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シオン
キャラクター | 会話内容 |
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シオン | ほっ、やっ、はっ!・・・・・・今日の訓練はここまでにしとくか。 |
ルキナ | ここにいましたか。剣の鍛錬、ですか?疲れが溜まっているのではと思って探していたのですが・・・・・・。今の様子を見るに、大丈夫そうですね。 |
シオン | おう、全然余裕だぜ!ルキナこそ、平気なのか? |
ルキナ | 平気です。戦いが続く生活は、元の世界でも慣れていましたから。 |
シオン | そうか・・・・・・。ルキナのいた世界は、大変な状況だったんだよな。 |
ルキナ | はい・・・・・・とても言葉だけでは、伝えきれないほどの惨状でした。 |
シオン | なら、一刻も早く、この事態を解決して、元の世界に戻れるようにしなきゃな! |
ルキナ | そうですね。それを願っています。 |
シオン | それにしても、過去に戻るって不思議な経験だよな。自分の父親があんなに若くて、違和感はないのか? |
ルキナ | うーん、まあ、多少はありますね。でもそれよりは、お父様が生きていることの喜びのほうが強くて、気になりません。あ、私のいた世界では・・・・・・その、お父様はすでに亡くなっていたので・・・・・・。 |
シオン | そうだったのか・・・・・・!変なこと聞いて、ごめん、ルキナ。 |
ルキナ | いいんですよ。そうならないために、私が今、ここにいるんですから。 |
シオン | ん、でも未来から来たルキナが、過去を変えると、ルキナ自身はどうなるんだ? |
ルキナ | わかりません・・・・・・。元の世界に戻るのか、それとも、過去で身を隠し生きていくのか・・・・・・。いずれにせよ、過去を変えたからといって、私のいた未来が変わる保証はありません。 |
シオン | ええ!?保証はないの?そしたら、ルキナのいた世界は救えないのか? |
ルキナ | そうかもしれません。あの地のはずっと、私たちが去った後の焼け野原のまま・・・・・・。そう思うと、胸が痛みますが。 |
シオン | じゃあ、オレたちが行くよ! |
ルキナ | え・・・・・・? |
シオン | この世界が平和になったら、次はルキナの世界の番だ!焼け野原のままでいいはずがないよ。みんなで頑張って元に戻そうぜ! |
ルキナ | 私の世界は、すでに滅びかけている世界。そんなところへ行かせるわけには・・・・・・。 |
シオン | ルキナたちは、今、この国のためにたくさん頑張ってくれてるじゃないか!オレはそれと同じことをしたいだけだ。助け合うのが仲間だろ!? |
ルキナ | ・・・・・・ありがとうございます。あなたなら、もしかしたら本当に来てくれるかもしれませんね。 |
シオン | だろ!騎士は嘘をつかないからな! |
ルキナ | ですが・・・・・・、あなたはこの国を導く立場の人間です。気持ちはとても嬉しいのですが、その使命を捨ててはいけません。 |
シオン | だけど・・・・・・! |
ルキナ | どうかこの世界で頑張ってください。私たちも、私たちの世界で頑張りますから。 |
シオン | ・・・・・・・・・・・・わかった!なら、絶対に負けるなよ、ルキナ! |
ルキナ | もちろんです!あなたも、負けないでくださいね。 |
アンナ
キャラクター | 会話内容 |
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ルキナ | ふーむ・・・・・・。 |
アンナ | ちょっと何よ、ルキナ。そんなに見つめられたら照れるじゃない。 |
ルキナ | ご、ごめんなさい!つい、見てしまうんですよね・・・・・・。 |
アンナ | 付き合いも短くないんだし、いい加減、この顔に見慣れてくれないかしら。 |
ルキナ | そうなんですけど・・・・・・見れば見るほど、そっくりだなって思って・・・・・・。 |
アンナ | あなたの世界にいたアンナのことね? |
ルキナ | はい。 |
アンナ | どう?あなたの世界のアンナと私、どっちが可愛い? |
ルキナ | それは・・・・・・難しい質問ですね。 |
アンナ | あ、そういえばクロムも、自分の世界でアンナに何人か会ったって言ってたわね。 |
ルキナ | そのようですね。皆さん、行商人だったとか。 |
アンナ | えーと・・・・・・あ、そうか。クロムの世界のアンナに、ルキナは会っていないのね。ルキナがいた世界は、確か・・・・・・。 |
ルキナ | 私がいた時代は、父がいた世界の未来なんです。複雑ですみません・・・・・・。 |
アンナ | じゃあ、あなたが見た、私にそっくりのアンナっていうのは、つまり・・・・・・。 |
ルキナ | 父が出会ったアンナさんとはまた別の、私の時代にいたアンナさんです。 |
アンナ | なるほど・・・・・・。で、あなたの世界のアンナは何をしてたの? |
ルキナ | やはり、行商人をしていらして、私もよくお世話になっていました。ですが・・・・・・私の世界は邪竜ギムレーによって崩壊してしまって・・・・・・。生き残ったのは私と、わずかな仲間たちだけでした・・・・・・。 |
アンナ | じやあ、あなたの世界のアンナは・・・・・・。 |
ルキナ | わかりません。でも、イーリスが陥落してしまったときに、おそらく彼女も・・・・・・。助けてあげられなくて、申し訳ありません・・・・・・! |
アンナ | 謝る必要なんてないわ。もしかしたら、しぶとく生き延びているかもしれないし。 |
ルキナ | だと、いいんですけど・・・・・・。 |
アンナ | 別に慰めで言っているんじゃないの。私たちは、何というか・・・・・・タフなのよ。どんな過酷な状況にも適応できる図太さが売りみたいなものだから。 |
ルキナ | アンナさんがそう仰るなら、私·····。無事だと信じます。 |
アンナ | うん。それに、どんな別れ方だったとしても彼女はあなたのことを恨んでなんてない。だって、きっと彼女はルキナのことが大好きだったはずだもの。私が、あなたを大好きになったように、ね! |
ルキナ | アンナさん・・・・・・! |
アンナ | だから、あなたは何も気に病む必要なんてないのよ。わかった? |
ルキナ | はい・・・・・・ありがとうございます!私・・・・・・あなたとの絆は、私の世界にいた彼女が繋いでくれたものだと思うんです。だから、この絆を大切にしたい、あなたともっと仲良くしたい・・・・・・。そうすることで、彼女と、今自分を救ってくれたあなたに報いられると思いますから。 |
アンナ | ふふっ、それはもちろん、大歓迎よ。ありがとう、ルキナ! |
マルス
キャラクター | 会話内容 |
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ルキナ | マルス様!先程は、救援ありがとうございました!流石は伝説の英雄王・・・・・・同じ戦場に立てて、私、光栄です! |
マルス | ルキナ・・・・・・そんなに大したことはしていないよ。 |
ルキナ | いえ、私が危機に陥るや否や、颯爽と駆けつけてくださったではありませんか。仲間を助け、敵を討つ·····その姿はまさに英雄王そのものでした。数多の味方に慕われるだけでなく、時には敵さえも魅了したという・・・・・・。 |
マルス | 待ってくれ、ルキナ。いくらなんでもその伝説は誇張だろう。 |
ルキナ | 詩張などではありません!私はこの伝説が真実だと思います。マルス様は皆の希望そのものでした。だからこそ私は・・・・・・。マルス様のお姿を借り、その名に希望を懸けて戦い続けてきたんですから。 |
マルス | そ、そうか。でも、伝説とは違ったこともあるんじゃないか? |
ルキナ | え?そ、そうですね・・・・・・確かに、人柄は想像していたものと違いました。邪悪な竜を滅ぼしたと聞いていたせいか、厳しい武人のような方と思っていたんです。でも実際には、とても穏やかで、優しくて、仲間思いで・・・・・・。お話するだけで心が温かくなる、素敵な方だということがわかりました。 |
マルス | そこまで言われると・・・・・・。照れくさいのを通り越して、不思議な気分だよ |
ルキナ | ふふっ、そうやって飾らないお人柄なのも素晴らしいと思います。 |
マルス | だといいけど・・・・・・。そういえぼ、何でルキナはぼくの名を使っていたんだ?君だって立派な王女だったはずだ。名を偽らなくとも、人々を導けたんじゃないかな。 |
ルキナ | あの世界では、圧倒的な希望になれるような存在でなけれぱダメだったんです。私のいた世界は邪竜に支配され、絶望に覆われてしまっていて・・・・・・。民や仲閭の士気を上げるためには、そのお名前にすがるしかなかったんです。先程言ったとおり、マルス様は・・・・・・その伝説は、希望そのものでしたから。 |
マルス | そうか・・・・・・。ルキナは、本当に苦しい戦いを、経験してきたんだね。 |
ルキナ | ですが、マルス様のお名前にー番救われていたのは・・・・・・。私自身だったのかもしれません。マルスと名乗るだけで、まるで本当の英雄王になったように勇気が出たんです。・・・・・・ごめんなさい。お会いしたときから、ずっと謝らなければと思っていました。 |
マルス | 気にしないでよ。ぼくの名前が、君たちにとって役立つものであったなら、よかった。それに、君の活躍はきっと・・・・・・いや、必ずや英雄王の名に恥じないものだったと思う。 |
ルキナ | !ありがとうございます・・・・・・。マルス樣の存在は、私たちにとって本当に強い支えだったんです。今も・・・・・・。 |
マルス | でも、今の君を見ると、もうぼくの名前は必要なさそうに思えるな。君の持つ強さや、人としての魅力の前では、伝説も霞んでしまうよ。 |
ルキナ | そ、そんなことは・・・・・・。 |
マルス | ぼくも、君が目標とした英雄王に近づくため努力しないといけないね。この先に何が待つのかはわからないけれど、そのすべてを、乗り越えるためにも。 |
ルキナ | はい、ありがとうございます。私も、こうして共に戦わせていただく以上は・・・・・・。マルス様に少しでも近づけるように、精一杯、努力します。 |
マルス | うん、共に頑張ろう。お互いの未来のために! |
クロム
キャラクター | 会話内容 |
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ルキナ | お父樣、私・・・・・・。 |
クロム | ん・・・・・・?ルキナ、厳しい顔をしてどうした。 |
ルキナ | 私は・・・・・・私がいた絶望の未来を変えたくてそれだけを考えて戦ってきました。毎日、必死に生きてきて、心休まるときなどなかったんです。 |
クロム | そうか・・・・・・。お前はっらい戦いを乗り越えてきたんだな。 |
ルキナ | ですが、この世界に来てからは環境がー変してしまいました。未来を変えるという目標は変わりませんが、今やるべきことは、この国を救うこと・・・・・・。頼もしい仲間たちと出会い、こうしてお父様ともー緒に旅ができて・・・・・・。私、少し楽しいんです。こんな気持ち、ずっと忘れていました。 |
クロム | 楽しいなら、なぜそんなふうに浮かない顔をするんだ? |
ルキナ | だって、この世界も大変な状況だというのに楽しむなんて良くないと思います,だから、もっと気を引き締めないと・・・・・・! |
クロム | 大変な状況なのは確かだが、四六時中、深刻な顔をしていても仕方ないだろう。俺だって、この先、お前とー緒に何ができるのか、楽しみにしているんだ。 |
ルキナ | お父様・・・・・・!ありがとうございます。では、たまになら・・・・・・、楽しい気持ちになってもいいですよね。 |
クロム | ああ、せっかくこうして会えたんだ。何か俺と一緒にやってみたいことはあるか? |
ルキナ | え!?そ、そうですね・・・・・・。剣のお稽古とか・・・・・・。 |
クロム | 稽古か、いいだろう。むしろ俺から頼みたいと思っていた。 |
ルキナ | 本当ですか!ぜひ、お相手してください!私の技はすべてお父様から教わったんです。またー緒に稽古ができるなんて、感激です! |
クロム | それなら、明日から早速始めよう。他には何かあるか? |
ルキナ | 他に・・・・・・えーと・・・・・・。では、たまにふたりで散歩を! |
クロム | ああ、もちろんいいぞ。それから? |
ルキナ | ・・・・・・あ、ではー緒に、洗濯や掃除を! |
クロム | ほう、フレデリクに何か言われそうだが、俺はもちろん構わんぞ。 |
ルキナ | 本当にいいんですか?嬉しい! |
クロム | しかし、そんな些細なことでいいのか?もっと何かあるんじゃないのか? |
ルキナ | いえ、いいんです!私にとっては些細なことではありませんから!何気ない日常をお父様と共に過ごせるだけで私は本当に幸せなんです!・・・・・・こんな日が来るなんて夢みたいです。バチが当たりそうで怖いくらい。 |
クロム | お前はずっと頑張ってきたんだ。バチなんて当たるはずないだろう。今のお前はひとりじゃない。自分だけで何かを背負う必要はないんだ。 |
ルキナ | お父様・・・・・・。 |
クロム | これからは、もっと俺に甘えてくれていい。そうしてくれたほうが、俺も嬉しいしな。 |
ルキナ | では、普通の親子みたいに甘えてもいいのでしょうか・・・・・・? |
クロム | 俺たちは親子なんだ。当然だろう? |
ルキナ | ありがとうございます、お父様!これからはー緒に・・・・・・。 |
クロム | ああ。一緒に、運命を変えていこう、ルキナ。 |
リズ
キャラクター | 会話内容 |
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ルキナ | リズさん、そこにある弓を、こちらに持ってきてもらえますか。 |
リズ | はーい。あ、こっちにある剣はどうしよっか? |
ルキナ | あ、それはまだ手入れをしていないのでそこに置いたままで・・・・・・。きゃーーーっ! |
リズ | ど、どど、どうしたのルキナ!? |
ルキナ | むむ、虫が・・・・・・!ものすごく大きくて、わさわさしている虫が・・・・・・!! |
リズ | ひっ!?えっ、どこどこ!? |
ルキナ | リズさんの足元です!待っていてください、すぐに私が倒します! |
リズ | 足元っ!?・・・・・・きゃああっ!なにこれ!わきわきしてる!!気持ち悪い!! |
ルキナ | リ、リズさんに手出しはさせません!・・・・・・運命を変えます! |
リズ | 待ってルキナ!それ、お兄ちやんの剣だけど、怒られちゃわないかな!? |
ルキナ | ・・・・・・お、お父様の剣でしたか!?ならば虫退治の道具になどできませんっ! |
リズ | きゃーっ!そうこうしてる間にルキナの足元に・・・・・・! |
ルキナ | ヘっ!?きゃっ、こっちに来ないでくださーい! |
リズ | うう、き、気持ち悪いよお・・・・・・!で、でも、わたしが倒すしかないんだよね・・・・・・!いくよ・・・・・・必殺! |
ルキナ | リ、リズさん、あまり斧を振りかぶらないでください!天幕が! |
リズ | ええっ!?あ、ほんとだ!危なかったあ! |
ルキナ | ・・・・・・かくなる上は、このマントを犧牲にし、敵を包んで自由を奪い、粉砕しましょう! |
リズ | そ、そんなぁ!そのマント、二度と使えなくなっちゃうよ!? |
ルキナ | リズさんには指一本触れさせません!さあ、覚悟っ!・・・・・・あれ?・・・・・・虫、いなくなりましたね。天幕の隙問から出ていったのでしょうか。 |
リズ | そっかあ・・・・・・よかったあ・・・・・・。はあ・・・・・・どっと疲れたよお・・・・・・。 |
ルキナ | はい・・・・・・ここ最近でー番に疲れたかもしれません・・・・・・。リズさんには迷惑をかけてしまいましたね。やはり、次は私が仕留めます。滅殺です。 |
リズ | ・・・・・・ふふっ。 |
ルキナ | あっ、私の覚悟を笑ったんですか? |
リズ | 違うよー。大騒ぎしたのが楽しくて、つい。ルキナだって笑ってるじゃない。 |
ルキナ | そうですね。なぜか楽しくなってしまって。ですが、その原因が虫と言うのだけは耐え難いです。昔から虫は苦手で・・・・・・。 |
リズ | あはは、きっとそれはわたしに似たんだよ。わたしも、虫は大嫌いだもん。ヘヘっ、こうしてるとなんだかルキナと家族って感じがして、嬉しいなあ。 |
ルキナ | ・・・・・・!家族、ですか・・・・・・。・・・・・・ふふっ、私も嬉しいです。 |
リズ | ねえねえ、もっと似てるとこはないかな?好きな食ベ物とか、得意なこととか!親戚同士なんだし、もしかしたらもっと似てるところがあるかも! |
ルキナ | そうですね!リズさんとは、もしかすると似た者同上なのかもしれ・・・・・・。 |
リズ | どうしたの、ルキナ?え、わたしの足元・・・・・・?きやーっ!また虫が一!!! |
ルキナ | ま、まま任せてください、リズさん!今度こそ私が・・・・・・! |
フレデリク
キャラクター | 会話内容 |
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フレデリク | ルキナ様、どうぞ、紅茶です。あ、こちらはお茶請けです。 |
ルキナ | ありがとうございます・・・・・・。 |
フレデリク | 天幕の穴は先程、塞いでおきましたからね。出入口の雑草も抜いておきました。 |
ルキナ | あの、そこまでしていただかなくても、私、大丈夫ですよ。 |
フレデリク | 臣下の務めですから。夜は冷えますので、今はマフラーを編んでいるところです。 |
ルキナ | あっ、編み物なら私もできますよ。じゃあ私はお父様のマフラーを・・・・・・。 |
フレデリク | ああっ、その棒を抜いては! |
ルキナ | えっ?あっ!マフラーがほどけ・・・・・・。 |
フレデリク | 動かないでください!体に糸が引っかかって・・・・・・! |
ルキナ | きゃあーーっ!毛糸玉がっ!!すみません、フレデリクさん。私のせいでマフラーも糸もぐちゃぐちゃに・・・・・・。 |
フレデリク | いえ、私が驚かせてしまったからです。申し訳ありません。ですが、王族であるルキナ様にこのような雑用をさせるわけにはいきません。どうか、今後は控えていただけないでしょうか。 |
ルキナ | ・・・・・・でも、フレデリクさんは、いつ見ても忙しそうにしていますよね?あなたの力は、誰よりも信頼してます。だけど、手伝いたいんです! |
フレデリク | そういうところは、クロム様譲りですね。ふむ・・・・・・。・・・・・・もしや、私の負担が軽くなれぱ、その分クロム様を守ることに繋がると・・・・・・。心のどこかで、そう考えているのではありませんか? |
ルキナ | えっ・・・・・・?それは・・・・・・・・・・・・確かに、そうなのかもしれません。私が現れてから、フレデリクさんのお世話する対象が増えてしまいましたから。 |
フレデリク | それは当然です。ルキナ様をお守りすることは、クロム様をお守りすることと同じくらい大切ですから。ですが、それでクロム様のほうが疎かになるようなことはありませんよ。絶対です。 |
ルキナ | フレデリクさん・・・・・・。よかった。その言葉を聞いて、安心しました。 |
フレデリク | 貴方は、誰かに頼るということが、苦手なのかもしれませんね。 |
ルキナ | それは・・・・・・私は、お父様の娘として、皆を、守らなくてはいけませんでしたから。私が、誰かを頼りにするようでは、いけないと・・・・・・。 |
フレデリク | 今は、頼っていいんですよ、ルキナ様。ここには私の他にも、頼れる仲間が大勢います。ですから、ルキナ様も堂々と私に世話を焼かれていてください。 |
ルキナ | ・・・・・・はい、ありがとうございます,よろしくお願いします、フレデリクさん。でも、お手伝いはさせてください。純粋にやりたいなと思って・・・・・・ダメですか? |
フレデリク | それは・・・・・・。 |
ルキナ | あの・・・・・・お願いします。 |
フレデリク | ・・・・・・・・・・・・まったく。貴方にそう言われたら、断れませんね。 |
ルキナ | ありがとうございます。そうと決まれば、まずはー緒に、編み物しませんか! |
フレデリク | ええ、いいですよ。では折角ですから、私が考案した秘技を伝授しましょう。 |
ティアモ
キャラクター | 会話内容 |
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ルキナ | ティアモさん、どうしたんです?最近よく目が合いますね。 |
ティアモ | ごめんなさい、あなたの動作や表情がクロム様に似ているから、ついなんだか気になって、あなたに目が行ってしまうのよ。 |
ルキナ | まあ!私とお父様の仕草は、そんなに似ているでしょうか? |
ティアモ | ええ。例えば、敵を倒したあと剣を収める時の仕草はそっくりね。 |
ルキナ | そうだったんですか!ティアモさん、よければもっと教えていただけませか? |
ティアモ | うーん、そうね・・・・・・あとは、本のぺージをめくる指の向きや動きがまったく同じだし。食事中、肉を切るときの厚さなんかも寸分違わずー緒ね。それから・・・・・・瞬きをする回数とか、寝癖でねじれる前髪の本数なんかも似ているわ。 |
ルキナ | ティ、ティアモさん、よく見ていらっしゃるのですね・・・・・・!でも、とても参考になりました。今後もこの癖はなくさぬようにしなければ!自分では気づけないものですが、他の人から見ると、いろいろ似ているのですね!ふふっ、なんだか嬉しいです。お父様に似ている部分が、こんなにあるなんて。 |
ティアモ | あなたを見てると、本当にクロム様の子供なんだな、って感じがするわ。 |
ルキナ | ・・・・・・ティアモさん。私は、お父様のような立派な人になれるでしょうか。 |
ティアモ | あら、どうしたの、急に。 |
ルキナ | お父様と似ている部分がたくさんあるのはとても嬉しいのですが・・・・・・。私は、まだまだお父様には及びません。剣の腕前も、人格も。 |
ティアモ | ルキナ、大丈夫よ。あなたはきっとクロム様のような素晴らしい人物になるわ。 |
ルキナ | でも、私と同じくらいの年のお父樣を見ていると、私よりも立派で、完璧で・・・・・・。 |
ティアモ | 完璧ってわけじゃないと思うわよ。クロム様が自分でそう仰っているもの。むしろ、完璧である必要なんてない・・・・・・クロム様はあたしにそう教えてくれたわ。それぞれに欠けたところがあって、それを補い合うからこその仲間・・・・・・絆なのよ。 |
ルキナ | 絆・・・・・・!そうなんですね。ティアモさんの言葉で、気持ちが軽くなりました。互いを補い合う素晴らしい絆·····。私も誰かと結べているでしょうか。 |
ティアモ | ええ、あたしとルキナの間にはもう、素敵な絆が結ばれているんだもの。 |
ルキナ | ・・・・・・!ありがとうございます! |
ティアモ | それにルキナは女の子としても魅力的だし、人望も厚いし、このまま頑張れば大丈夫。 |
ルキナ | そんな・・・・・・女性としての魅力で言ったら、ティアモさんには敵いません!綺麗で優しくて、とても素敵な女性です!お父様だって、きっとそう思ってます! |
ティアモ | え・・・・・・!?そ、そうかしら。でも、ルキナに言われると、少し自信が湧いてくるわ。 |
ルキナ | 少しなんて言わないで、たっぷり自信を持ってください!万一、何か足りないところがあっても、私が補います。大切な仲間なんですから。 |
ティアモ | ありがとう、ルキナ。お互い自信を持って、頑張りましょ! |
ルキナ | はい!ティアモさんっ! |
ヒノカ
キャラクター | 会話内容 |
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ルキナ | ヒノカさん!素晴らしい活躍でしたね! |
ヒノカ | ルキナか。お前のほうが、よほど活躍していたと思うがな。 |
ルキナ | いいえ、ヒノカさんの薙刀の扱いは見事で、まさに向かうところ敵なしでしたよ! |
ヒノカ | 子供のころからずっと鍛えているからな。強くなるために、必死だったんだ。 |
ルキナ | あの····ヒノカさんは、どうしてそんなに強くなりたかったんですか? |
ヒノカ | それは、カムイを助けるためだ。 |
ルキナ | カムイさんを、助ける······? |
ヒノカ | ああ。カムイがまだ幼かった頃、あの子は暗夜王国にさらわれたんだ。 私がもっと強けれぼ、カムイを守ることができたかもしれない。 いつか、カムイを絶対に救い出すと誓って、私は薙刀を手に取った。 ······だが、今はこうしてカムイとー緒にいられるんだ。それで良しとしなければな。 |
ルキナ | 今も強さを求めるのは、これからもカムイさんを守るため、ですか? |
ヒノカ | ああ、そうだ。二度と同じ思いをしたくないし、させたくない。 何に代えてもカムイを、きょうだいたちを守ってみせる。それが私の目的だ。 ルキナはどうなんだ。なぜ強くなりたいと思ったんだ? |
ルキナ | ······強くなりたいというよりは、強くならなければいけなかったんです。 私のいた世界は、強大な敵の力の前に、滅亡に瀕していました。 戦うたびに、私たちは追い詰められて······。多くの仲間を失い、やがてお父様も······。 |
ヒノカ | あのクロムが!?まさか·····! |
ルキナ | 私も、信じられませんでした。今でも信じたくありません。 でも、だからこそ私は······、誰よりも強くなる必要があったのです。 絶望の未来で仲間たちを導くため······そして過去の世界でお父様を救うために! |
ヒノカ | お前の強さは、並々ならぬ覚悟と、大いなる目的に裏打ちされたものだった のだな······。 |
ルキナ | この世界で、無事にお父様とは出会えましたが······。 滅ぴの運命を変える、としいう目的は、まだ果たされていません。 |
ヒノカ | ああ。私と違い、お前の闘いは、まだ始まったばかりのようだ。 |
ルキナ | はい。お父様も、世界も······きっと、救ってみせます。 |
ヒノカ | お前は強い。それに、仲間を導く力だってある。 保証しよう、お前はもっと強くなる!必ず元の世界で、目的を果たすだろう。 |
ルキナ | ありがとうございます!ヒノカさんの保証が、何よりも自信になります! ヒノカさんは誰よりも強くて、仲問を守る力を持った方ですから! カムイさんやごきょうだいのことだって、絶対に守っていけると思います! |
ヒノカ | そうありたいが、まだまだ精進は必要だ。共に銀錬に励もう、ルキナ。 |
ルキナ | はい!ヒノカさん、これからもー緒に頑張りましょう! |
ヒノカ | 力を合わせて闘い、共に強くなるんだ。互いの目的を果たすために! |
エリーゼ
キャラクター | 会話内容 |
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エリーゼ | あっ! ルキナさん、ルキナさん!! こんなところにいたんだーっ! |
ルキナ | ルどうしたのです、エリーゼさん。そんなに慌てて・・・・・・まさか、敵襲ですか?! |
エリーゼ | もう、違うよ! ルキナさんと遊びたいの! ずっと探してたんだから! |
ルキナ | ヘっ? 遊びたい? ・・・・・・よかったです。しかし緊張感が足りないのでは・・・・・・? |
エリーゼ | でもマークスおにいちゃんが言ってたもん! お休みも大切なお仕事って。 |
ルキナ | 休息も仕事、ですか。・・・・・・正論ですね。 休みの間に疲労を回復し、仲間と親交を深める・・・・・・大事なことです。 |
エリーゼ | そうでしょ? だからね、今日はルキナさんと遊びたいなって思ったの! |
ルキナ | そうだったのですか・・・・・・。でもエリーゼさん、私は遠慮しておきます。 |
エリーゼ | ええーっ、どうして? ルキナさん、あたしのこと、嫌いになっちゃったの? |
ルキナ | いえ! それは絶対にありません! 私はエリーゼさんのことが大好きです, ・・・・・・ですが、私たちは別の世界の人間。いずれ離れ離れになってしまうんです。 仲良くなればなるほど、お互いに別れがつらくなってしまいますから。 |
エリーゼ | ふふ・・・・・・なーんだ、そんなことだったのね! よかったあ、ルキナさんに嫌われてなくて。 もちろんルキナさんと会えなくなるのはとってもつらいし、悲しいけど・・・・・・。 だからこそ今のうちに、いっぱい思い出を作るんでしょ! |
ルキナ | ・・・・・・! 思い出、ですか・・・・・・。 |
エリーゼ | そうだよ! 思い出があれば、ルキナさんのこと、いつだって思い出せるもん。 |
ルキナ | そう、ですね。思い出があれば・・・・・・思い出せる・・・・・・。 |
エリーゼ | ルキナさん・・・・・・? |
ルキナ | お父様は私が幼い頃に亡くなりました。でも、いろいろな思い出があります・・・・・・。 思い出があるからこそ、ここまで頑張ってこれた。お父様を救おうと思えたんです。 ・・・・・・そうですね。エリーゼさんとの思い出もきっといつか、かけがえのないものに・・・・・・。 よし、今日はとことん遊びましょう!さあエリーゼさん、何をしましょうか? |
エリーゼ | やったあ! ルキナさん、だーい好き! じやあ、あたし追いかけっこがしたーい! |
ルキナ | お、追いかけっこ・・・・・・? 追いかけっことは、どんな遊びですか? |
エリーゼ | えっ、ルキナさん、追いかけっこやったことないの? うそーっ! |
ルキナ | すみません、昔から遊びというものには緑がなくて・・・・・・。 |
エリーゼ | じゃあ、あたしが教えてあげるね! だいじょうぶ、簡単だよ! あたしが逃げるから、ルキナさんは10数えてから追いかけてきてね! あたしが捕まったら、今度はあたしがルキナさんを追いかけるから。 |
ルキナ | ・・・・・・要するに、走り込みですか! 暗夜では、遊びながら体を鍛えるんですね! |
エリーゼ | 全然違うよー! けど、ルキナさんと遊ベるならいっか! それじゃ逃げるよ! |
ルキナ | ええ、すぐに捕まえてみせます! 1、2、3、4・・・・・・。 |
エリーゼ | よーし、絶対捕まらないからね! |
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