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シオン
キャラクター | 会話内容 |
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シオン | タクミ!今日のオレの戦い、見たか?無敵の騎士っぷりだったよな! |
タクミ | いや、まだまだだね。 |
シオン | 何だって!? |
タクミ | 例えば敵の大将に斬りかかっていったとき、射手を警戒した?隙だらけだったよ。 |
シオン | い、いやそれは、仲間がねらわれないようにわざと隙を・・・・・・。 |
タクミ | それに鎧を着込んだ相手を斬るときは、刃が通らないように継ぎ目を狙わないと。 |
シオン | ぐぐ・・・・・・。それはそうだけど、倒せたんだからいいじゃないか! |
タクミ | もっと強い相手が出てきたらどうするんだよ。次は気をつけて。 |
シオン | また、次は、かあ!タクミはいつになったら認めてくれるんだよ! |
タクミ | それは、強くなるしかないだろ。 |
シオン | 強くなるしかない、か・・・・・・。 |
タクミ | そう、強くなるしかないんだ・・・・・・。認めてもらうためには・・・・・・。強ささえあれば、比べられることもない。誰にも引け目っを感じたりしない・・・・・・。兄さんや姉さんだって、僕のことを・・・・・・。 |
シオン | 単純だけど、難しいな。タクミはどうやって強く・・・・・・? |
タクミ | ・・・・・・・・・・・・。 |
シオン | タクミ?大丈夫か!? |
タクミ | !!あ、ああ。ごめん、ぼうっとしてた。僕も、自分の強さに満足していないからね・・・・・・悩みは尽きないよ・・・・・・。 |
シオン | そうなのか・・・・・・。なら、そうだ!オレとふたりで強くなろうぜ!まずは、勝負だ! |
タクミ | お前と勝負?何で僕が・・・・・・。 |
シオン | オレは強くなってタクミに認めてほしいし、タクミだって強くなりたいんだろ?一石二鳥ってやつだよ! |
タクミ | いや、勝負したからって強くはならないと思うけど・・・・・・。 |
シオン | なら、オレの不戦勝だな!オレを認めたってことでいいんだよな? |
タクミ | 何でそうなるんだよ・・・・・・。そこまで言うなら力の差を思い知らせてやるしかないね。 |
シオン | そう上手くいくか?剣と弓じゃ、勝負にならないかもしれないぞ! |
タクミ | ふん・・・・・・確かに、一対一の接近戦に限れば、弓より剣のほうが有利だろうね。だけど、僕が弓しか使わないと、いつ言った? |
シオン | ま、まさか!? |
タクミ | 王子たるもの、白夜の武芸くらいはひととおり修めていて当然だろ。お前の甘い剣術、僕の刀で叩き伏せてあげてもいいけど? |
シオン | あれだけの弓の腕を持ちながら、刀を使いこなすなんて・・・・・・タクミ、流石だぜ!しかも、それに満足せずに、つよくなろうとがんばるなんて・・・・・・オレも見習わなくちゃ! |
タクミ | た、大したことじゃないよ。じゃあ、今日はもう休むから。勝負は明日してやるよ。 |
シオン | おう!明日、勝負だ!絶対に認めさせてやるからな! |
タクミ | やれやれ。ま、本当は認めてもいいけど・・・・・・あいつとの勝負は楽しそうだしな。 |
リン
キャラクター | 会話内容 |
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リン | タクミ!また無茶をしたわね!どうして危ないことぼかりするの? |
タクミ | また、リンディスか······。強くなるためだよ。 そのためには、危険な状況に身を置いて闘うことは必要だろ? |
リン | それで死んだら元も子もないじゃない。 あなたのきょうだいたちだって、あなたが傷つくことなんて望んでないわ。 |
タクミ | 僕は、きょうだいに認められるためにも、強くならなくちゃいけないんだ。 強くならなきゃ、僕が傷ついたって、きっと気にも留めてくれないよ······。 |
リン | 本気で言っているの······? |
タクミ | リンディス······? |
リン | そんなわけないでしよ‼あなた、家族を何だと思ってるのよ!? |
タクミ | いや、その······。 |
リン | あなたが傷ついて、リョウマたちが、悲しまないわけないわ! ましてや死んだりなんかしたら、永遠に悲しみ続けることになるのよ! |
タクミ | そんなことわからないだろ。僕が死んだって兄さんたちにはカムイが······。 |
リン | あなたは、あなたしかいないの。代わりなんて存在しない。 リョウマが死んだら、あなたはほかの誰かをリョウマのように慕えるの? |
タクミ | そんなこと、できるわけないだろ!リョウマ兄さんに、代わりなんていない!! |
リン | だったら、どうしてリョウマにとって、あなたもそういう存在だって思わないの!? |
タクミ | ······!でも、僕は強くないから······。 |
リン | 強さなんて関係ない! ······私の大事な仲間のひとりにね、フロリーナっていう子がいるの。 彼女は天馬騎士なんだけど、男が苦手で、すごい気が弱くて、いつも失敗ばかり······。 私を守る立場だけど、私が守ってあげることのほうが多いくらいなのよ。 |
タクミ | 守られるはずの人を守ってばかり······か。それでも、リンディスは構わないのか? |
リン | 彼女は私にとって、かけがえのない友連だしずっとー緒にいたいって思ってる。 そこには強さなんて関係ないわ。家族だったら、なおさらよ。 サクラはあなたより弱いと思うけど、あなたはどうでもいいって思ってるの? |
タクミ | いや、絶対にそんなことはない。サクラは大切な妹だ······! |
リン | リョウマも、ヒノカも、カムイも······、あなたに同じことを思ってるよ。 |
タクミ | ·····そうか。癲だけど、あんたに気づかされたよ。 僕は······甘えてばかりだった。自分のことも、きょうだいのことも······。 |
リン | よかった······嬉しいわ。タクミのことが本当に心配だったんだから。 きょうだいだけじゃなく、私にとっても、あなたはとても大事な存在なのよ。 |
タクミ | ······だったら、僕が無茶したときは、リンディスが守ってくれよ。 だけど、いつまでも守られてたりはしないからな。 あんたより強くなって、無茶するあんたを逆に守ってやる。 |
リン | ふふ······頼もしいわね!その時を楽しみにしてるわ! |
リズ
キャラクター | 会話内容 |
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タクミ | はあ、今日も疲れたな······。明日も早いし、早く休まないと。 ······ん、視線······!?こんな夜に······。誰だ!?どこにいる!? ·····う、うわあっ!て、天井に顔がっ! |
リズ | わーい!いたずら大成功! |
タクミ | うわあああああっ!な、何だ!?敵か!!? |
リズ | タクミさん!?リズだよ、リズ!! |
タクミ | リズl?·····リズか。 まさか、あんたのいたずらなのか?寿命が縮むかと思ったよ。 |
リズ | ごめんね。まさかここまで驚くなんて思わなかったから。 |
タクミ | 夜中に急に現れたら誰だって驚くだろ。それに、天井のあれ、何? |
リズ | ああ、あれは前にフレデリクが描いたお兄ちゃんの似顔絵だよ。そっくりでしょ? |
タクミ | あれがクロムの似顏絵だって······?ちょっと生々しすぎやしないか······? ······とにかく!もう金輪際、こんないたずらはしないでくれる? |
リズ | わかった!今度から、もうタクミさんが嫌がることはしないよ! |
タクミ | ······その台詞、前にも聞いたような気がするんだけど。 |
リズ | あれ、そうだったっけ? |
タクミ | うん。僕の髪紐を、花柄のリポンにすり替えたときだよ。 僕はそれに気づかないで、すごく恥ずかしい思いをしたんだからな。 |
リズ | あー···そうだったね。ごめんなさい、嫌な思いさせちやって······。 つい、いたずらしちゃうんだ······。でも、もうやめます。約束します。 |
タクミ | え?はあ······そんなに落ち込むなよ。僕も言い過ぎたよ。ごめん。 でも、あんたはどうして、そんなにいたずらばかりするんだ? |
リズ | タクミさんとは仲良くしたいけど、なんだかいつも、ピリピリしてるように見えたの。 話しかけづらくて、それで、いたずらすれば話す機会ができるかなって······。 |
タクミ | なるほどね······むしろ僕は警戒してたんだよ。こうして毎回いたずらしてくるから。 僕だって、もっと仲良くしたかったから、普通に話しかけてくれたらって思ってた。 いたずらじゃなくて、気軽に話しかけてきなよ。 そしたら別に、怒ったりしないからさ。 |
リズ | うん······そうだね。よかった! いたずらしたから警戒して、警戒してるからいたずらして······。 わたしたち、おかしなことで悩んでたんだね、タクミさん! もう、いたずらは絶対しないから······これからは、いっぱい話そう! |
タクミ | ああ、そうしよう。じゃ、和解もしたことだし、一緒にお茶でも飲む? 白夜の茶葉が少しあったはずだから、ちよっと待ってなよ。 |
リズ | うん、わかったよ。あっ、タクミさん!言い忘れてたんだけど······! |
タクミ | え?何?急いで戻るから、そのへんの本でも読んでうおああああああ! |
リズ | そこに落とし穴があるから気をつけてって言うつもりだったんだけど······遅かったか。 で、でも、さっき仕掛けたいたずらだから、許してくれるよね? |
タクミ | ああもう、許すから早く引き上げてくれよーっ! |
マークス
キャラクター | 会話内容 |
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タクミ | 100本のうち、70本が命中か…。くそっ、まだ鍛錬が足りないな。 もっともっと強くならないと、誰にも認めてもらえない······。 |
マークス | タクミ王子。こんな夕暮れまで訓練とは、ずいぶん熱心だな。 だが、無理はよくないぞ。朝からやっていたのだろう?少し休んだらどうだ? |
タクミ | ·····いえ。僕はまだまだ強くならないといけないんです。 僕のことを気遣ってくださっているのはわかります。でも、放っておいてください。 |
マークス | あまり無理に訓練をしても、集中力が失われるだけだ。素直に休んだほうがいい。 |
タクミ | ·····っ!休むなんて言えるのは、あなたのような強い人だけです。 僕も早く強くならなければ。少なくとも今の僕には、休む余裕はありません。 |
マークス | ほう、私が強いと言ったか、タクミ王子。······そうか、今はそう見えるのか。 私も、タクミ王子くらいの頃は、がむしゃらに訓練をしていたものだ。 |
タクミ | えっ······マークス王子も?なんだか意外です······。 |
マークス | ああ。だが、過度な訓練をして、体を痛めてしまったこともある······。 そのときは、剣を持っこともできず、強くなるどころか、腕が鈍ってしまってな。 しばらくは包帯だらけの姿で、きょうだいたちにもずいぷん心配をかけた。 |
タクミ | マークス王子でも、そんな失敗を······。 |
マークス | ああ。他にもあるぞ。幼い頃、腕試しにノスフェラトゥが巣食う森に行ったときだ。 私は暗夜の暗い森の中で、帰る道を見失ってしまった。 丸一日彷徨って、やっと戻ったときには父上にひどく叱られたものだ。 |
タクミ | どうしてそんな無謀なことを? |
マークス | 今のタクミ王子と同じだ。 早く強くなりたくて、ひとりで無茶な鍛錬をしていた。 強くならなければと気負うのはわかるが、訓練は適切に行わなければ意味を成さん。 当時の私は、それに気づいていなかった。今のお前の姿は、まるで昔の私だ。 |
タクミ | マークス王子······でも、僕は······。僕は、訓練をして、早く強くならないと。 |
マークス | ······ふう。その頑固なところも、昔の私と同じか。それならば······。 タクミ王子、私が鍛錬に付き合おう。 |
タクミ | ええっ?マークス王子が? |
マークス | 焦って闇雲に訓練を繰り返しても、すぐに認められるような強さは身につかない。 しっかりと先を見つめ、今やるべきことを着実にやっていくことが大切だ。 私なら、その助言をできる。ひとりで鍛錬するより成果が上がるぞ。 |
タクミ | ······そうですね。では、お願いします。 |
マークス | ああ、ではこれからは、いつでも私を頼るといい。 今のお前は、どうにも気になって、放っておけないからな。 |
タクミ | マークス王子······。ありがとうございます。 でも、僕があなたよりも強くなって、後悔しても知りませんよ? |
マークス | その時はその時だ。私とて、成長したお前に後れを取るつもりはないぞ。 |
タクミ | ふふ······はい、わかりました。やるからには全力でやります。 いつかマークス王子を超えられるよう、成長してみせますからね。 |
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