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リアン
キャラクター | 会話内容 |
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リアン | リンさん、前から聞きたかったんですけど、ひとりでこの世界に来たんですよね。私たちと出会うまで、大変じゃありませんでしたか? |
リン | 心配してくれたの?ありがと。でも全然、平気よ。一時期は、草原にひとりで暮らしてたこともあったんだから。 |
リアン | 草原に・・・・・・ひとりで!?リンさんって、公女なんですよね? |
リン | 一応ね。母さんは公女だったんだけど、父さんと出会って駆け落ちしたの。父さんは草原の遊牧民、ロルカ族の長だったから・・・・・・。私は草原の民として育ったのよ。自分の出生のことは知らずにね。 |
リアン | 駆け落ちですか。想像できません・・・・・・。 |
リン | けど山賊団に襲われて、父も母も死んで・・・・・・ロルカ族はバラバラになっちゃった。それからしばらくの間、私はずっとひとりで生きていたの。 |
リアン | そんなことが・・・・・・。立ち入ったことを聞いて、ごめんなさい。 |
リン | いいの。昔の話だから、気にしないでね。 |
リアン | でも、リンさんが草原で暮らしてたって知って、なんだか腑に落ちました。 |
リン | 腑に落ちたって?やっぱり貴族らしくなかった?そうよね・・・・・・。 |
リアン | ああっ、そうじゃなくてですね・・・・・・。リンさんが素敵だなって思ってたんです!私も自分を偽ったりせず、リンさんみたいに真っ直ぐ向かっていきたいなって・・・・・・。私、いつも、王女や姉として、ちゃんとやらなきゃって考えちゃうんです。それで逆に失敗しちゃったり、自分の行いは正しいのかって悩み込んじゃったり・・・・・・。 |
リン | なるほどね。私も、あなたは公女です、っていきなり言われたときには、戸惑ったわ。公女として何をするのが正しいのか、私自身が何を目指せばいいのか・・・・・・。 |
リアン | リンさんも、私と同じような悩みを・・・・・・? |
リン | ええ。でもね、旅をしていくうちに、大事な仲間たちと出会えたの。頼れる軍師、面白い騎士のコンビ、昔からの友達のペガサスナイト・・・・・・。リンディス傭兵団、なんて名乗っちゃってね。私が、自分の生きる道を決められたのは、全部その仲間たちのおかげよ。 |
リアン | ・・・・・・そっか。私、わかりました。リンさんに傭兵団の仲間がいたように、私にも、たくさんの仲間がいます。だから、王女という立場からじゃなくって、仲間として、もっと頼ればいいんですよね? |
リン | そのとおりよ!仲間には、身分も、強さや弱さも、関係ない。困ったり、悩んだりしているときは、いつだって助け合うのが仲間でしょ! |
リアン | ええ、そうですね・・・・・・!そんな当たり前のことが、できていなかったなんて・・・・・・。 |
リン | 何言ってるのよ。もう、あなたはできているじゃない。今こうして、私を頼ってくれてるでしょ?仲間として、これ以上嬉しいことはないわ。 |
リアン | ・・・・・・ありがとうございます。リンさんは、私の、大切な仲間です! |
リン | 私にとっても、あなたは大切な仲間よ。何があっても・・・・・・これからも、ずっと! |
アンナ
キャラクター | 会話内容 |
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リン | ねえ、アンナ。あなたとは不思議な縁よね? |
アンナ | え? そうかしら。 |
リン | だって、この世界に来てから、知っている顔はあなただけだったのよ? 元の世界では、特別親しくしていたわけでもないのに・・・・・・。 |
アンナ | あ・・・・・・。リン、今さら言いにくいんだけど・・・・・・。 あなたの世界にも、アンナはいたのよね。 |
リン | え、ええ? 当たり前じゃない、何を言ってるの? |
アンナ | そのアンナと、私は、その・・・・・・別人なの。 |
リン | 別人・・・・・・? どっ、どういうこと? え? えええーっ!? そ、そうだったの? だって、見た目も名前もそっくりだから、私、てっきりバドンにいたアンナだと・・・・・・。 |
アンナ | バドン? そういう名前の町にいたのね。 |
リン | ええ、港町なんだけど・・・・・・。そこの酒場に、あなたとそっくりのアンナがいたの。 彼女とは、そんなに話したわけじゃないけど確か、恋人は海賊だったはずよ。 |
アンナ | ヘえ、酒場の看板娘だったのかしら? 海賊が恋人だなんて、やるわね・・・・・・。 |
リン | ・・・・・・あれ? でも、よく思い出してみると、闘技場とか、他の場所にもいたような・・・・・・。 |
アンナ | それはきっと、また別のアンナね。私たちはいろんな場所で暮らしているから。 この世界にだって、私以外のアンナが何人かいるのよ。 |
リン | うそ・・・・・・全然、気づかなかった! |
アンナ | 無理もないわ。私たちはそっくりだから、見分けられる人なんて、そうはいないもの。 |
リン | そ、そうだったのね・・・・・・。驚いたわ。何かおかしいとは思ってたんだけど・・・・・・。 |
アンナ | ごめんなさい、混乱させてしまって。全アンナを代表して謝罪します・・・・・・。 |
リン | 謝罪だなんて、いいのよ、そんな。私が勝手に勘違いしていただけだから。 それに、今ここにいるアンナが私の仲間であることは間違いないんだし。 |
アンナ | 本当に、そんなふうに思ってくれるの? |
リン | 当然だわ。アンナが何人いたとしても、仲間と呼ベるのは、あなただけだわ。 今まで、あなたとは何度も戦場を共にして助け合いながら戦ってきたでしょう? たくさんのアンナにお世話になったけど、あなたは、私にとって特別な存在・・・・・・。 そう、特別なアンナなのよ。 |
アンナ | 特別なアンナ・・・・・・。う、うれしい! なんて素敵な響きなの!? なんだか初めて自分が認められた気がする! リン、本当にありがとう! あ、もちろん私にとってもリンは特別よ? こうしてー緒に戦えて、仲良くなれて・・・・・・。 こんなことって初めてだから、たぶん私、一生忘れられないと思う。 |
リン | そう言ってもらえると、私もうれしいわ。これからも頼りにさせてもらうわね! |
アンナ | ええ、任せて! お互いに支え合って頑張りましょう! |
マルス
キャラクター | 会話内容 |
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リン | マルスって、絵に描いたような王子様よね。白馬に跨ってそう。 |
マルス | 突然どうしたんだ、リンディス? |
リン | あ、全然悪い意味じゃないからね。ただ、振る舞いが立派だなあって思って。 どうしても自分と比ベてしまうのよね。私って、草原育ちだから。 公女とは名ぱかりで、責族らしさのかけらもないじゃない? |
マルス | そうは思わないけど・・・・・・、もしそうだとしても、気にする必要はないよ。 リンディスは、人の上に立つ者としての資質を立派に備えているから。 |
リン | ほんとに? 正直に言っていいのよ。 |
マルス | 君には、誰にも負けない意志の強さや弱者の気持ちを思いやる優しさがある。 それらは、見かけの礼儀作法なんかより、よっぽど大切なものだと思うよ。 |
リン | ・・・・・・ありがとう。マルスに言われると、すごく心強い。 |
マルス | 君の父君は、立派な長だったんだろう? その資質を、君も譲り受けたんだろうね。 |
リン | そうだったら、嬉しいな・・・・・・。 後は、母さんのおしとやかさや美しさも、譲り受けていたら文句なしだったのにね! |
マルス | おしとやかさとは違うかもしれないけど、リンディスも美しいと思う。 君の戦う姿は、草原を吹き渡る風のようで、まるで美しい舞を見ているようだよ。 |
リン | ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 |
マルス | リンディス? 気を悪くしたなら、すまない。 |
リン | ううん、してないから大丈夫! ちょっとびっくりしたの。 私の、大切な仲間のひとりと、同じようなことを言うものだから。 |
マルス | よかった。その仲間というのは、元の世界の・・・・・・? |
リン | ええ、エリウッドっていうの。貴族なんだけど、思いやりがある人で・・・・・・。 身分の怪しい私を最初から信じてくれて、いろいろ助けてくれた恩人なのよ。 私は貴族があんまり好きじゃなかったけどエリウッドと知り合って変わったわ。 |
マルス | たぶん彼も、リンディスと出会ってすぐに君が持つ魅力に気付いたんだと思うよ。 仲間になれば、なおさら強く感じられる。君を美しいと言ったのも本心からだ。 ぼくも、その人も、君を大切な仲間だと思うからこそ、出た言葉なんじゃないかな。 |
リン | 照れくさいことを、さらっと言うのね! ・・・・・・あなたがたくさんの仲間に慕われているのも、わかる気がする。 ねえ、マルス。私、あなたを目標にしていいかしら。 やっぱり貴族らしい振る舞いも身につけなきゃいけないし・・・・・・。 何より、自分のためじゃない、仲間のために振るうその剣を、私は目指したい。 |
マルス | 突然だね。・・・・・・それなら、ぼくも君を目標にしてもいいかな。 君の剣はしなやかで力強いし、その自由で強靱な意思を、ぼくは尊敬しているから。 |
リン | ・・・・・・いいわよ。それじゃ、これからはお互いを目標にして頑張りましょ? |
マルス | うん。共に戦い、共に強くなろう。これからもよろしく・・・・・・リンディス。 |
チキ
キャラクター | 会話内容 |
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チキ | リン!何してるの?お空に何かいる? |
リン | ううん、そうじやなくて。ここからは見えない草原を思っていたのよ。 |
チキ | チキ、持ちあげようか?お空を飛んだら、すごく遠くまで見えるよ? |
リン | ありがとう。でも、飛んでも見えないの。私が思いを馳せてたのは、元の世界の、故郷の、草原のことだから・・・・・・。 |
チキ | そっか・・・・・・。ごめんね。そこまでは飛んでも見えないかも。 |
リン | いいのよ!その気持ちだけで十分。チキは良い子ね。 |
チキ | えヘヘ。リンにほめられて、うれしい! |
リン | ・・・・・・チキは、マムクート、というんだっけ。不思議な種族だね。私の世界にも、竜族はいるけど、チキとは、少し違うみたい。 |
チキ | !リンの世界にも、マムクートがいるの?どんな人!? |
リン | 私が知っているのはね、ニニアンとニルスっていう姉弟なの。氷竜に変身できて、未来を見通す不思議な力を持ったふたり・・・・・・。仲の良い友達でね、私も仲聞も、ふたりには何度も助けられたわ。 |
チキ | ふたりは、竜石っていうの、持ってなかった?チキたち、マムクートが変身するには、竜石が必要なの。 |
リン | へえ・・・・・・。そういえば、ニルスも竜石を持ってたって言ってた!それじやあ、ニニアンとニルスと、チキは、同じマムクートなのかもね! |
チキ | うん、ちがう世界にいるけど、おんなじ仲間なのかも・・・・・・!わたし、ニニアンとニルスと・・・・・・ともだちになりたいな。チキには、おじいちゃまはいるけど、ともだちのマムクートはいないの。マムクートは、人よりずーっと長生きでしょ?だから・・・・・・。 |
リン | そっか、私たちが死んでも、チキたちはずーっと生きてるのよね。寂しくならないように、長生きの友達が欲しいのも当たり前よね!わかった、チキにふたりを紹介してあげる。ふたりもチキのこと、必ず気に入るわ! |
チキ | やったあ!いっか、ぜったいに、ふたりに会いにいくからね! |
リン | それに、私にも会いにきてよね。私たちだって、絆で結ばれた友達でしょ? |
チキ | うん!チキ、リンとともだちになれて、とってもしあわせ!マムクートのちからで、リンを助けてあげるね!えっヘん! |
リン | もういっぱい助けてもらってるわよ?いつもありがとう、チキ! |
チキ | わたしも、リンにいっぱい助けられてるよ!ありがとう・・・・・・。 |
リン | うん!これからも、助け合っていこうね! |
ルフレ(男)
キャラクター | 会話内容 |
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リン | ルフレ、怪我はない?ふう・・・・・・無傷みたいね。 |
ルフレ(男) | おかげさまでね。リン、そんなに心配しなくて大丈夫だよ。軍師ってだけで頼りなく見えるのかもしれないけど・・・・・・。これでも戦場にはいつも出ているし、自分の身くらいは守って戦えるよ。 |
リン | あ、ごめん。そうだね。ついルフレのことを守らなきゃって気になっちゃうの。 |
ルフレ(男) | やっぱり守ってくれてたんだ?僕を気遣ったり、僕のほうに来る敵を食い止めたりしてくれてたよね。何か理由があるのかい? |
リン | もう完全に癖ね。元の世界では、いつも軍師をそばにおいて守りながら戦っていたから。そういう戦い方が染みついてるみたい。 |
ルフレ(男) | ヘえ・・・・・・。リンの仲間にも、軍師がいるんだね。 |
リン | ええ、あなたにも勝るとも劣らない、素晴らしい軍師がいる。しかも、雰囲気もどことなくあなたに似てるのよね。 |
ルフレ(男) | 僕に似ている、か。ちょっと会ってみたいな。優秀な軍師なら、それこそ戦術論を戦わせたり、新しい策の話をしたり・・・・・・。 |
リン | そうね、是非とも会わせたいところだけど、私の仲間の軍師は相当に無口なの。うまく話ができるかは、正直わからないわね。 |
ルフレ(男) | そんなにか・・・・・・。リンとは、ちゃんと話をするんだよね? |
リン | ええ、もちろん。でも無口な人だから・・・・・・。いちいち口に出さずに、みんながどこにどう動けぱ良いか示すこともあったわ。 |
ルフレ(男) | ええ!?どうやって? |
リン | それが、何となくわかるの。見えない矢印でもあるんじゃないかってくらい。 |
ルフレ(男) | 以心伝心というやつなのかな・・・・・・。実は物凄い軍師なんじゃないか? |
リン | どうだろう、わからない。でも、軍師は見習いらしいわ。 |
ルフレ(男) | 不思議な人だね。でもなぜだか、その軍師が他人には思えなくなってきたよ。 |
リン | そうでしょ?だからあなたのこともどうしても守りたくなるのよね。ルフレ、悪いけど戦場では私に守らせて。そのほうが落ち着くのよ、お願い! |
ルフレ(男) | うーん・・・・・・。リンにそこまで頼まれちゃ、仕方ないね。でも、僕だって、ただ君に守られてるわけにはいかないな。以心伝心で指示するその人みたいに、いや、それ以上に、立派な軍師になってみせるよ! |
リン | ええ、あなたなら、きっとなれるわ!私が保証する!でも、あなたがどんな立派な軍師になってもその背中はしっかり私に預けてもらうわよ? |
ルフレ(男) | もちろん、これからもよろしくね!頼りにしてるよ、リン! |
リン | ええ、任せてちょうだい!ルフレ、これからもよろしく! |
ルフレ(女)
キャラクター | 会話内容 |
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リン | ルフレ、怪我はない?ふう・・・・・・無傷みたいね。 |
ルフレ(女) | リンさんのおかげです。でも、そんなに心配しなくて大丈夫ですよ。軍師ってだけで頼りなく見えるのかもしれませんが・・・・・・。これでも戦場にはいつも出ているし、自分の身くらいは守って戦えるんです。 |
リン | あ、ごめん。そうだね。ついルフレのことを守らなきゃって気になっちゃうの。 |
ルフレ(女) | やっぱり守ってくれてたんですか?私を気遣ったり、私のほうに来る敵を食い止めたりしてくれてましたよね。何か理由があるんでしょうか? |
リン | もう完全に癖ね。元の世界では、いつも軍師をそばにおいて守りながら戦っていたから。そういう戦い方が染みついてるみたい。 |
ルフレ(女) | ヘえ・・・・・・。リンさんの仲間にも、軍師がいるんですね。 |
リン | ええ、あなたにも勝るとも劣らない、素晴らしい軍師がいる。しかも、雰囲気もどことなくあなたに似てるのよね。 |
ルフレ(女) | 私に似ているんですか。ちょっと会ってみたいですね。優秀な軍師なら、それこそ戦術論を戦わせたり、新しい策の話をしたり・・・・・・。 |
リン | そうね、是非とも会わせたいところだけど、私の仲間の軍師は相当に無口なの。うまく話ができるかは、正直わからないわね。 |
ルフレ(女) | そんなにですか・・・・・・。リンさんとは、ちゃんと話をするんですよね? |
リン | ええ、もちろん。でも無口な人だから・・・・・・。いちいち口に出さずに、みんながどこにどう動けぱ良いか示すこともあったわ。 |
ルフレ(女) | ええ!?どうやって、ですか? |
リン | それが、何となくわかるの。見えない矢印でもあるんじゃないかってくらい。 |
ルフレ(女) | 以心伝心というのでしょうか・・・・・・。実は物凄い軍師なのでは? |
リン | どうだろう、わからない。でも、軍師は見習いらしいわ。 |
ルフレ(女) | 不思議な人ですね。けれど、なぜだかその軍師が他人には思えなくなってきました。 |
リン | そうでしょ?だからあなたのこともどうしても守りたくなるのよね。ルフレ、悪いけど戦場では私に守らせて。そのほうが落ち着くのよ、お願い! |
ルフレ(女) | うーん・・・・・・。リンさんにそこまで頼まれては、仕方ないですね。でも、私だって、ただあなたに守られてるわけにはいきませんよ。以心伝心で指示するその人みたいに、いや、それ以上に、立派な軍師になってみせますよ! |
リン | ええ、あなたなら、きっとなれるわ!私が保証する!でも、あなたがどんな立派な軍師になってもその背中はしっかり私に預けてもらうわよ? |
ルフレ(女) | もちろん、よろしくお願いしますね!頼りにしていますよ、リンさん! |
リン | ええ、任せてちょうだい!ルフレ、これからもよろしく! |
クロム
キャラクター | 会話内容 |
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リン | クロム、ちょっといい?さっきの戦い、敵陣に突っ込み過ぎじゃなかった? |
クロム | そうか?確かに前に出ていた気はするが、危ないような場面はなかったぞ, |
リン | ・・・・・・あなた、この前の戦いのとき、私に何て言ったか覚えてる?リン、ちょっと前に出過ぎじゃないか?危ないぞ。・・・・・・って言ったのよ!まさか、忘れたの!? |
クロム | そういえば、そんなことを言ったかもしれん。 |
リン | そういえば、じゃないわよ。どうして私はダメであなたはいいわけ?女だからって危ないって言う気? |
クロム | いや、違う。男だの女だのは関係ない。ただ俺は乱戦に慣れているし、この腕なら多少の孤立でも・・・・・・。 |
リン | そう、そういうこと。クロムは私の力量をそう判断しているわけね・・・・・・。あなたといい、ヘクトルといい、男の人っていうのは、いつもいつも・・・・・・! |
クロム | おい・・・・・・リン。何だか目がすわってないか・・・・・・? |
リン | 決闘を申し込むわ!見てなさい!後でその言葉、後悔させてあげる! |
クロム | おい・・・・・・わかった、受けよう。だが俺が勝ったら、先陣は俺が切る。お前は出過ぎないでくれ。 |
リン | そっちこそ、私が勝ったら、戦場では引っ込んでるのよ!私が前に出るからね!さあ、叩きのめしてあげる! |
クロム | くっ・・・・・・はぁっ・・・・・・。思った以上にやるな、リン。 |
リン | あなたこそ・・・・・・。はあ・・・・・・はあ・・・・・・。私と互角だなんて、思ってなかったわ。 |
クロム | 悔しいが、引き分けか・・・・・・。もっと鍛えて、次こそリンを上回ってみせる。 |
リン | 望むところよ。私だって、あなたを倒す新しい形を探してやるわ。それはそうと、引き分けなら、勝負に勝ったら前に出るって話はどうするの? |
クロム | そういえば、そういう話だったな。勝負に夢中で忘れていた。それだけの腕があれば、俺が止めるべくもないだろう。好きにすればいい。 |
リン | 引き分けたのに、私だけ好きにするわけにもいかないわ。あなたも好きにしてほしい。 |
クロム | そうすると、俺とお前で先陣を争うことになりそうだな・・・・・・。 |
リン | いっそのこと、ふたり並んで敵陣に突っ込んでいっちゃえばいいんじゃない?私たちが並び立てば、道を塞ぐことのできる敵なんて、絶対いないもの! |
クロム | ふっ・・・・・・それはいいな。どんなに強い者でも、ひとりで罠にはまったり、敵に囲まれたりしては厳しい。リンにも、そういうことが起こらないか心配だったんだが、共にいれば安心だ。 |
リン | そんなの、あなただって同じじゃない。だから、突っ込み過ぎって心配したのに。 |
クロム | 俺たちは同じことを考えていたんだな。ならば、もう遠慮はいらないか。リン、次の戦いでは、共に先陣を切るぞ! |
リン | ええ、もちろん!ふたりで連携して、もっと多くの敵を蹴散らしてやりましょ! |
カムイ(男)
キャラクター | 会話内容 |
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カムイ(男) | ねえ、リン。君の剣技は、不思議だよね。 |
リン | そう? 何が不思議なの? |
カムイ(男) | 見たこともない動きというか。暗夜よりは、白夜の剣術に近いのかな。 |
リン | どっちかって言えば、そうかしら。これは、草原の民に伝わる剣技なの。 私は草原の民だから。父が、ロルカ族という部族の長だったのよ。 |
カムイ(男) | 草原の民? |
リン | ええ、遊牧民とも言うわね。草原を移動しながら暮らしているの。 |
カムイ(男) | 移動しながら・・・・・・? じゃあ、家はどうするの? |
リン | 必要ないのよ。ゲルという、持ち運びできる大きな天幕のようなものが家代わり。 季節の移り変わりに合わせて、水や食ベ物、安全な場所を求めながら移動するの。 |
カムイ(男) | 旅とも、違うんだろうね。どんな生活を送っていたのか、正直、想像もつかないよ! リンの暮らしていた草原は、どんなところなんだい? 広さは? |
リン | そうね・・・・・・私の故郷は、サカ草原といって、大陸でー番広い、大草原なの。 どこまでも広がる空と、風渡る草の海が、目の前にあって、果てが見えない。 |
カムイ(男) | 終わりが見えないほどの、大草原、か。きっと、絶景なんだろうね・・・・・・! |
リン | それはもう! カムイにも見せてあげたいわ。 それに、緑の草原を枕に寝転がったり、馬を駆ってどこまでも行ったり・・・・・・! 大地とひとつになる感覚は、他の何ものにも代えがたいの。 |
カムイ(男) | すごい・・・・・・。聞いているだけで、わくわくしてきたよ。 リンの生まれ育った草原・・・・・・ひと目だけでも、見てみたいな。 僕は、物心ついた頃からずっと、城塞の中で暮らしてたから・・・・・・。 広い景色や雄大な自然を、あまり見たことがないんだ。 |
リン | 城塞の中で・・・・・・? 外には出られなかったの? |
カムイ(男) | うん・・・・・・。だから、外の世界にずっと憧れてたんだ。 |
リン | 何それ、信じられない! 私だったら、息が詰まって死んじゃうわ! |
カムイ(男) | でも、暗夜のきょうだいたちや世話をしてくれるみんながいて・・・・・・。 さみしくはなかったし、楽しく暮らしていたんだよ。 それに、今は見るものすベてを新鮮に楽しめてるわけだから・・・・・・。 その点に関しては得だと思ってる。 |
リン | ・・・・・・カムイは前向きで、立派ね。ちょっと優しすぎる気もするけど。 |
カムイ(男) | そうかな。僕よりもリンのほうが優しいと思うよ。 |
リン | ・・・・・・決めたわ。この戦いが終わったら、私、あなたを草原に連れていく。 他でもないあなたに、私の生まれ育った草原を、感じてほしいから。 |
カムイ(男) | 本当かい? 嬉しいよ・・・・・・! |
リン | 方法を考えなきゃいけないけど・・・・・・、ここに私がいるんだもの。できるはずよ。 |
カムイ(男) | うん、そうだね。力を合わせれば、できないことなんてない! リン・・・・・・。必ずー緒に見つけようね! |
リン | ええ! 母なる大地と父なる空が・・・・・・きっと、私たちに力を貸してくれる。 |
カムイ(女)
キャラクター | 会話内容 |
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カムイ(女) | ねえ、リンさん。あなたの剣技って、不思議ですよね。 |
リン | そう? 何が不思議なの? |
カムイ(女) | 見たこともない動きというか。暗夜よりは、白夜の剣術に近いのでしょうか。 |
リン | どっちかって言えば、そうかしら。 これは、草原の民に伝わる剣技なの。 私は草原の民だから。父が、ロルカ族という部族の長だったのよ。 |
カムイ(女) | 草原の民、ですか。 |
リン | ええ、遊牧民とも言うわね。草原を移動しながら暮らしているの。 |
カムイ(女) | 移動しながら・・・・・・? じゃあ、家はどうするんですか? |
リン | 必要ないのよ。ゲルという、持ち運びできる大きな天幕のようなものが家代わり。 季節の移り変わりに合わせて、水や食ベ物、安全な場所を求めながら移動するの。 |
カムイ(女) | 旅とも、違うんでしょうね。どんな生活を送っていたのか、正直、想像もつきません! リンさんの暮らしていた草原は、どんなところなんですか? 広さは? |
リン | そうね・・・・・・私の故郷は、サカ草原といって、大陸でー番広い、大草原なの。 どこまでも広がる空と、風渡る草の海が、目の前にあって、果てが見えない。 |
カムイ(女) | 終わりが見えないほどの、大草原、ですか。きっと、絶景なんでしょうね・・・・・・! |
リン | それはもう! カムイにも見せてあげたいわ。 それに、緑の草原を枕に寝転がったり、馬を駆ってどこまでも行ったり・・・・・・! 大地とひとつになる感覚は、他の何ものにも代えがたいの。 |
カムイ(女) | すごいです・・・・・・。聞いているだけで、わくわくしてきました。 リンさんの生まれ育った草原・・・・・・ひと目だけでも、見てみたいです。 私は、物心ついた頃からずっと、城塞の中で暮らしていましたから・・・・・・。 広い景色や雄大な自然を、あまり見たことがないんです。 |
リン | 城塞の中で・・・・・・? 外には出られなかったの? |
カムイ(女) | はい・・・・・・。だから、外の世界にずっと憧れていました。 |
リン | 何それ、信じられない! 私だったら、息が詰まって死んじゃうわ! |
カムイ(女) | でも、暗夜のきょうだいたちやお世話をしてくださる皆さんがいて・・・・・・。 さみしくはありませんでしたし、楽しく暮らしていたんですよ。 それに、今は見るものすベてを新鮮に楽しめているので・・・・・・。 その点に関しては得だと思っています。 |
リン | ・・・・・・カムイは前向きで、立派ね。ちょっと優しすぎる気もするけど。 |
カムイ(女) | そうでしょうか。私よりもリンさんのほうが優しいと思いますよ。 |
リン | ・・・・・・決めたわ。この戦いが終わったら、私、あなたを草原に連れていく。 他でもないあなたに、私の生まれ育った草原を、感じてほしいから。 |
カムイ(女) | 本当ですか? 嬉しいです・・・・・・! |
リン | 方法を考えなきゃいけないけど・・・・・・、ここに私がいるんだもの。できるはずよ。 |
カムイ(女) | そうですね。力を合わせれば、できないことはありません! リンさん・・・・・・。必ずー緒に見つけましょう! |
リン | ええ! 母なる大地と父なる空が・・・・・・きっと、私たちに力を貸してくれる。 |
タクミ
キャラクター | 会話内容 |
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リン | タクミ!また無茶をしたわね!どうして危ないことぼかりするの? |
タクミ | また、リンディスか······。強くなるためだよ。 そのためには、危険な状況に身を置いて闘うことは必要だろ? |
リン | それで死んだら元も子もないじゃない。 あなたのきょうだいたちだって、あなたが傷つくことなんて望んでないわ。 |
タクミ | 僕は、きょうだいに認められるためにも、強くならなくちゃいけないんだ。 強くならなきゃ、僕が傷ついたって、きっと気にも留めてくれないよ······。 |
リン | 本気で言っているの······? |
タクミ | リンディス······? |
リン | そんなわけないでしよ‼あなた、家族を何だと思ってるのよ!? |
タクミ | いや、その······。 |
リン | あなたが傷ついて、リョウマたちが、悲しまないわけないわ! ましてや死んだりなんかしたら、永遠に悲しみ続けることになるのよ! |
タクミ | そんなことわからないだろ。僕が死んだって兄さんたちにはカムイが······。 |
リン | あなたは、あなたしかいないの。代わりなんて存在しない。 リョウマが死んだら、あなたはほかの誰かをリョウマのように慕えるの? |
タクミ | そんなこと、できるわけないだろ!リョウマ兄さんに、代わりなんていない!! |
リン | だったら、どうしてリョウマにとって、あなたもそういう存在だって思わないの!? |
タクミ | ······!でも、僕は強くないから······。 |
リン | 強さなんて関係ない! ······私の大事な仲間のひとりにね、フロリーナっていう子がいるの。 彼女は天馬騎士なんだけど、男が苦手で、すごい気が弱くて、いつも失敗ばかり······。 私を守る立場だけど、私が守ってあげることのほうが多いくらいなのよ。 |
タクミ | 守られるはずの人を守ってばかり······か。それでも、リンディスは構わないのか? |
リン | 彼女は私にとって、かけがえのない友連だしずっとー緒にいたいって思ってる。 そこには強さなんて関係ないわ。家族だったら、なおさらよ。 サクラはあなたより弱いと思うけど、あなたはどうでもいいって思ってるの? |
タクミ | いや、絶対にそんなことはない。サクラは大切な妹だ······! |
リン | リョウマも、ヒノカも、カムイも······、あなたに同じことを思ってるよ。 |
タクミ | ·····そうか。癲だけど、あんたに気づかされたよ。 僕は······甘えてばかりだった。自分のことも、きょうだいのことも······。 |
リン | よかった······嬉しいわ。タクミのことが本当に心配だったんだから。 きょうだいだけじゃなく、私にとっても、あなたはとても大事な存在なのよ。 |
タクミ | ······だったら、僕が無茶したときは、リンディスが守ってくれよ。 だけど、いつまでも守られてたりはしないからな。 あんたより強くなって、無茶するあんたを逆に守ってやる。 |
リン | ふふ······頼もしいわね!その時を楽しみにしてるわ! |
マークス
キャラクター | 会話内容 |
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リン | ··················。 |
マークス | リンディス、私の顏に何かついているか? |
リン | あ、ごめん。全然そういうんじゃないの。 マークスの姿を見てたら、仲聞の騎士たちのことを思い出してね。 |
マークス | リンディスがいた世界の仲間か。 |
リン | うん······じろじろ見ちやって、王子様相手に失礼だったかな。 |
マークス | いや、気にする必要はない。仲間の騎士とやらは、どんな者たちなんだ? |
リン | うーんと、私の家に仕える若い騎士でね、ケントとセインっていう二人組なの。 ケントはすっごく真面目で、私のためならどんな苦労も厭わず働いてくれる。 夜営のときはいつも、間違いがないようにって、ずっと私の寝床を見張っているのよ。 |
マークス | ほう······見上げた忠義心だ。リンディスには素晴らしい臣下がいるのだな。 その騎士の勤勉さを、私の臣下たちにも分けてほしいくらいだ。 |
リン | もうひとりのセインって人は············。想像したら、急に心配になってきた。 悪い人ではないんだけどね、その、ちよっと、手が早いというか······。 |
マークス | 要するに、女性をナンパするということだな。 |
リン | そうなの!初めて会ったときなんか、騎士の任務を忘れて、私をナンパしたのよ! 私の友達でも、道行く人でも、お構いなし!ちよっと美人だとすぐ声をかけて······。 |
マークス | まったくどういうっもりなのか······。私の臣下にもそういう男がー人いる。 |
リン | マークスのところにも? |
マークス | ああ、内勤を命じても放り出してナンパ。城下町の見回り中にも隙を見てナンパ! 平穏を保つための見回りが、奴が行くとむしろ民から城に苦情が来る始末だ······! ······おっと、すまん。私としたことが、少し取り乱してしまったな。 |
リン | いいのよ、その気持ち凄くよくわかるわ!あなたと私にも面白い共通点があるのね。 それに、マークスが取り乱すところが見られて、ちょっと得しちゃった気分だわ。 |
マークス | ······ふっ。表情が柔らかくなったな。 気分転換になったのであれば、図らずも怒った甲斐があったものだ。 |
リン | マークス···もしかして気遣ってくれたの? |
マークス | リンディスはたまに、故都に想いを馳せるような表情を見せるからな。 お前はひとりでこの世界に来たのだ。仲間が恋しくなることもあるだろう。 |
リン | ありがとう、マークス。とっても嬉しい! 確かに、いつもの仲問がいないと寂しいなって思うこともあるの。 ずっとー緒にやってきた仲間たちとの絆······こっちの世界に来て、改めて強く感じるわ。 |
マークス | 私にとっても、元の世界の臣下たちは、かけがえのない仲間だ。 何かと言いたいことはあるが······、こうして世界を隔てられると、寂しさが先に来るな。 |
リン | でも、今の私は、幸せよ。元の世界の絆だけじやない······。 マークスたちとの絆だって、強く感じられるんだもの。 |
マークス | ああ、世界を越える強い絆······、私も確かに感じているそリンディス。 |
セリカ
キャラクター | 会話内容 |
---|---|
リン | ねえ、セリカ。これだけ親しくなったのに、まだ、私に遠慮していないかしら? |
セリカ | 遠慮?そんなつもりはないけれど・・・・・・。 |
リン | 今だって、ひとりで退屈してたでしよう?それなら私を呼んでくれたらいいのに。 |
セリカ | ふふ、ありがとう。でも退屈だからって用もなく呼び出したら迷惑でしよう。 |
リン | 友だちってそういうものよ?セリカは王女様だから慣れてないのかしら。 |
セリカ | そんなことないわ。私だって、村や修道院にたくさん友達がいたもの。それに、私が王女様だって言うなら、リンディスだって公女様じやない。 |
リン | そうだけど、私は草原で育ったでしよう?公女様だなんて呼ばれるとくすぐったいわ。 |
セリカ | 私だって、ずっと修道院で暮らしていたの。お城で過ごしたのは子供の頃だけよ。 |
リン | ヘえ、そうなんだ!じやあ私たちは境遇も似ているのね。 |
セリカ | でも、あなたは自分が公女であることを知らずに育ったのよね?私は・・・・・・自分が王女であることを最初から知っていたわ。 |
リン | それなのに、お城には戻らなかったの? |
セリカ | 戻れば、殺されていたわ。私はある人に助けられてお城を出たの。そして、クーデターが起こって・・・・・・。私以外の王族は皆、殺されてしまったわ。・・・・・・私は、王女になんて生まれたくなかったの。生き残りの王女なんて、争いの種になるだけだわ。 |
リン | セリカ・・・・・・私も大切な家族を殺されたからあなたの気持ちはわかるつもりよ。だけど私は、自分の血筋がわかったことで生きる目的ができたし、祖父にも会えた。支えてくれる友人もいたしね。それは、とても幸せなことだったと思う。あなたにだって、そういう大切な人がいるはずよ。 |
セリカ | 大切な人・・・・・・ええ、いるわ。 |
リン | あなたがもし王女として生まれていなければその人とは出会えなかったかもしれない。だから、自分の生い立ちを否定しなくても、私はいいと思うの。 |
セリカ | ええ・・・・・・。 |
リン | だって、私が公女だろうと草原の民だろうとおじいさまは、おじいさまだもの。そういう大切な人たちのために、何ができるかってことが大事なんだと思う。 |
セリカ | リンディス・・・・・・。ありがとう。私、身分のことを気にし過ぎていたのね。そのせいで、大切な人につらい思いをさせてしまった・・・・・・。自分が何をするべきなのかってこと、本当はわかっていたはずなのに・・・・・・。これからは、ありのままの自分を受け入れて大切な人のために何ができるか考えるわ。もちろん、その大切な人には、リンディス、あなたも含まれているのよ? |
リン | 私だって!あなたはもう、私にとってかけがえのない友人だと思っているわ。だから・・・・・・ひとりで退屈してるくらいなら、すぐに私を呼ぶのよ?いいわね? |
セリカ | ふふ、そこに戻るのね。ありがとう、リンディス。 |
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