Superman徹底解説！長所・短所・立ち回り紹介

Superman ― 性能を引き出せるかはプレイヤー次第

Supermanはウォーリアー/タンクのヒーローで、移動距離に従ってスキルが変化する独特なスキルセットを持っています。自分の最大HPに応じて一定割合でダメージを与えることができ、防御アイテムだけ装備しても強力なダメージを与えることができます。タンクのヒーローらしく防御アイテムを重点的に揃え、主に敵陣に入り込んで交戦する役割を担います。

しかしSupermanは既存のヒーローとは異なるスキルセットで、難易度が非常に高い部類に入ります。飛行状態ではスキルの方向を自由に指定することができず、移動方向に従って発動するため、スキルを当てることから意識しなければなりません。特に飛行中に使用する全てのスキル(普通攻撃を含む)が前方への突進効果を備えているので、誤ると敵陣に1人で突っ込んで死んでしまいます。

Supermanは熟練度が非常に重要なヒーローで、初めて使うとスキル命中すらままならず、なかなか真価を発揮することができません。特に継続して移動を意識しなければならないので、普通攻撃よりもスキルを中心にプレイしなければならない点を用心しておきましょう。

特徴とスキル構成

Flight

パッシブスキルFlightは、一定距離を移動するとエネルギーが溜まり、エネルギーが溜まると発動する仕組みですのスキルです。Flight状態が発動すると、移動速度が上昇し、普通攻撃時に最大HPに比例した追加ダメージを与えます。止まったり減速効果を受けた場合、Flight状態から歩行状態に戻るので、続けて移動を意識しなければならないスキルです。

飛行状態に入ると、普通攻撃もまた移動方向に突進する攻撃に変化するので、外れる可能性が出てきます。範囲が前方に長い代わりに左右には狭く、当てられないとタワーダイブになったり、敵陣のど真ん中に何の意味もなく飛び込んでしまうことがあります。

Kryptonian Strength

1番目のスキルKryptonian Strengthは、歩行状態では前方180度の範囲に物理ダメージを与え、移動速度を減少させるスキルです。飛行状態に入ると、前方に突進して敵を気絶させ、最大HP比例ダメージ+物理ダメージを与えます。飛行状態で命中すると、長い距離を押し出しながら一度に大きな被害を与えられますが、外れた場合のリスクがとても大きいです。

従ってコントロールに自信が無いなら、一旦止まって歩行状態にしてから、基本の効果でダメージトレードをするのが良いです。基本のダメージ量も相当大きい上、移動速度減少効果があり、交戦時に優位を占めることができます。理想的な使用方法は、後方から侵入して味方の方に押し出しながらダメージを与えることです。

The Man of Steel

2番目のスキルThe Man of Steelは、制御効果の解除に加え、移動速度を大幅に上昇させるスキルです。移動速度上昇によって、Flightの発動を容易にできるよう補助するスキルです。飛行状態でThe Man of Steelを使用する場合、周囲の敵を押し出しながら気絶させます。なかなか範囲が広く、大規模戦闘で敵陣を破壊するのにとても効率的なスキルです。

しかしThe Man of Steelも誤ると、味方が十分にキルを上げられる状況で敵を押し出し、結果的に生存を助けてしまうこともあります。従って、敵プレイヤーと味方プレイヤーの位置を見ながら慎重に使用しなければなりません。跳躍する距離がかなり長いので、危険な状況で脱出にも使える点を留意しておきましょう。

Speeding Bullet

最終スキルSpeeding Bulletは、The Man of Steelと同様、Supermanの移動速度を大幅に上昇させます。Speeding BulletとThe Man of Steelを連携して、Flight状態を素早く発動し、スキル連携をしていくのがSupermanのスキルコンボです。飛行状態でSpeeding Bulletを使うと、前方に突進して敵を押し出し、最大HP比例の物理ダメージを与えます。Supermanのスキルは全体的に最大HP比例ダメージ技が多いので、防御アイテムだけ装備していても、大きなダメージを与えることができます。

Supermanは、スキルの命中度によってゲームに及ぼす影響力が大きく変わります。望むタイミングで臨む方向にスキルを使えるほどの熟練度なら、映画やコミックに出てくる通りのSupermanの活躍ができます。ただしスキルを当てられない場合、敵陣に飛び込んでは死ぬだけの厄介者になってしまうので、十分な練習を積んでからランクゲームで使用することをおすすめします。

立ち回り

Supermanはウォーリアー/タンクのポジションです。自分の最大HPに比例したダメージを与えることができるので、ライン戦でのダメージトレードで優位に立つことができます。基本的にダークスレイヤーのラインに立つのが良いですが、状況によってはローミングに活用することもできます。ローミングする時は、スキルを確実に当てることが重要です。

Flight状態になってからスキルをどう使うかがSupermanのカギです。当てられもせず敵陣のど真ん中に落ちてしまうこともあり、当てても押し出して相手を逃がしてしまう可能性があります。移動速度が速く、移動スキルも備えているので、1つのラインに留まるよりは、ローミングを続けてマップを回るのが良いでしょう。

ローミングの時は味方のラインの状態を見ながら、The Man of Steelで敵ヒーローを味方の方へ押し出せば、かなりキルしやすくなります。Kryptonian StrengthやSpeeding Bulletもしくは普通攻撃で押し出すこともできますが、範囲が狭く難しいです。The Man of Steelで味方側に押し出した後、歩行状態のKryptonian Strengthで移動速度減少に繋ぐのがベストです。

飛行状態ではスキルの発動方向を指定できず、その時Supermanが向いている方向に発動します。従ってスキルを命中させた時、どの方向に押し出すのか、敵陣やタワーに突っ込んだりしないか注意しなければなりません。

Supermanは、飛行状態の攻撃に最大HP比例のダメージを与えるものが多く、後半になるほど強くなるヒーローです。最大HPに基づいたダメージを与えるので、HPアイテムが装備されるほど強くなります。もちろん全てのスキルが物理ダメージを与えるので、物理攻撃中心のアイテムセッティングでもダメージは大きくなりますが、物理攻撃よりはHP中心のアイテム装備で、攻防両方を強化するのが理想的です。

ライン戦の段階では、Kryptonian Strengthでダメージトレードをするものの、むやみに使ってはいけません。相手のタワー付近でスキルを使って、タワーの攻撃範囲に入ってしまう場合、ダメージを多く受け、死んでしまう可能性があります。ライン戦で厄介な相手は、機動性が高くスキルを避けられやすいヒーローや、遠距離からの牽制が強力なヒーローです。

特に長い射程距離で牽制してくるRyomaは、Supermanにとって難しい相手です。突進して近づこうとしても、相手は脱出スキルがあるし、牽制力の点ではSupermanはRyomaに劣るので、タワーの近くから逃れることもできずに倒されることもありえます。

アイテムは既に述べたように、とにかく防御アイテムを中心に装備するのが良いです。必須なのはFrost CapeとOdin’s Willで、他にはHP効果のある防御アイテムを中心に装備するのが良いでしょう。Shield of the LostやGaia’s Standardなどが代表的で、極端にHP中心のセッティングにするなら、Amulet of LongevityやCrimson Bannerも悪くありません。