FF14 – ロール(役割)の基本情報|クラス・ジョブごとに担当するパーティ内での役割と立ち回り方を解説

ファイナルファンタジー14(FF14)におけるロールについて、クラス・ジョブごとに解説いたします。ロールとはパーティ内における役割のことで、クラスやジョブによって求められる立ち回りが異なります。キャラクターのロールを理解し、役割に基づいて立ち回ることで、強力なモンスターとのバトルでも活躍することができます。

ロールとは

クラスやジョブごとに割り当てられるパーティ内での役割をロールと呼ぶ。

例えば、耐久力の高いナイトはパーティの盾となって敵の攻撃を耐え、火力の高い黒魔道士はとにかく敵にダメージを与えることを求められる。
逆に、ヒーラーである白魔道士が味方の回復を疎かにして、ひたすら攻撃しているようではパーティがうまく機能しない。

そのため、パーティプレイではロールに適した立ち回りが重要だ。

ロールの種類と該当クラス・ジョブ

ロールには以下の3種類がある。

タンク(Tank)

HPやDEFENCEが高く、耐久力に優れる。
最前線で敵の攻撃を集め、パーティの盾になるのが主な役割だ。
その性質から、先頭に立ってパーティを率いることになる。
タンクが狙っている相手を味方も狙うことが多いため、パーティの司令塔のような役割もある。

DPS

「Damage Per Second」の略称で、本来は「1秒間にどれだけのダメージを与えられるか」を指す。
『FF14』においては火力を担当するロールを指し、いわゆるアタッカー職に該当する。
双剣士やモンクなどのファイター系DPSと、黒魔道士や召喚士などのソーサラー系DPSに大別される。
直接ダメージはもちろん、毒などの継続ダメージを与えるのも重要な役割だ。

ヒーラー(Healer)

回復や蘇生を担当する、パーティの生命線
回復行動を取るキャラクターは敵から狙われやすいため、うまくタンクに守ってもらえるように意識して立ち回ろう。
味方のHPに余裕がある時などは、攻撃に参加したり補助を兼任するプレイヤーもいる。

ロール ジョブ クラス条件1 クラス条件2
タンク ナイト 剣術士Lv30 幻術士Lv15
戦士 斧術士Lv30 剣術士Lv15
暗黒騎士
DPS モンク 格闘士Lv30 槍術士Lv15
竜騎士 槍術士Lv30 斧術士Lv15
忍者 双剣士Lv30 格闘士Lv15
機工士
吟遊詩人 弓術士Lv30 格闘士Lv15
黒魔道士 呪術士Lv30 弓術士Lv15
召還士 巴術士Lv30 呪術士Lv15
赤魔道士
ヒーラー 白魔道士 幻術士Lv30 巴術士Lv15
学者 巴術士Lv30 幻術士Lv15
占星術師

巴術士のロールはDPSだが、ヒーラーである白魔道士と学者の取得条件に関わっている。

ロール別の役割と立ち回り方

最初からすべてを完璧にこなすのは大変だ。
STEPごとに少しずつできるように、練習しながら覚えよう。

タンク

STEP1:ヘイトを集める
タンクにとっての最優先事項である。
ヘイトとはモンスターからキャラクターに対する敵対心の指標で、敵視などとも呼ばれる。

モンスターはよりヘイトの高いキャラクターをターゲットにとるため、タンクは積極的にヘイトを稼ぎ、攻撃を自身に集めるのが主な役割である。
敵を攻撃してダメージを与える、味方を回復するなど、モンスターのヘイトはさまざま要因で溜まっていく。

  • モンスターを発見したら、遠距離攻撃を利用して真っ先に攻撃する
  • ヘイトの蓄積値が高い「挑発」などのスキルを使用する
  • 敵にコンボを叩き込み、ダメージを与えつつヘイトを稼ぐ
  • 複数の敵がいる場合は範囲攻撃でヘイトを集める
  • 攻撃が自分に集中するようになったら、防御強化アクションなどで受けるダメージを減らしつつ、攻撃に参加してヘイトを維持する

以上の点を意識して立ち回ろう。


STEP2:ターゲットを決める
タンクは真っ先にヘイトを稼いで敵からの攻撃を集めるため、探索時などは先頭に立ってパーティを引っ張ることになる。
また、味方のDPSやヒーラーはタンクのヘイトを超えてしまわないよう、タンクの行動を待ってから攻撃を開始することになる。
そのため、タンクがターゲットに選んだ敵を、味方も狙うというのがパーティプレイの基本的な戦い方だ。
どの敵から片づけるのかを決めるのも、TANKの役割である。

味方の混乱を避けるためにも、基本的には同じ敵を狙おう。
敵が複数いる場合は、範囲攻撃に巻き込んでヘイトを集めると良い。
狙っている敵がそろそろ倒れそうだな、と思ったら次のターゲットを決めて味方を誘導してあげよう。


STEP3:攻撃に参加する
相手を攻撃することでヘイトを集めることができるため、積極的に攻撃するのも重要な役割だ。
大きなダメージを与えるほど、相手からのヘイトも高くなる。
攻撃強化アクションも利用し、隙を見てガンガン殴っていこう。
剣や斧による攻撃は火力も充分に期待できる。


DPS

STEP1:周囲の動きを観察しよう
火力担当のロールではあるが、なにも考えずに攻撃を撃ちまくると敵のヘイトを稼いで攻撃の対象になってしまう。
タンクがきっちりヘイトを稼いだのを確認してから、タンクのヘイトを超えないように注意しつつ、持てる火力を存分に発揮しよう。

また、無力化した敵を攻撃して、復帰させてしまわないようにするのも重要だ。
初心者のうちは攻撃に必死なあまり、眠らせたりスタンさせた敵を殴って起こしてしまいがちである。
味方の行動や敵の状態を観察する癖をつけて、自分が攻撃すべき敵を見定めよう。
敵の攻撃に巻き込まれてしまわないためにも、周囲を観察するのは大事だ。


STEP:2敵の数を減らそう
DPSが火力を発揮して、短時間で敵を倒せば、結果的にパーティ全体の負担を軽減できる。
死にかけの敵には一気に攻撃を集中する、すぐに倒せそうな敵は先に片付けるといった動きができると、タンクやヒーラーの助けになる。
タンクのヘイトを超えないことが基本ではあるが、火力を活かして素早く敵を排除するDPSは頼もしい存在になる。


STEP3:敵の行動を妨害しよう
攻撃に慣れてきたら、補助にも挑戦してみると良い。
「スリプル」で敵を眠らせたり、「バインド」や「スタン」で敵の移動を制限できれば、グッと戦いが楽になる。
経験者の動きを観察して、有効な補助行動を覚えていこう。
戦術の幅が広がり、バトルがもっとおもしろくなるはずだ。


ヒーラー

STEP1:タンクを回復しよう
ヒーラーにも攻撃手段はあるが、本分はあくまで回復だ。
不用意に攻撃してヘイトを稼いでしまったり、回復用のMPがなくなってしまっては役割を果たせない。
最初のうちは無理に攻撃に参加せず、様子を見ながら回復に徹しよう。

回復はタンクを優先するのが基本だ。
乱戦時は自分やタンク以外の味方がダメージを受けることもあるが、緊急でないならタンクの回復を優先しよう。
タンク以外への回復は倒れない程度で良い。


STEP2:ヘイトを意識して行動しよう
回復行動はヘイトの蓄積値が高く、連発していると敵から狙われてしまう。
タンクのヘイトを超えてしまわないように、余分な回復は控えよう。

また、戦闘開始直後に回復行動をとると、敵から狙われてしまいやすい。
敵の攻撃がタンクに集まっているのを確認してから回復するようにしよう。
戦闘終了後や、次の戦闘に入る前に、しっかり味方の状態を整えておくのも大事だ。


STEP3:補助や攻撃に挑戦してみよう
回復役としての立ち回りができるようになったら、補助や攻撃にも参加してみよう。
敵の行動を妨害したり、味方を強化するといった補助は、地味ながら多大な効果を発揮することもある。

味方の強化は効果時間が長めなので、事前に使用しておくだけでもそれなりに有効だ。
素早やく倒せそうな敵がいる時は、攻撃に加わって速攻撃破を支援しよう。

繰り返しになるが、ヒーラーの本分はあくまで回復だ。
補助や攻撃は手が空いた時に留め、回復を疎かにしないよう注意しよう。

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