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リアン
キャラクター | 会話内容 |
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リアン | リョウマさん、ありがとうございます!白夜の歴史の話、勉強になりました! |
リョウマ | そうか、よかった。こちらからもひとつ、聞いていいだろうか。 |
リアン | ええ、もちろん。何でしょうか? |
リョウマ | 何故、お前は王になりたくないんだ? |
リアン | うっ・・・・・・、それは・・・・・・。私に向いていないからです。 |
リョウマ | ほう・・・・・・俺にはそうは思えんが。どういうところが向いていないんだ? |
リアン | 性格とか、資質、でしょうか・・・・・・。弟みたいに、皆を引っ張ってゆける人が王になるべきだと思うんです。 |
リョウマ | なるほどな。俺は王子で、お前たちと同じ立場だ。偉そうなことは言えんが・・・・・・。確かに王たる者は、人々を導いていかねばならんと考えている。 |
リアン | そうですよね!だから、王になるのは弟が・・・・・・。 |
リョウマ | 待て。俺が言いたいのは・・・・・・人々を導く方法は、ひとつではないということだ。皆を率先して引っ張っていく王もいれば、自然と皆がついていきたくなる王もいる。 |
リアン | それはそうかもしれませんけど・・・・・・。 |
リョウマ | お前にはお前の、弟には弟の、良さがある。同じやり方では、上手くいかない。可能なら、ふたりで手を取り合って王位に就けば良さそうだが、それは無理だからな。 |
リアン | その・・・・・・アイトリスでは、ふたりで王になることもできますよ。前例もあるみたいです。 |
リョウマ | なに・・・・・・?ははっ、できるのか。なら、丁度いいじゃないか。白夜でも暗夜でも、そういった決め事はないからな。できないと思い込んでいた。 |
リアン | 普通は、できないんだと思います。グストンでも聞いたことはありませんし。でも、私と弟が一緒に王になるなんて・・・・・・。性格だって合いませんよ? |
リョウマ | いや、性格が違うからこそ、互いに支え合えるというものだ。お前は慎重に物事を考えることができる。視野も広く、状況の分析も的確だ。一方、お前の弟は勇敢で行動力があるが、お前のような思慮深さはないだろう? |
リアン | まあ、そうですね・・・・・・。弟は突っ走りがちなので・・・・・・。 |
リョウマ | それでもお前の弟が力を発揮できるのは、後ろにお前がいるからこそだ。まあ、ゆっくり考えてみるといい。すべてはこの国を取り戻した後のことだ。 |
リアン | 他ならぬリョウマさんの言うことですから、しっかり考えてみます。 |
リョウマ | しかし、二人同時に王になれるとはな。そんなこと、考えたこともなかったぞ。しきたりを当たり前とは思わず、国のために何が最善かを考えるべきなのかもしれんな。そう、戦以外の方法で、手を取り合い、解決できるようなことがあるのかもしれん。 |
リアン | ええ!きっとリョウマさんなら、より良い形を見つけられると思います!素晴らしい王になって、みんなと仲良くやっていけますよ! |
リョウマ | お前こそ、弟と支え合うことができれば、立派に国を導くことができると思うぞ。ともあれ、俺たちの未来は俺たち次第だ。これからも、互いに精進していこう。 |
リアン | はい!前を向いて、頑張っていきましょう! |
アンナ
キャラクター | 会話内容 |
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アンナ | ふう、今回もたくさん仕入れたわね……。気合を入れて、荷降ろしといきますか。 |
リョウマ | アンナ、何をしている?女ひとりでその量を運ぶのは、無謀というものだ。 |
アンナ | ありがとう、その気持ちだけで受け取るわ。でも、慣れているから大丈夫よ。 私はずっとひとりで行商をしてきたの、だから……って、リョウマ!勝手に……。 |
リョウマ | ああ、すまん。先に運んでしまったが、構わなかったか? |
アンナ | はあ……もう、そこまでしてくれるならその厚意に甘えちゃうわよ? |
リョウマ | ふっ、最初からそうしておけ。 |
アンナ | 結局、最後まで手伝わせちゃったわね。おかげで予定より早く開店準備ができたわ。 こうやってリョウマにはいつも助けられちゃうんだから……。 今日こそは、お礼をさせてもらうわよ。さ、あなたにだけの出血大サービス! |
リョウマ | ……いや、そのような礼など必要ない。俺は仲間として当然のことをしたまでだ。 |
アンナ | またそういうことを……。私の商人としての信条に反するって言ってるでしょ! 武器が必要ないなら、何か仕入れてほしいものはないの? |
リョウマ | ……わかった。今日ばかりは折れよう。難しいものかもしれないが、大丈夫か? |
アンナ | 任せて!このアンナ、商人としての誇りに懸けて、何だって仕入れて見せるわ。 |
リョウマ | ふっ、アンナはいつも頼もしいな。俺が仕入れてほしいものは、白夜の食べ物だ。 大根などの根菜類、米、味噌、それから羊羹などの甘いものを頼みたんだが……。 |
アンナ | なるほどね。それ、全部あなたのきょうだいの大好物じゃない。 |
リョウマ | ほう!よく覚えていたな。たまには弟や妹たちを喜ばせてやりたいと思ってな。 |
アンナ | ふふっ、前から思っていたけど、リョウマってすごくきょうだい思いよね。 ……いいわ、任せて!すぐに仕入れる。ふふっ、実は、いい伝手があるのよ。 |
リョウマ | 流石はアンナだ。白夜のものを食べる機会はほとんどないからな。楽しみにしている。 |
アンナ | ……あ、でも、さっき言われた中にはリョウマの好物が入っていないわよ? |
リョウマ | ああ、俺としては、きょうだいが喜んでくれればそれでいい。 それに、俺の好物は白夜でも珍しいものだ。取り寄せるのも大変だろう。 |
アンナ | それでいいわけないでしょ!いつも他人のことを一番に考えるのは立派だけど……。 きょうだいだって、あなたの好物を一緒に食べて、あなたの喜ぶ姿を見たいはずだわ! ここは白夜じゃないんだし、たまにはわがままぐらい言って、自分を大事にして。 |
リョウマ | ……ふっ、そうだな。お前の言うとおりだ。気を遣わせてしまって申し訳ない、アンナ。 ありがたく、頼むことにしよう。柚子胡椒というものだが……頼めるか? |
アンナ | はい!ご注文、承りました!それだけ?他にはないの? |
リョウマ | では……、ついでに良い鶏肉も頼む。柚子胡椒をつけるとなると焼き鳥だからな。 |
アンナ | 任せて!必ず仕入れてあげるわ! |
リョウマ | 届いた日の晩は、お前にも夕餉を馳走させてくれ。きっと気に入るはずだ。 |
アンナ | あら、リョウマが腕を振るってくれるのね?ふふふ、楽しみにしてるわ。 |
マルス
キャラクター | 会話内容 |
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リョウマ | マルス王子は、若いのに立ち振る舞いがしっかりとしているな。 剣の腕も立っし······王族として非の打ち所がない。 |
マルス | リョウマ王子······!いいえ、とんでもありません。 こちらの世界に来てからも、己の未熟さを痛感してばかで······。 あなたのような強い王子になれるよう、努力しなくてはと思っていたところ です。 実は······ぼくは元の世界で祖国を奪われ、父と姉上すら失いました······。 ぼくに何も力がないばかりに、罪もない多くの者が······死んでいったんです。 戦う力と覚悟があれぱ······防げたかもしれなしれないのに······! |
リョウマ | ……!マルス王子も家族を失っていたのか。······俺と同じだ。 俺は幼い頃、目の前で父を失い……。カムイも奪われてしまった。 俺がもっと強ければ、そんなことは起こらなかったはずだ。 マルス王子の気持ちは痛いほどわかる。あのとき俺に、力があれぱ······! ······あの後、俺は誓った。皆を守れるような強い人間になると。 その誓いが、大切な白夜ときょうだいたちを守り抜くという覚悟を形作って いるんだ。 |
マルス | リョウマ王子も、父君を······。申し訳ありません。 ぽくは自分のことばかりで、あなたにそんな過去があったとは知らずに……。 |
リョウマ | いや、いいんだ。あのときの経験が、今の俺に繋がっている。 |
マルス | 話してくださってありがとうございますリョウマ王子、やはりあなたは強い 方だ。 力だけでなく心も······。僕はそんなあなたを目標にして、頑張っていきたい。 |
リョウマ | そうか。こうしてお前ほどの男に目標としてもらえるようになれたなら······。 俺も少しは強くなれたということだろう。ありがとう、マルス王子。 お前は、間違いなく立派な王になれる。俺が保証するまでもない。 |
マルス | そう言っていただけて、嬉しいです。 あなたに言われると、希望が湧いてきます。 |
リョウマ | マルス王子は俺より、ずっと立派な人物だ。 その若さで人を東ね、見事に軍を率い、闘いにおいても仲間を思うことを 忘れない。 俺のほうがマルス王子を手本として、成長しなけれぱと感じるくらいだ。 |
マルス | リョウマ王子に手本にしてもらうなんて、そんな……。 |
リョウマ | いいではないか。互いに学ぶべきところがあるということだろう? 俺は素晴らしい関係だと思うがな。 |
マルス | ……!そうですね。そのとおりだと思います。 |
リョウマ | 俺たちは二人とも、若くして父を失った。己の道は己で切り拓いていかねばならん。 これからも切磋琢磨し、お互いを高め合える仲でいようではないか。 |
マルス | はい、望むところです!よろしくお願いします、リヨウマ王子! 生まれた世界は違えど、境遇の似た僕たちが出会い、仲間となった……。 この絆は運命に違いありません。ふたりで歩んでいきましょう! |
リョウマ | ああ、共に王位を継がんとする身……、困難にも力を合わせて打ち克とう! |
クロム
キャラクター | 会話内容 |
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リョウマ | せい! でやーっ!! |
クロム | はぁーっ! たあああっ! |
リョウマ | はぁ……はぁ……。今日はここまでにしておくか。 |
クロム | はぁ……はぁ……そうだな。お前との手合わせは、普段の倍疲れる。 |
リョウマ | しかし、こうして手合わせを重ねるうちに、お前の剣筋が少し見えるようになってきた。 これまではずっと互角の勝負だったが、次はお前に勝てるかもしれんな。 |
クロム | なに?そうはいくか!俺だって白夜流の剣術に体が慣れてきたところだ。 見慣れない構えに最初は戸惑ったが、今ならいくらでも対処法があるぞ! |
リョウマ | いったな?俺とてイーリス流の剣術のクセは、すでに見切っている! |
クロム | …………。 |
リョウマ | …………。 |
クロム | ……ははっ!楽しいな、リョウマ。 |
リョウマ | そうだな、クロム、実に楽しい。 未知の剣術と対峙することが、こんなにも楽しいものだとはな。 |
クロム | ああ、なかなか経験できることではないし、互いに得るものも大きいと感じている。 リョウマの剣術は、正確な立ち回りで、的確に隙を突いてくる。 俺も少しは、お前のようなやり方を意識したほうがいいのかもしれないな。 |
リョウマ | いや、千変万化に応ずる自在の剣技こそクロムの持ち味……変える必要はあるまい。 鍛錬だけでは決して身につけられない、経験に裏打ちされた妙技だと感じたぞ。 |
クロム | はは、リョウマにそこまで言ってもらえると自信がつくな。 だが俺の剣は、単に経験を重ねてきた結果というだけじゃない。 守りたい者たちの存在、仲間との絆がおれをここまで成長させてくれたんだ。 |
リョウマ | 絆か……俺も同じだ。 きょうだいや仲間との絆があれば厳しい鍛錬が苦にならない。 過酷な戦いに身を置くことになっても、怯まず奮い立つことができる。 |
クロム | ああ。それこそが絆の力だ!この世界に来てからも多くの仲間を得た。 彼ら一人ひとりとの絆が、また俺を強くしてくれることだろう。 もちろん……リョウマ、お前との絆も俺にとってはかけがえのないものだ。 |
リョウマ | ふっ、キザな台詞を。……だが、俺も同じ気持ちだ、クロム。 お前ほどの者と親友になれて、本当によかったと思っている。 |
クロム | 親友か……いい響きだな、お前との絆があれば、怖いものは何もない。 |
リョウマ | ああ、俺たちなら何だってやれるさ。 |
クロム | 見ていてくれ。俺はお前と磨いたこの剣で、この先も仲間たちを守り抜いて見せる。 |
リョウマ | 俺も、大切なきょうだいや仲間に二度と手出しはさせないさ。 |
クロム | ……ところでリョウマ、話している間に疲れも取れてきたんじゃないか? |
リョウマ | ならばもう一本、手合わせしておくか! |
クロム | 望むところだ!……いくぞ!! |
ティアモ
キャラクター | 会話内容 |
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ティアモ | はっ!やっ!たぁぁっ! |
リョウマ | ティアモ、お前は、よく独りで訓練しているが、何か訳はあるのか? |
ティアモ | リョウマ様。訳は特にないんですが……。 ただ昔から、訓練の相手が見つからないことが多くて。 |
リョウマ | 見つからない?天才と名高いティアモの相手なら、喜んでお願いしたいところだが。 |
ティアモ | 天才……ですか。 そう呼ばれているせいなのか、かえって敬遠されることが多いんです。 騎士団時代は手合わせを頼んでも、どうせ負けるからと断られたり……。 だからそのうち、訓練はいつも独りでやる癖がついてしまって。 |
リョウマ | そうだったのか……。 |
ティアモ | でも、今は協力してくれる仲間がいるからもっと頼るべきでしたね。 いついかなるときに、あたしの力が必要になるかわかりませんから。 そこでみんなを守れないようでは、天才と呼ばれようと何の意味もありません。 |
リョウマ | ……騎士の鑑だな、ティアモは。真面目で力量も確かで。 ふと、俺の臣下を思い出す。名をサイゾウ、カゲロウという忍の者でな。 |
ティアモ | 忍というのは……? |
リョウマ | 任務の達人の事だ。カゲロウは警護、偵察、襲撃など何でもこなすし……。 サイゾウは、汚れ仕事が多くとも、文句ひとつ言わずに遂行してくれる。 その働き報いられていない気がして申し訳ない気持ちになることもあるがな。 |
ティアモ | 申し訳ないなんて思う必要はないですよ、リョウマ様。 自分が認める人に仕えられるなら、それがいちばんの喜びで、幸せなんです。 あたしには特定の主君はいませんが……臣下の気持ちならわかります。 サイゾウさんとカゲロウさんもきっと、そう考えているんじゃないでしょうか。 |
リョウマ | ……!驚いたぞ。 まさか、ティアモの口からサイゾウと同じ言葉が聞けるとはな。 自らを知り、自らが認める主に仕えることこそ、我らが無上の喜び……。 あいつは、そう言って、それ以上の報いなど要らぬと言うんだ。 カゲロウも、礼をしたいといっても、気持ちだけで十分だと言っていたな……。 |
ティアモ | うふふ。臣下として、これ以上ない方たちなんですね。 素晴らしい主従関係だと思います。 |
リョウマ | ああ、だから俺は、素晴らしい臣下に相応しい主であるべきだと思っている。 ティアモ、一緒に訓練をしながら、俺の主としての器を見定めてくれないか? もし器に不足があればいっそう訓練に励みお前に認められるようになりたい。 |
ティアモ | リョウマ様がそう仰ってくださるのなら、もちろん喜んでお相手させていただきます。 |
リョウマ | 礼を言う。この役目はティアモ、お前にしか果たせないと思っている。 武術に長け、臣下の心も理解し、何よりも俺の気持ちも汲んでくれている。 |
ティアモ | そんな……リョウマ様こそ、臣下の気持ちに応えようと努力を続ける、立派なお方です。 あたし、リョウマ様と訓練できて本当に嬉しいです。 |
リョウマ | この世界でお前と親しくなれたことは、俺にとって大きな財産になるだろう。 |
ティアモ | それはあたしも、同じ気持ちです。 今も、リョウマ様に話を聞いていただいて、なんだか心が軽くなりました。 |
リョウマ | それは何よりだ。次は一緒に訓練をしながらより深く語り合うとしよう。 |
カムイ(男)
キャラクター | 会話内容 |
---|---|
カムイ(男) | ・・・・・・あれっ、リョウマ兄さん、何してるの? |
リョウマ | ・・・・・・カムイか。座禅を組んでいたんだ。白夜式の精神修行とでも言おうか。 |
カムイ(男) | 精神修行・・・・・・? あ、ごめん!兄さんの邪魔をしてしまったみたいだね。 |
リョウマ | いや、構わん。それよりカムイ、お前もやってみないか? |
カムイ(男) | えっ? その、座禅・・・・・・を? |
リョウマ | ああ。忍耐力や集中力の鍛錬になるし、何より自分と向き合うこともできる。 |
カムイ(男) | へえ・・・・・・よし、リョウマ兄さん、やり方を教えてもらってもいいかな? |
リョウマ | ああ、まずここに座ってくれ。足を組み、反対側の脚を腿に乗せて・・・・・・。 |
カムイ(男) | あいたたたたた、これ痛いよ、兄さん! 足首がもげそうだ! |
リョウマ | あっははは、大げさな奴だ。まあ、初めてなのだから仕方ない。 今日は普通に足を組んで座るだけでいい。これは肉体の修行ではないのだからな。 |
カムイ(男) | 本当かなあ・・・・・・。・・・・・・こんな感じ? |
リョウマ | おお、上手いぞ、カムイ。そのままの姿勢を保ち続けろ。 |
カムイ(男) | わ、わかったよ・・・・・・! |
リョウマ | 座禅は心を無にして行うものだが、お前はまだ慣れていまい。話しながらにしよう。 どうだ? 軍にはもう慣れたか? 何か心配なことはないか? |
カムイ(男) | あははは、もう子供じゃないんだから。大丈夫だよ、みんな、いい人ばかりだし。 それに、今はこうして兄さんたちと一緒にいられるんだから。 |
リョウマ | ああ・・・・・・俺もお前と共にいられることが何より嬉しいぞ。 |
カムイ(男) | そういえば、ふたりでゆっくり話す機会も、ここに来てからはあまりなかったね。 |
リョウマ | そうだな。だからこれからは、お前の話を、いろいろと聞かせてくれ。 お前自身のこと、暗夜でのこと、白夜への想い・・・・・・何でもだ。 |
カムイ(男) | 僕も、いっぱい話したいし、兄さんの話もいっぱい聞きたいよ。 |
リョウマ | 喜んで話してやろう。きょうだいたちもお前と、ゆっくり話したがっていたぞ。 |
カムイ(男) | 本当かい? 嬉しいなあ。 いつかきょうだい全員で集まって、お話したいね。 |
リョウマ | そうだな。きっと、楽しい時間に違いない。 ・・・・・・カムイ。お前は俺にとっても、皆にとっても、かけがえのない存在だ。 どんなときも支え合い、助け合っていこう。 |
カムイ(男) | 兄さん・・・・・・。ありがとう! 僕もみんなのために、精一杯頑張るよ! |
リョウマ | ・・・・・・さて、座禅はこのくらいにしておくか。カムイ、楽にしていいぞ。 |
カムイ(男) | ふう、ようやく終わっ・・・・・・うおっ。足が・・・・・・痺れて・・・・・・いててててっ。 |
リョウマ | ははは、それが座禅というものだ。まだまだ修行が足りないようだな。 |
カムイ(男) | もう、笑ってないで助けてよ! 助け合うって言ったぱかりじゃないか! |
リョウマ | すまんすまん。今、起こしてやる。またこうして話そう、カムイ。 |
カムイ(男) | うん! 約束だよ! 今日は兄さんとたくさん話せて楽しかったんだから! |
リョウマ | ああ、約東しよう。お前との楽しい時間なら、いくらでも作るとな。 |
カムイ(女)
キャラクター | 会話内容 |
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カムイ(女) | ・・・・・・あれっ、リョウマ兄さん、何をしているんですか? |
リョウマ | ・・・・・・カムイか。座禅を組んでいたんだ。白夜式の精神修行とでも言おうか。 |
カムイ(女) | 精神修行・・・・・・? あ、ごめんなさい!兄さんの邪魔をしてしまったみたいですね。 |
リョウマ | いやいや、かまわん。それよりカムイ、お前もやってみないか? |
カムイ(女) | えっ? その、座禅・・・・・・をですか? |
リョウマ | ああ。忍耐力や集中力の鍛錬になるし、何より自分と向き合うこともできる。 |
カムイ(女) | へえ・・・・・・じゃあ、リョウマ兄さん、やり方を教えてもらってもかまいませんか? |
リョウマ | ああ、まずここに座ってくれ。足を組み、反対側の脚を腿に乗せて・・・・・・。 |
カムイ(女) | あいたたたたた、痛いです、兄さん! 足首がもげてしまいそうです! |
リョウマ | あっははは、大げさな奴だ。まあ、初めてなのだから仕方ない。 今日は普通に足を組んで座るだけでいい。これは肉体の修行ではないのだからな。 |
カムイ(女) | 本当でしょうか・・・・・・。・・・・・・こんな感じですか? |
リョウマ | おお、上手いぞ、カムイ。そのままの姿勢を保ち続けろ。 |
カムイ(女) | は、はいっ・・・・・・! |
リョウマ | 座禅は心を無にして行うものだが、お前はまだ慣れていまい。話しながらにしよう。 どうだ? 軍にはもう慣れたか? 何か心配なことはないか? |
カムイ(女) | あははは、もう子供じゃないんですから。大丈夫です、皆さんいい人ばかりですし。 それに、今はこうして兄さんたちと一緒にいられるんですからね。 |
リョウマ | ああ・・・・・・俺もお前と共にいられることが何より嬉しいぞ。 |
カムイ(女) | そういえば、ふたりでゆっくり話す機会も、ここに来てからはあまりなかったですね。 |
リョウマ | そうだな。だからこれからは、お前の話を、いろいろと聞かせてくれ。 おまえ自身のこと、暗夜でのこと、白夜への想い・・・・・・何でもだ。 |
カムイ(女) | 私も、いっぱい話したいですし、兄さんの話もいっぱい聞きたいです。 |
リョウマ | 喜んで話してやろう。きょうだいたちもお前と、ゆっくり話したがっていたぞ。 |
カムイ(女) | 本当ですか? 嬉しいです。 いつかきょうだい全員で集まって、お話したいですね。 |
リョウマ | そうだな。きっと、楽しい時間に違いない。 ・・・・・・カムイ。お前は俺にとっても、皆にとっても、かけがえのない存在だ。 どんなときも支え合い、助け合っていこう。 |
カムイ(女) | 兄さん・・・・・・。ありがとうございます! 私もみなさんのために、精一杯頑張ります! |
リョウマ | ・・・・・・さて、座禅はこのくらいにしておくか。カムイ、楽にしていいぞ。 |
カムイ(女) | ふう、ようやく終わっ・・・・・・ああっ。足が・・・・・・しびれて・・・・・・いたたたたっ。 |
リョウマ | ははは、それが座禅というものだ。まだまだ修行が足りないようだな。 |
カムイ(女) | もう、笑ってないで助けてください!助け合うって言ったぱかりじゃないですか! |
リョウマ | すまんすまん。今、起こしてやる。またこうして話そう、カムイ。 |
カムイ(女) | ええ! 約束ですよ? 今日は兄さんとたくさん話せて楽しかったんですから! |
リョウマ | ああ、約東しよう。お前との楽しい時間なら、いくらでも作るとな。 |
レオン
キャラクター | 会話内容 |
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リョウマ | レオン王、俺の休息に付き合ってくれないか。 |
レオン | 休息に付き合う、とは……?リョウ マ王子、どういう風の吹き回しです。 |
リョウマ | たまには休息を取れと、ヒノカに言 われたのだが……。 いざ休息を取ろうと思っても、何を していいのかわからなくてな。 |
レオン | なるほど。もちろん、構いませんけ ど……。今、あなたは帯刀もしていない。 ここで、僕があなたに襲い掛かった らどうするつもりなんですか? |
リョウマ | む、それは困るな。お前の魔法には、 丸腰ではとても太刀打ちできん。 |
レオン | 困る、って……のん気ですね。僕 たちは、かつて敵同士だったんですよ? |
リョウマ | ふ……。やる気なら、とっくにやっ ているだろう。 それに、そんなことをする状況では ないと、聡明なお前ならばわかっているさ。 |
レオン | ……そうですね。それに僕は、ひ とつ気になっていることがあります。 リョウマ王子が昨日の闘いで、僕を庇って怪我をしてしまったこと。 あなたにとって、僕は自分の身を危険に晒してでも守るほどの存在なんですか? かつて敵対した相手を、わぎわざ助ける必要なんてないはずです。 |
リョウマ | かすり傷で済んだんだ。気にするな。 |
レオン | そういうわけにはいきません。……借りを作ってしまったんですから。 |
リョウマ | 少し考え方を変えてみたらどうだ? 今、俺やお前が戦場で討たれたとしたら、白夜と暗夜は手を携えて戦えるだろうか? |
レオン | それは……難しいかもしれませんね。相手の責任すら追及するかもしれない。 |
リョウマ | そのとおりだ。しかし、今の俺たちには争っているような余裕はない |
レオン | ええ。それに、僕の魔法も、あなたの刀も敵と戦う上で重要な役割を担っています。 だから過去の怨恨のために僕を見殺しにするなんて、合理的ではないと? |
リョウマ | そうだな。……だがまあ、もう少し単純に考えるほうが、俺には好ましい。 せっかく友情を築くことができたのだ。友を助けるのに、理由など要らん。 |
レオン | 友……ですか。……はあ。さすがは白夜の第一王子ですね。 器の大きさに関しては、僕が勝てる見込みはなさそうです。 でも、それが弱みでもある。リョウマ王子は不用心すぎますよ。 第一王子であれば、何よりもまず自分の命を守るべきです。 民や、きょうだいや、それから、……僕のためにも危険な真似はやめてください。 |
リョウマ | そうだな。レオン王子の言うとおりだ。今後は己のことも、大切にしよう。 やはり、俺もお前の良いところをもっと見習わなければならんな。 いかなる戦況でも冷静さを崩さないお前の胆力は、見事の一言に尽きる。 真に大切なことを真っ直ぐに見抜くその目も、俺にはないものだ。 |
レオン | ……それなら、僕たちはお互いに、相手の長所を学び取っていきましょう。 |
リョウマ | ああ。これからも友として、互いを高め合っていくぞ、レオン王子。 |
レオン | ええ。見ていてください、すぐにあなたを超える、大きな男になってみせますから。 |
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