韓国国内版PUBGはカカオゲームズがリリース
(出典:http://pubg.game.daum.net/pubg/event/preorder/index.daum)
今年最大の話題作、『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)』がカカオゲームズと提携し、韓国国内版を年内に正式リリースする予定だ。
カカオゲームズは9月7日、韓国向けサービスの公式サイトを開設し、リリースへ向けた準備を本格的に開始した。
カカオゲームズは、メッセンジャーアプリ「カカオトーク」で知られるカカオ社が提供するゲームサービスである。
韓国のゲーム会社Blueholeによるゲーム『PUBG』は、100人のプレイヤーが孤島で武器と乗り物を駆使し、最後の一人になるまで戦い抜くという、いわゆる「バトルロイヤル」ゲームだ。
まだ正式リリースされていないにも関わらず、Steamアーリーアクセスでの公開後、現在まで1500万セールスを突破、同時接続数200万人を達成するなど世界中でブームを巻き起こしている。
カカオゲームズの『PUBG』は、コンテンツおよび販売方式など全ての面においてSteam版と同一である。カカオゲームズは韓国内の多様なオン・オフラインイベント、ランパーティ、大会など通じた各種運営イベントを含め、コミュニティの活性化を積極的に支援するとして、韓国ユーザーに特化したサービス運営を提供する計画だ。
『PUBG』韓国向けサービスは今年中に開始する予定で、Steamでゲームを購入したユーザーは、従来の方法で遊ぶことができる。カカオゲームズは来る10月24日にメディアショーケースを開催し、ネットカフェをはじめとする韓国サービス全般の日程および細部戦略等を発表する予定だ。
カカオゲームズのキム・サング理事は「最高のゲームにふさわしい最高のサービスと運営、イベントを提供するために、あらゆる分野の専門家が集まっており、準備に万全を期している」と述べ、「『PUBG』が追及する公正な競争が世界的なブームの原動力であることをBlueholeとカカオゲームズ共に理解しているので、課金要素の追加変更などは全く考慮対象ではないという点を重ねて申し上げる」と明らかにした。
またカカオゲームズは年齢制限15歳以上バージョンの『PUBG』もリリースする予定だ。Steamで販売されているバージョンは年齢制限18歳以上であり、ネットカフェでは18歳未満のプレーヤーの取り締まりが課題であった。特に年齢制限18歳以上のゲームは取り締まりと処罰が厳しいため、高い人気にもかかわらず、ネットカフェのオーナーは『PUBG』の提供が大変であった。
(出典:http://pubg.game.daum.net/pubg/event/preorder/index.daum?page=preorder)
現在カカオゲームズ版『PUBG』は10月17日より事前予約キャンペーンを行っており、参加者全員にスキンアイテムをプレゼントする予定だ。また勝利時に表示されるメッセージ「勝った!今晩はフライドチキンだ!(日本語版は「勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!!」)」にちなんで、抽選で1000人にフライドチキンのギフティコン(無料引換券)が当たる。
一方で『PUBG』は9月13日に「今月の優秀ゲーム」に選ばれ、「2017年大韓民国ゲーム大賞」候補の資格を手に入れている。
候補に上がっている『PUBG』のライバルは、すでに大賞候補の資格を確保しているNCSOFTのモバイルゲーム『リネージュM』とネットマーブルゲームズの『リネージュ2レボリューション』だ。
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