ。

パッシブスキルには特にクールタイムなどはない。従って、Great Sage使用後に普通攻撃、Monkey Business使用後に普通攻撃、最終スキルのShadow Clone使用後に普通攻撃を加えることも可能だ。Great Sageを最高レベルまで上げるとクールタイムが5秒になるので、再びGreat Sageを使用して普通攻撃を加えることができる。もちろん実戦でこのようなコンボを決めるのは簡単ではないため、練習が必要だ。

Monkey Business

Monkey Businessは、ステルス化して1秒間移動速度が40％速くなるスキルだ。ステルスは敵を暗殺するのに便利だが、持続時間が短いので注意が必要だ。移動速度も上がるため、逃走にも活用できる。

▲Monkey Business

Great Sage

Great Sageは指定した方向に素早く移動し、3秒間物理・魔法防御がつくスキルだ。スキルを発動すると宙返りをするように素早く移動するが、これもまた侵入・逃走の両方に使える。移動距離が長く、ダークスレイヤーやドラゴン周囲の壁といった地形も乗り越えることができるので、活用次第でマップを広く使うプレイができる。

▲Great Sage

Shadow Clone

最終スキルShadow Cloneは、周囲の敵に物理ダメージを与え、1秒間気絶させるスキルだ。効果が適用される範囲がそう広くないので敵に接近する必要があるが、的中すればダメージとともに気絶効果があるので、その後の普通攻撃コンボで素早く敵を仕留めることができる。

▲Shadow Clone

立ち回り

Wukongは「スキル→普通攻撃(パッシブ)」のコンボがカギだ。既に述べたように、どのスキルも使用すると次の普通攻撃の範囲が広がり、クリティカル率が増加、追加ダメージも与えられるからだ。だから「スキル→普通攻撃→スキル→普通攻撃…」の順で攻撃しなければならない。また、パッシブで強化された普通攻撃にはクリティカル率アップの効果があるため、さらにクリティカル率アップのアイテムやアルテナを装備すると爽快なプレイが楽しめる。

Great SagaとMonkey Businessは移動スキルで、加えてパッシブスキルが適用された普通攻撃も、対象がいれば壁を越えて移動できる。従って移動スキルを理解しよく慣れておけば、相手が予想だにしなかった場所から侵入したり、逃走するプレイが可能だ。しかし慣れるまでは操作が難しく、パッシブスキルの適用された普通攻撃をラインにいるミニオンたちに使ってしまわないよう注意しなければならないし、Great Sagaも間違った方向に飛ばないよう気を付けなければならない。

WukongはHPや防御力が低い方ではないが、だからといってタンクのように堅いわけでもなく、状態異常の免疫スキルを持たない他のヒーローと同様、移動制御スキルに弱い。また成長が不十分だとタンキングの堅いヒーロー相手には力を発揮できない。従って最大限マップを広く使いながら、後方に離れた敵のダメージディーラーやサポーターを仕留める方にまわることをおすすめする。スキルコンボを活用すれば、タレントのPunishを使わずとも十分にジャングル狩りができるため、Punish以外のタレントを使う場合もある。