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シオン
キャラクター | 会話内容 |
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シオン | はっ・・・・・・! |
マークス | ふっ、どうした?ぬるいぞ! |
シオン | うわっ・・・・・・! |
マークス | はは、まだまだだな。踏み込みがまだ甘い。それでは、私には届かんぞ。 |
シオン | つ、強い・・・・・・。勝てる気がしない。マークスは、どうしてそんなに強いんだ? |
マークス | それは、私がお前と同じように訓練を積んできたからだ。お前もこのまま訓練を重ねればさらに強くなれるだろう。 |
シオン | じゃ、じゃあ、いつかはマークスに勝てるかな!? |
マークス | ああ。お前は筋がいい・・・・・・。きっと私などすぐに超えられる。 |
シオン | そうか・・・・・・!ははっ、オレ、頑張るよ!もっと訓練して、もっと強くなる! |
マークス | ・・・・・・お前はなぜ、そこまで強さを求めるのだ。 |
シオン | 決まってる。オレは皆を守れるような強くてかっこいい騎士になるんだ! |
マークス | ほう・・・・・・それは立派な夢だな。だが、お前は王子だろう?王にならないのか? |
シオン | ならないよ。王は、弱くてかっこ悪いからイヤだ。オレは、父上のような、みんなに守ってもらうばかりの弱い王なんてごめんなんだ。だからはオレは剣を磨いて騎士になる。王位を継ぐのは姉さんでいい。 |
マークス | ・・・・・・私は先代の王のことを知らないが、果たして、本当に弱かったのか? |
シオン | 当たり前だろ。いつも病気がちで、武器もろくに扱えなかったって聞いたぞ。 |
マークス | ・・・・・・武器の扱いなど大した問題ではない。人の強さとは、もっと内面的なものだ。どれほどの戦巧者でも、貫くべき信念もなく前へ進む覚悟もない者なら強いとは言えん。 |
シオン | 信念や、覚悟・・・・・・? |
マークス | 私には、先代が弱い人だったとは思えない。今のアイトリスの村や民を見ればわかる。敬うべき王だったからこそ、民は王に従い、お前の母君は、王を支えたのではないか? |
シオン | ・・・・・・でも、オレは自分の力で、みんなを守れる強い男になりたいんだ!マークスの言いたいことはわかるけど、オレは父上を目標になんてできないよ。 |
マークス | 父君をそのように言うな。それに、お前の目標は、騎士でなくても達せられる。王として国を治めながら、ひとたび戦場に出れば、自ら前線に立って兵と共に戦う。そのような強い王もいる。私の父、ガロン王は、そういう王だった。 |
シオン | マークスの父上が・・・・・・。戦う、王か・・・・・・。 |
マークス | ああ、強く、厳しくも、民そして国を導いてくれる王だった。だからこそ、何があっても父についていくと私は決めたのだ。何があっても・・・・・・。王子として生を受けたお前にとって、王になることは無理な道ではないだろう。お前の目的のために、何をすべきか。何になるべきかを・・・・・・よく考えるといい。 |
シオン | ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 |
マークス | ・・・・・・さあ、休憩はここまでにしよう。全力でかかってこい! |
シオン | マークス・・・・・・。・・・・・・おう!今度こそ、一本取ってみせるぜ! |
マルス
キャラクター | 会話内容 |
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マルス | マークス王子、何をしているんですか? 戦いも終わったばかりだというのに、そんなふうに書類に筆を走らせて······。 |
マークス | む、マルス王子か。これは、先程の闘いを記録しているのだ。 王族として相応しい立ち振る舞いができていたか、確認する意味もある。 |
マルス | ぼくには、すばらしい立ち振る舞いをしているように見えましたよ。 そもそも、マークス王子の王族らしからぬ姿なんて、見たことがありません。 戦場でも、戦場以外でも、あなたの立派な立ち振る舞いは、ぼくにとって手本です。 |
マークス | そう言ってもらえると、ありがたいが······自分ではなかなか満足がいかなくてな。 立派だった父、ガロン王の姿を思い出すと、私などまだ未熟だと感じてしまう。 |
マルス | ヘえ······では、あなたの父君は、あなた以上に立派な方なんですね。 |
マークス | ああ。先頭に立って皆を率いていく、力強い王だった。 戦場でも常に最前線で闘い、しっかりと国を守っていたんだ。 |
マルス | 目標とすベき素晴らしい父君が側におられるなんて、羨ましい限りです。 |
マークス | そうだな······。今はもう、昔の話だが。 |
マルス | え? |
マークス | マルス王子の父君はどうなんだ? マルス王子の立ち振る舞いを見る限り、父君もさぞかし立派な王なのだろう? |
マルス | 実は······父は数年前、同盟国の救援に向かい、そのまま帰らぬ人に······。 |
マークス | ······!では、父君はすでに······。 そうとは知らず浅はかなことを言ってしまったな······すまない。 |
マルス | 浅はかだなんて、とんでもない。どうか気になさらないでください。 |
マークス | ······しかし、父君が立派な王だったというのは当たっていたようだな。 己の命を投げ打ってでも、民のために闘えるとは、まさに真の王だ。 そしてその意志は、間違いなくマルス王子の中に生き続けている。 仲間のため、アイトリスのため、自分の身を省みず闘っているではないか。 父君もきっと、その成長を頼もしく見守っているに違いない。 |
マルス | ありがとうございます······! 父を尊敬し、目標にしてきたので、もしそうだったら嬉しいです。 |
マークス | 私も、まだまだ努力を重ねなくては。マルス王子を見習ってな。 |
マルス | ですがマークス王子も、とても立派な方だと思います。 先程の戦いでも、まさにあなたの話すガロン王そのものの活躍でしたから。 |
マークス | そうか······。喜ばしい言葉をありがとう、マルス王子。 |
マルス | いえ、感じたままを言っただけです。 マークス王子、これからも、ぼくと王族のあるべき姿を語り合ってもらえませんか? あなたの話はためになりますし、何より、ぼくとあなたであれば······。 互いに高め合うことで、王族としてももっと成長できる気がするんです。 |
マークス | 喜んで付き合おう。私にも、もっとマルス王子の話を聞かせてほしい。 互いのことをさらに理解し合い、共に前に進みたいものだな。 |
リン
キャラクター | 会話内容 |
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リン | ··················。 |
マークス | リンディス、私の顏に何かついているか? |
リン | あ、ごめん。全然そういうんじゃないの。 マークスの姿を見てたら、仲聞の騎士たちのことを思い出してね。 |
マークス | リンディスがいた世界の仲間か。 |
リン | うん······じろじろ見ちやって、王子様相手に失礼だったかな。 |
マークス | いや、気にする必要はない。仲間の騎士とやらは、どんな者たちなんだ? |
リン | うーんと、私の家に仕える若い騎士でね、ケントとセインっていう二人組なの。 ケントはすっごく真面目で、私のためならどんな苦労も厭わず働いてくれる。 夜営のときはいつも、間違いがないようにって、ずっと私の寝床を見張っているのよ。 |
マークス | ほう······見上げた忠義心だ。リンディスには素晴らしい臣下がいるのだな。 その騎士の勤勉さを、私の臣下たちにも分けてほしいくらいだ。 |
リン | もうひとりのセインって人は············。想像したら、急に心配になってきた。 悪い人ではないんだけどね、その、ちよっと、手が早いというか······。 |
マークス | 要するに、女性をナンパするということだな。 |
リン | そうなの!初めて会ったときなんか、騎士の任務を忘れて、私をナンパしたのよ! 私の友達でも、道行く人でも、お構いなし!ちよっと美人だとすぐ声をかけて······。 |
マークス | まったくどういうっもりなのか······。私の臣下にもそういう男がー人いる。 |
リン | マークスのところにも? |
マークス | ああ、内勤を命じても放り出してナンパ。城下町の見回り中にも隙を見てナンパ! 平穏を保つための見回りが、奴が行くとむしろ民から城に苦情が来る始末だ······! ······おっと、すまん。私としたことが、少し取り乱してしまったな。 |
リン | いいのよ、その気持ち凄くよくわかるわ!あなたと私にも面白い共通点があるのね。 それに、マークスが取り乱すところが見られて、ちょっと得しちゃった気分だわ。 |
マークス | ······ふっ。表情が柔らかくなったな。 気分転換になったのであれば、図らずも怒った甲斐があったものだ。 |
リン | マークス···もしかして気遣ってくれたの? |
マークス | リンディスはたまに、故都に想いを馳せるような表情を見せるからな。 お前はひとりでこの世界に来たのだ。仲間が恋しくなることもあるだろう。 |
リン | ありがとう、マークス。とっても嬉しい! 確かに、いつもの仲問がいないと寂しいなって思うこともあるの。 ずっとー緒にやってきた仲間たちとの絆······こっちの世界に来て、改めて強く感じるわ。 |
マークス | 私にとっても、元の世界の臣下たちは、かけがえのない仲間だ。 何かと言いたいことはあるが······、こうして世界を隔てられると、寂しさが先に来るな。 |
リン | でも、今の私は、幸せよ。元の世界の絆だけじやない······。 マークスたちとの絆だって、強く感じられるんだもの。 |
マークス | ああ、世界を越える強い絆······、私も確かに感じているそリンディス。 |
ルフレ(男)
キャラクター | 会話内容 |
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マークス | ルフレ、軍議の資料の宇が以前より綺麗になったな。練習でもしたのか? |
ルフレ(男) | あっ、はい!今までは、文字なんて読めれば十分だと思ってたんですが······。 マークス様の書いた文字を見てわかったんです。 資料を読むときの効率が全然違うって! |
マークス | そうか。ルフレのその向上心······。私の臣下たちにも見習ってほしいものだ。 私にはラズワルドとビエリという、ふたりの臣下がいるが、どちらも手のかかる者でな。 |
ルフレ(男) | どちらも、ですか。どんなふうに手ががかかるんですか? |
マークス | ラズワルドは、困ったことにナンパが大好きでな······。 有能だし、書類仕事もできなくはないのだ。ただ、目を離すとすぐにナンパに出かける! |
ルフレ(男) | それはすごいですね······。 じやあ、ピエリさんという方にお教えになればいいのでは······。 |
マークス | ピエリはピエリで、そもそも黙って座っていることができるかどうかも怪しい。 戦闘になれぱ、本当に頼りになるのだが、書類仕事は······。 |
ルフレ(男) | ······じやあ、ラズワルドさんのナンパを許可するしかないかもしれませんね。 息抜き程度なら構わないのでは?しっかり仕事をしてもらう代わりに。 |
マークス | 私も最初は、そう思ったんだ!·····。実際に、仕事ははかどった。 しかし、王城兵がナンバをしていると、次々苦情が入るようになってな·····。 |
ルフレ(男) | 苦労されているんですね、マークス様。 |
マークス | ナンパ癖を直す策があれぱいいのだが。何か、ないだろうか。 |
ルフレ(男) | 難しいですね······でも、なんだか他人事じやない気がするので、考えてみましょう。 ······例えば、よりモテそうな人とー緒にナンパに行かせて、自信を失わせるとか? それこそ、マークス様が同行すれば、効果は覿面ですよ、きっと! |
マークス | 私にナンパができると思うか?自慢ではないがー度もしたことはない。 |
ルフレ(男) | で、ですよね。失礼しました。 とすると······そうです!こういうのはどうですか、マークス様! 常に可愛い女性とー緒に仕事をさせることで気をそらしてナンパを防ぐんです。 |
マークス | なるほど······。しかし、あのナンパ好きの気がそれるほどの女性がいるだろうか? |
ルフレ(男) | ラズワルドさんが次にナンパした方を、ラズワルドさんの仕事仲間として······。 しばらく雇ってしまえぱいいんですよ。うん、いけそうな気がしてきました! |
マークス | ····ルフレにそう言われると、上手くいく気がしてくるな。早速、試してみよう! |
ルフレ(男) | ええ、きっと成功しますよ!何だか、この案には絶対の自信があるんです! |
マークス | ああ。ルフレに相談して正解だった。お前は本当に頼りになる。 ルフレの言葉には人の心を動かす、不思議な力があるな。 |
ルフレ(男) | いえいえ、マークス様に頼りにされるなんて、本当に光栄ですよ。 僕でよかったら、いつでも、いくらでも知恵を貸しますから。 |
マークス | 礼を言う。また何かあったら頼むぞ。 |
ルフレ(女)
キャラクター | 会話内容 |
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マークス | ルフレ、軍議の資料の宇が以前より綺麗になったな。練習でもしたのか? |
ルフレ(女) | あっ、はい!今までは、文字なんて読めれば十分だと思ってたんですが······。 マークス様の書いた文字を見てわかったんです。 資料を読むときの効率が全然違うって! |
マークス | そうか。ルフレのその向上心······。私の臣下たちにも見習ってほしいものだ。 私にはラズワルドとビエリという、ふたりの臣下がいるが、どちらも手のかかる者でな。 |
ルフレ(女) | どちらも、ですか。どんなふうに手ががかかるんですか? |
マークス | ラズワルドは、困ったことにナンパが大好きでな······。 有能だし、書類仕事もできなくはないのだ。ただ、目を離すとすぐにナンパに出かける! |
ルフレ(女) | それはすごいですね······。 じやあ、ピエリさんという方にお教えになればいいのでは······。 |
マークス | ピエリはピエリで、そもそも黙って座っていることができるかどうかも怪しい。 戦闘になれぱ、本当に頼りになるのだが、書類仕事は······。 |
ルフレ(女) | ······じやあ、ラズワルドさんのナンパを許可するしかないかもしれませんね。 息抜き程度なら構わないのでは?しっかり仕事をしてもらう代わりに。 |
マークス | 私も最初は、そう思ったんだ!·····。実際に、仕事ははかどった。 しかし、王城兵がナンバをしていると、次々苦情が入るようになってな·····。 |
ルフレ(女) | 苦労されているんですね、マークス様。 |
マークス | ナンパ癖を直す策があれぱいいのだが。何か、ないだろうか。 |
ルフレ(女) | 難しいですね······でも、なんだか他人事じやない気がするので、考えてみましょう。 ······例えば、よりモテそうな人とー緒にナンパに行かせて、自信を失わせるとか? それこそ、マークス様が同行すれば、効果は覿面ですよ、きっと! |
マークス | 私にナンパができると思うか?自慢ではないがー度もしたことはない。 |
ルフレ(女) | で、ですよね。失礼しました。 とすると······そうです!こういうのはどうですか、マークス様! 常に可愛い女性とー緒に仕事をさせることで気をそらしてナンパを防ぐんです。 |
マークス | なるほど······。しかし、あのナンパ好きの気がそれるほどの女性がいるだろうか? |
ルフレ(女) | ラズワルドさんが次にナンパした方を、ラズワルドさんの仕事仲間として······。 しばらく雇ってしまえぱいいんですよ。うん、いけそうな気がしてきました! |
マークス | ····ルフレにそう言われると、上手くいく気がしてくるな。早速、試してみよう! |
ルフレ(女) | ええ、きっと成功しますよ!何だか、この案には絶対の自信があるんです! |
マークス | ああ。ルフレに相談して正解だった。お前は本当に頼りになる。 ルフレの言葉には人の心を動かす、不思議な力があるな。 |
ルフレ(女) | いえいえ、マークス様に頼りにされるなんて、本当に光栄ですよ。 私でよかったら、いつでも、いくらでも知恵を貸しますから。 |
マークス | 礼を言う。また何かあったら頼むぞ。 |
リズ
キャラクター | 会話内容 |
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リズ | マークスさーん!いいところに!マークスさんって、すごく背が高いよね。 フレデリクやリヨウマさんも背が高いけど、やっぱマークスさんが目立つもん。 |
マークス | そうか。······やはり、威圧的に見えるか? |
リズ | あ、ううん、そういう意味じやなくて。どうやって身長を伸ばしたのか聞きたいの! わたしももっと大きくなりたいのにちーっとも背が伸びないんだ。 |
マークス | 確かにリズはちんまい······。 |
リズ | ちんまい言うな! |
マークス | と、クロムが言っていてな。······すまん、クロム。 |
リズ | もうー!お兄ちやんたら、マークスさんにまでそんなこと言って! |
マークス | しかし、私も子供の頃は早く大人になりたいと思っていたものだ。 |
リズ | わかる?さすがはマークスさん!わたし、大人の女性になりたいんだよ。 そう、お姉ちやんとか·····あとはカミラさんみたいな、美人で素敵なレディに·····。 そのためには、まず身長を伸ばすことが第ーの条件だと思うの! |
マークス | なるほどな。そういえば以前、エリーゼにも似たような質問をされたことがある。 だが、背を伸ばす方法と言われても、私は特別なことをしていたわけではないのだ。 |
リズ | えーっ、本当に何もしてないの?何か、思い当たることはない? 手足を別々の馬に縛りつけて引っ張るとか、背の高い人の爪の垢を煎じて飲むとか! |
マークス | し、していないぞ······。 ······強いて言うなら、幼い頃から訓練をし、よく体を動かしていたな。 あとは······通説ではあるが、偏食すると身長が伸ぴにくい、と聞いたことがある。 リズは、食ベ物が偏ったりしてないか? |
リズ | ぎくっ。実は、その······、わたし、好き嫌いが結構あるんだよね。 臭いの強い食ベ物が苦手で······。特化ダメなのは、熊! 野営とかすると、熊を狩って食べるんだよ? 固いし、獣臭いし······、あんなの、か弱い女の子の食事じゃないよ! |
マークス | ほう、熊の肉ならば食べたことはあるが、あれは脂が乗っていて、美味だったぞ。 |
リズ | うそお!?まるでルフレさんみたいなこと言うんだね、マークスさん! |
マークス | なんなら今度、熊肉の凋理法を教えよう。臭みを取って煮込んだものは最高に美味い。 |
リズ | うーん······、それ食べたら、熊みたいに大きくなれるかな? |
マークス | かもしれんな。熊のようになったリズなど想像できないが。 |
リズ | もうー。熊のようになるのは身長だけでいいんだよー! それじや、教えてくれたこと全部実践するから。楽しみにしててね! 訓練して体を動かして熊肉を食ベて····マークスさんなんてすぐ追い越すよ! そしたら、ちんまいマークスさんの眉間のしわを、上からぐりぐりしちゃうんだから! |
マークス | ちんまい私、か。ああ、リズならきっとなれるさ。 私も負けてはいられんな。暗夜の王子としてもっと成長しなくては。 |
リズ | ええー!?マークスさんはこれ以上おっきくならなくていいんだよー! |
マークス | ふっ······背の高さのことではない。リズの成長、楽しみにしているぞ。 |
フレデリク
キャラクター | 会話内容 |
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マークス | 見事な腕だな、フレデリク。 先程の闘いでは、つい目を奪われてしまったぞ。 |
フレデリク | 光栄です。マークス王子も、お見事でした。さすがは暗夜最強と謳われるお方ですね。 |
マークス | いや、まだまだ私は経験不足だ。皆を守るためにも、もっと強くならねば······。 そうだ、今からお前に手合わせを頼んでも構わないだろうか? 暗夜とは違うイーリスの剣術を、少しでも多く学んでおきたいと思う。 |
フレデリク | ええ、喜んで。暗夜の剣術は私にとっても興味深いです。ぜひ、高め合いましょう。 |
マークス | 礼を言う。至らぬ点があれば、遠慮なく言ってくれ。 |
フレデリク | お任せください、マークス王子。 |
マークス | ······ふう。フレデリ久何か気になる点はあったか? |
フレデリク | そうですね······、強いて言うならば、マークス王子は······。 少し、形にとらわれ過ぎているのかもしれません。 |
マークス | 言われてみれば、決まった流れで敵を追い込もうとすることが多いかもしれん。 敵の動きをもっと見て、技の流れを変えていくべき、ということだろうか? |
フレデリク | 以前のクロム様は形を重視せず、自由な剣筋で戦っておられました。 しかし、それではひとつひとつの技が安定せず剣筋も雑になりがちでした。 つまり、今のマークス王子と逆です。 |
マークス | なるほどな。正しい形と臨機応変な動きのバランスこそが重要、というわけか。 |
フレデリク | はい、仰るとおりです。すみません······口が過ぎたでしょうか。 |
マークス | いや、構わん。最近は、誰かに指導を頼むことがなかったから、良い機会だった。 |
フレデリク | マークス王子はたいヘんな努力家なのですね。 |
マークス | ······私は天才ではないからな。努力をして力をつけるしか手段がないんだ。 |
フレデリク | 努力を統けられるということも、ひとつの才能ではないでしょうか。 その点で、マークス王子は間違いなく天才だと思いますよ。 |
マークス | ふっ······そう言われては、なおのこと努力を重ねねばならんな。 |
フレデリク | ふふっ、そうですね。ですが、あま無理はなさらぬように。 |
マークス | ありがとう、フレデリク。ためになったぞ。クロムの剣の腕にも頷けるというものだ。 |
フレデリク | マークス王子の腕も素晴らしいものですよ。 先日お教えしたばかりのイーリスの剣術が······。 見事に暗夜の剣術と組み合わさっていました。 |
マークス | 次に手合わせをするときまでに、さらに鍛錬を積んでおこう。 |
フレデリク | ふふ、私もイーリスの騎士として負けるわけにはいきませんね。 |
マークス | ······こうして、お前と親交を結べたことは私にとって実に幸運だった。 以前はよく父と手合わせをしたものだが最近はその機会もとんとなくてな。 だから、これからもできる限り訓練に付き合ってくれると嬉しい。 |
フレデリク | そのように言っていただけるとは光栄です。今後も、私の精一杯でお応えしましょう。 |
マークス | ああ、よろしく頼んだぞ。 |
カムイ(男)
キャラクター | 会話内容 |
---|---|
カムイ(男) | あ、マークス兄さん、見て。 あそこに動物の親子がいるよ。 |
マークス | 本当だ。暗夜ではあんな動物、見たことがないな・・・・・・。 |
カムイ(男) | ・・・・・・あっ、あっちにはきれいな色の鳥がとまってるよ。可愛いなあ。 |
マークス | はは、楽しそうだな、カムイ。そんなにも動物や鳥が物珍しいか? |
カムイ(男) | うん。初めて見るものばかりだからね。それに・・・・・・。 この状況で言うのは何だけど、・・・・・・少し、嬉しいんだ。 あの城塞の外で、こうして兄さんたちといろいろなものを見て回れるなんて。 |
マークス | ・・・・・・そうだな。私も同じように感じていたところだ。 それに、お前の生き生きとした表情が見られて、正直なところ安心している。 |
カムイ(男) | あはは。兄さんも、暗夜の城塞で会っていた頃より、すっきりした表情だね。 あの頃、マークス兄さんはいつも険しい顔をしてたじゃないか。 |
マークス | なに? そんなことはなかったはずだが・・・・・・。 大切な弟と会える数少ない機会だ。息抜きとして楽しみにしていたぞ。 |
カムイ(男) | でも、話すとすぐに、しかめっ面をしてたような・・・・・・。 |
マークス | ・・・・・・それには理由がある。実は、威厳を保つ術を摸索していたんだ。 昔、王城にいたー部の者たちから、私は引っ込み思案で······。 第一王子らしくないと言われたことがあってな。 |
カムイ(男) | そうだったの? マークス兄さんほどの人が・・・・・・。 あ、でも、来るときにいつも疲れていたのは確かだよね。 |
マークス | それは、城から馬を急がせていたからだ。 |
カムイ(男) | あははっ、もしかして、一刻も早く僕に会いたかった、ってこと? |
マークス | こら、カムイ。あまり兄をからかうな。家族に会いたいと思うのは当然だろう。 |
カムイ(男) | ご、ごめん。からかったつもりはないんだ。 ただ純粋に嬉しいんだよ。 小さい頃から、僕にとってマークス兄さんは遠い存在だったから・・・・・・。 なんだか、今になって兄さんがすごく近くに感じられた気がして。 |
マークス | すまない。だが、私は暗夜王国第一王子として、威厳ある振る舞いを・・・・・・。 |
カムイ(男) | マークス兄さん、こっちの世界には、暗夜も白夜もないんだよ。 肩書きだとか、国だとかに縛られる必要はない思うんだ。 |
マークス | カムイ・・・・・・。 |
カムイ(男) | だから、肩の力を抜いて、みんなで仲良くやっていきたいな。 |
マークス | みんな、というのは、やはり白夜の者たちも含まれているのだろうな・・・・・・。 |
カムイ(男) | この機会に白夜と暗夜が手を取り合えたなら素敵だと思うんだ・・・・・・ダメかな? |
マークス | ・・・・・・わかった。他ならぬお前の頼みだ。善処しよう。 |
カムイ(男) | マークス兄さん・・・・・・ありがとう! なら早速、白夜の天幕に行ってみようよ! |
マークス | カ、カムイ。待て、それはいささか気が早すぎるのではないか・・・・・・!? |
カムイ(男) | 大丈夫、大丈夫! マークス兄さんなら、きっと、すぐに仲良くなれるからさ! |
カムイ(女)
キャラクター | 会話内容 |
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カムイ(女) | あ、マークス兄さん、見てください。 あそこに動物の親子がいますよ。 |
マークス | 本当だ。暗夜ではあんな動物、見たことがないな・・・・・・。 |
カムイ(女) | ・・・・・・あっ、あっちにはきれいな色の鳥がとまっています。ふふ、可愛いですね。 |
マークス | はは、楽しそうだな、カムイ。そんなにも動物や鳥が物珍しいか? |
カムイ(女) | はい! 初めて見るものばかりなので。それに・・・・・・。 この状況で言うのは何ですが、・・・・・・少し、嬉しいんです。 あの城塞の外で、こうして兄さんたちといろいろなものを見て回れるなんて。 |
マークス | ・・・・・・そうだな。私も同じように感じていたところだ。 それに、お前の生き生きとした表情が見られて、正直なところ安心している。 |
カムイ(女) | ふふっ、兄さんも、暗夜の城塞で会っていた頃より、すっきりした表情です。 あの頃、マークス兄さんはいつも険しい顔をしていたじゃないですか。 |
マークス | なに? そんなことはなかったはずだが・・・・・・。 大切な妹と会える数少ない機会だ。息抜きとして楽しみにしていたぞ。 |
カムイ(女) | でも、話すとすぐに、しかめっ面をしていたような・・・・・・。 |
マークス | それには理由がある。実は、威厳を保つ術を摸索していたんだ。 昔、王城にいたー部の者たちから、私は引っ込み思案で······。 第一王子らしくないと言われたことがあってな。 |
カムイ(女) | そうだったんですか? マークス兄さんほどの人が・・・・・・。 あ、でも、来るときにいつも疲れていたのは確かですよね。 |
マークス | それは、城から馬を急がせていたからだ。 |
カムイ(女) | ふふっ、もしかして、一刻も早く私に会いたかった、ってことですか? |
マークス | こら、カムイ。あまり兄をからかうな。家族に会いたいと思うのは当然だろう。 |
カムイ(女) | す、すみません。からかったつもりはないんです。 ただ純粋に嬉しいんですよ。 小さい頃から、私にとってマークス兄さんは遠い存在でしたから・・・・・・。 なんだか、今になって兄さんがすごく近くに感じられた気がして。 |
マークス | すまない。だが、私は暗夜王国第一王子として、威厳ある振る舞いを・・・・・・。 |
カムイ(女) | マークス兄さん、こちらの世界には、暗夜も白夜もないんですよ。 肩書きだとか、国だとかに縛られる必要はない思うんです。 |
マークス | カムイ・・・・・・。 |
カムイ(女) | だから、肩の力を抜いて、みんなで仲良くやっていきませんか? |
マークス | みんな、というのは、やはり白夜の者たちも含まれているのだろうな・・・・・・。 |
カムイ(女) | この機会に白夜と暗夜が手を取り合えたなら素敵だと思うんです・・・・・・ダメでしょうか? |
マークス | ・・・・・・わかった。他ならぬお前の頼みだ。善処しよう。 |
カムイ(女) | マークス兄さん・・・・・・ありがとうございます! なら早速、白夜の天幕に行ってみましょう! |
マークス | カ、カムイ。待て、それはいささか気が早すぎるのではないか・・・・・・!? |
カムイ(女) | 大丈夫ですよ! マークス兄さんなら、きっと、すぐに打ち解けられますから! |
タクミ
キャラクター | 会話内容 |
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タクミ | 100本のうち、70本が命中か…。くそっ、まだ鍛錬が足りないな。 もっともっと強くならないと、誰にも認めてもらえない······。 |
マークス | タクミ王子。こんな夕暮れまで訓練とは、ずいぶん熱心だな。 だが、無理はよくないぞ。朝からやっていたのだろう?少し休んだらどうだ? |
タクミ | ·····いえ。僕はまだまだ強くならないといけないんです。 僕のことを気遣ってくださっているのはわかります。でも、放っておいてください。 |
マークス | あまり無理に訓練をしても、集中力が失われるだけだ。素直に休んだほうがいい。 |
タクミ | ·····っ!休むなんて言えるのは、あなたのような強い人だけです。 僕も早く強くならなければ。少なくとも今の僕には、休む余裕はありません。 |
マークス | ほう、私が強いと言ったか、タクミ王子。······そうか、今はそう見えるのか。 私も、タクミ王子くらいの頃は、がむしゃらに訓練をしていたものだ。 |
タクミ | えっ······マークス王子も?なんだか意外です······。 |
マークス | ああ。だが、過度な訓練をして、体を痛めてしまったこともある······。 そのときは、剣を持っこともできず、強くなるどころか、腕が鈍ってしまってな。 しばらくは包帯だらけの姿で、きょうだいたちにもずいぷん心配をかけた。 |
タクミ | マークス王子でも、そんな失敗を······。 |
マークス | ああ。他にもあるぞ。幼い頃、腕試しにノスフェラトゥが巣食う森に行ったときだ。 私は暗夜の暗い森の中で、帰る道を見失ってしまった。 丸一日彷徨って、やっと戻ったときには父上にひどく叱られたものだ。 |
タクミ | どうしてそんな無謀なことを? |
マークス | 今のタクミ王子と同じだ。 早く強くなりたくて、ひとりで無茶な鍛錬をしていた。 強くならなければと気負うのはわかるが、訓練は適切に行わなければ意味を成さん。 当時の私は、それに気づいていなかった。今のお前の姿は、まるで昔の私だ。 |
タクミ | マークス王子······でも、僕は······。僕は、訓練をして、早く強くならないと。 |
マークス | ······ふう。その頑固なところも、昔の私と同じか。それならば······。 タクミ王子、私が鍛錬に付き合おう。 |
タクミ | ええっ?マークス王子が? |
マークス | 焦って闇雲に訓練を繰り返しても、すぐに認められるような強さは身につかない。 しっかりと先を見つめ、今やるべきことを着実にやっていくことが大切だ。 私なら、その助言をできる。ひとりで鍛錬するより成果が上がるぞ。 |
タクミ | ······そうですね。では、お願いします。 |
マークス | ああ、ではこれからは、いつでも私を頼るといい。 今のお前は、どうにも気になって、放っておけないからな。 |
タクミ | マークス王子······。ありがとうございます。 でも、僕があなたよりも強くなって、後悔しても知りませんよ? |
マークス | その時はその時だ。私とて、成長したお前に後れを取るつもりはないぞ。 |
タクミ | ふふ······はい、わかりました。やるからには全力でやります。 いつかマークス王子を超えられるよう、成長してみせますからね。 |
セリカ
キャラクター | 会話内容 |
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マークス | ふむ······。 |
セリカ | ······あの、マークス。どうかしましたか? |
マークス | いや····セリカ殿も王族の生まれだと聞いたのだが、私の勘違いだっただろうか。 |
セリカ | 確かに私はソフイア王国の王女ですが······。なぜ、勘違いだと思ったのですか? |
マークス | 気を悪くしないでほしいのだが······、所作や雰囲気が王族の者とは異なる気がしてな。 気品や威厳よりも、慈愛を強く感じる。私の思い過ごしだろうか。 |
セリカ | ふふ、それは間違いではありません。 私は幼い頃に城を出て、修道院で育ちましたから。 |
マークス | 修道院か、なるほどな······。しかし、なぜ? |
セリカ | 私が生まれたとき、すでにソフィア王国は不穏な状況にありました。 城を追われた私は、とある人に助けられてしばらくの間、一緒に暮らしていました。 その後、追手から逃れるために修道院に預けられ、身を潜めていたんです。 |
マークス | そうだったのか······。すまない、立ち入ったことを聞いてしまったな。 |
セリカ | いえ····。私は王族の身分を捨て、神官として生きる道を選ぼうとしました。 |
マークス | それは、王族であるがゆえに命を狙われ続けるからか? |
セリカ | いいえ······王族が残っていると世に知れれば王国のため再び戦おうとする者が現れます。 それをドゼーは全力で潰そうとするはず。結果、不毛な争いが繰り返されて·····。 |
マークス | 待て、セリカ殿。 争いを避けるためなら、国が滅ぶのを黙って見過ごしていいのか? 王族とは、その国に暮らす民の希望。裏切ることがあってはならないのだ。 国が乱れてしまったならぱ、王族はそれを終息させる義務がある。 |
セリカ | そのために、新たな争いが起こるとしても······ですか? |
マークス | 無論だ。王族は何よりも、国を······民の未来を守らねばならん。 |
セリカ | でも······そのために大切な人を、過酷な争いに送り出すなんて······耐えられません。 |
マークス | 争いを避け続けた先に、仲問や民の悲しみや絶望が待っているとしてもか? |
セリカ | そ、それは······! |
マークス | セリカ殿は争いを憎み、慈愛を尊ぶ。それは素晴らしいことだ。 しかし戦争には、不要な殺戮があるー方で、機牲を払ってでも行うべき闘いもある。 王族として生まれた者は、その使命から目を背けるぺきではないと、私は思う。 |
セリカ | ······そうですね。私が目を背けなければ避けられた悲劇もあったかもしれない。 ありがとうございました。お話を聞いて、迷いが晴れた気がします。 私も王族として、民を守るために果たすベき責任がある······そうですよね? |
マークス | ああ。他国の王族に、出過ぎたことを言ってしまってすまない。 だが私もセリカ殿と話して、王族としての覚悟を改めて確認できた。 一刻も早く国に帰り、王族としての使命をまっとうせねばな。 |
セリカ | ふふ、そうですね。ですが、救うべき民はこの地にもいます。 |
マークス | ふっ.····そうだな。この国を救えねば、自分の国も救えまい。 元の世界ヘと帰るその日まで互いに力を合わせ闘うぞ、セリカ殿。 |
セリカ | はい、一緒に頑張りましよう! |
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