PUBGが使用時間占有率1位を達成
韓国のBluehole社が開発しているMOFPS/TPSゲーム、『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)』が韓国のネットカフェで使用時間占有率1位を達成した。
世界的な大ヒットを記録しているPUBGだが、その人気は開発社のある韓国においても冷めることを知らない。
この5年間、韓国国内のネットカフェ占有率の週間ランキングは、『リーグオブレジェンド』、『オーバーウォッチ』の2つに占領されていた。イベントによって一時的に1位を記録した『FIFA ONLINE 3』などのゲームはあったものの、週間ランキングにおいては『リーグオブレジェンド』と『オーバーウォッチ』が常に覇権を握っていた。
Steamの有料ゲーム、また正式リリース前のアーリーアクセスゲームが1位を達成したという面でも意味のある結果だが、注目すべきはこれが一過性のイベントとしてではなく、継続して占有率が伸び続けた結果だということだ。一過性の動向ではないため、今後も占有率が上昇する可能性が高く、このまま1位が一週間続けば、この5年間海外ゲームが占領してきた週間1位の座を韓国産ゲームが奪還することになる。
特に『リーグオブレジェンド』は、2012年8月にNCSOFTの『ブレイドアンドソウル』とのし烈な競争の末に週間ネットカフェ占有率1位を勝ち取り、のちに203週連続1位の大記録を樹立した。その後1位のタイトルを奪ったのはブリザードのFPS『オーバーウォッチ』であり、以降この2つのタイトルが競争を繰り広げてきた。
PUBGがこのまま1位を達成し続ければ、韓国産ゲームとしては『ブレイドアンドソウル』以来およそ5年ぶりとなる週間占有率1位の奪還となる。
しかし今週のPUBGの1位達成はまだ覆される余地がある。今のところ『リーグオブレジェンド』とPUBGとの占有率の差はそれほど大きく無く、PUBGは10月18日現在24.28%のネットカフェ占有率を記録しているが、追随する『リーグオブレジェンド』との差は1%未満だ。これからも差を広げ、PUBGが週間1位を勝ち取ることができるかどうか、今後の展開が注目される。
Blueholeの開発中のPUBGは今年3月23日、Steamアーリーアクセスのリリース後、現在まで1500万セールスを突破している。また10月11日にはSteam同時接続数200万人を達成した。現在カカオゲームズとの協力で韓国国内向けのサービス準備が進められており、10月24日にはメディアショーケースを通してより詳細な内容が公開される。この日のイベントで、ネットカフェをはじめとする韓国向けサービス全般と詳細な計画が公開される予定だ。
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