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リアン
キャラクター | 会話内容 |
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リアン | ちょっと、あんた!また私のお菓子食べたでしょ!せっかくリズさんにもらったのに! |
シオン | あれ、リズが作ったお菓子だったのか・・・・・・。 |
リアン | 何よ、変な顔して。 |
シオン | 正直、食べたオレに感謝してほしいぜ。リズには悪いが、美味しくなかった・・・・・・。 |
リアン | 味の問題じゃないでしょ!勝手に食べたことを怒ってるのよ! |
シオン | ん?あっちで何か光ったような・・・・・・。結果的にはオレが犠牲になったんだから、いいじゃないか。 |
リアン | 結果がよくても、過程がよくないのよ。だからね・・・・・・って、ちょっと待ちなさいよ! |
シオン | ホタルだったのか!すげえ! |
リアン | あんた、いい加減に・・・・・・・・・あれ?ホタルよね?きれい・・・・・・。・・・・・・そういえば、昔、お母様と3人で、たくさんのホタルを見たわね。あの時、はしゃいだ私が川に落ちて足を怪我しちゃって・・・・・・。 |
シオン | 覚えてるよ。オレが守る!って言って、無理やり姉さんをおぶって帰ろうとした。どう考えても、そんなことできる年じゃなかったよなあ・・・・・・。 |
リアン | あら、今ならできるって言うの? |
シオン | できるさ!それに、オレが姉さんを守ったら、そんな怪我だってさせない。 |
リアン | そうね・・・・・・。あんたは強くなったものね。たくさんの戦いに、たくさんの仲間。ただ剣を振り回していた頃のあんたからは、まったく想像できないくらいよ。 |
シオン | 急に何だよ。姉さんだって、強くなったじゃん。戦場じゃ、いつもオレの無茶を止めてくれるし。作戦を考えたり、仲間に指示を出したり・・・・・・ずいぶん頼もしくなったと思うぜ? |
リアン | 私だって不安なのよ。自分の立てた作戦で仲間が犠牲になったらって考えると。私は、ちゃんと成長できてるかしら?私の行いは、正しいのかしら? |
シオン | オレだって、この手で、全部守り切れるか、不安だよ。仲間も、姉さんも、この国も。でも、姉さんは強くなったよ。成長してる。それだけはわかる。生まれたときから、ずっと一緒にいる弟の言葉だぜ?信じてくれていいと思うよ。 |
リアン | そうね。信じるわ。あんたの成長も、私が保証してあげる。 |
シオン | よし!なんか腹減ってきたし、ふたりでおやつでも食おうぜ! |
リアン | ええ、いいわね。・・・・・・って、そういえばあんた!私のお菓子! |
シオン | げっ、しまった・・・・・・。もうその話は忘れようよ! |
リアン | 忘れるわけないでしょう!今日という今日は・・・・・・。 |
シオン | あっ、そういえばオレ、えっと・・・・・・やらなきゃいけないことがあるんだった!じゃ、先に戻ってるから! |
リアン | こら。ちょっと!また・・・・・・待ちなさーーい!! |
マルス
キャラクター | 会話内容 |
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マルス | 君は前に、王になりたくないと言ったよね。どうしてなんだ? |
シオン | そんなの、王が弱いからに決まってるだろ? いつだって、みんなに守られて、ひとりじゃ何もできないじゃん。 オレは強い騎士になって、この剣で、王やみんなを守ってやるんだ! |
マルス | 王はひとりじゃ何もできない、か・・・・・・。それはそのとおりだと、ぼくも思う。 でも、それは弱いということなのかな? 少し考えてみてほしい。 例えば君が味方を守るために戦う相手にも、家族や大事な人がいるよね。 そういう存在を守るために戦う人たちを戦場で斬ることは本当に正しいんだろうか? 相手を斬ることで誰かが悲しむと知っても、君は迷わず剣を振るうことができるかい? |
シオン | ・・・・・・できるよ! 戦場であれこれ考えてたら自分が守りたいものを守れなくなる。 姉さんとか、この国とか・・・・・・、大切なものを守りたいって気持ちさえあれば・・・・・・。 オレは、この剣を振るうことを迷ったりしない! |
マルス | そうだね。戦場で迷いなく剣を振るうには決して揺るがない強い気持ちが必要だ。 それは、何があっても守りたいと思う、大切な人たちとの絆、と言いかえてもいい。 そして、ひとりひとりが大切にしている絆を紡ぎ、支えているのが王なんだよ。 |
シオン | 絆を紡ぎ、支える・・・・・・? |
マルス | うん。王は人々の絆をひとつに束ね上げ、強固にすることで国を守っているんだ。 国を守りたいという、君たちの強い気持ちがぼくたちを集めたのと同じようにね。 ぼくたちが共に戦うことを選び、今ここにいるのは・・・・・・君の紡いだ絆の力なんだから。 |
シオン | ・・・・・・! それは・・・・・・。 |
マルス | 仲間たちの絆がひとつに束ねられたとき、その力は計り知れないものとなる。 それでも君は、王という存在を弱いものと決めつけるのかい? 力が弱くても、前線で戦わなくても、王は誰よりも多くの人たちを守っているんだ。 |
シオン | ・・・・・・それでもオレはみんなと共に戦いたい。王にはオレより姉さんのほうが向いてるよ。 |
マルス | ははは、すまない。ぼくは君に王になれと言ってるわけじゃないよ。 ただ、何のために王がいるのかを、伝えておきたかったんだ。 そしてぼくも、人々の絆を大事にできる立派な王になりたいと思っているよ。 |
シオン | そっか。そっか。オレはまだわかんないけど、マルスなら絶対なれると思うぜ! |
マルス | ありがとう。まだまだ遠い道のりだからね、気を引き締めて頑張るよ。 もし君が将来、やっぱり王になりたいと、考えを変えることがあれば・・・・・・。 そのときは、ぼくのすがたを思い出してくれ。 王を目指していたぼくが、どんな戦いをしていたかをね。 |
シオン | ああ、それならばっちりだぜ! これまでずっとマルスと一緒に戦ってきたからな。 まるすは大切な仲間だ。その勇姿を、忘れたりしないよ! |
マルス | ぼくも、君を見守り続けているからね。ぼくたちは、ずっと絆で結ばれた仲間だ。 |
ルフレ(男)
キャラクター | 会話内容 |
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ルフレ(男) | やったね、僕たちの勝ちだよ。作戦が上手くいってよかった。 |
シオン | 作戦じゃなくて、オレの働きのおかげだろ?敵をいっぱいやっつけたからな! |
ルフレ(男) | 君は、まだ僕の作戦を信用してないの?僕のことは認めてくれたと思ったんだけど。 |
シオン | いや、ルフレのことは、認めてるよ。ちゃんと戦場に出て一緒に戦うし。だけど、作戦を立てる軍師より、実際に戦って勝つ騎士のほうがかっこいいじゃん! |
ルフレ(男) | うーん、君はまだ戦術の重要性を理解できていないみたいだね。一度、戦術を学んでみないかい?何か気づくことがあるかもしれない。 |
シオン | 騎士になるのに、戦術なんていらないだろ?それよりも訓練してもっとつよくならなきゃな! |
ルフレ(男) | 残念だな。君は立派な騎士になるだけの素質を持ってるのに・・・・・・。真っ向から戦うだけなら戦術は不要だけど、そういう戦いばかりじゃない。例えば・・・・・・。こちらに強い騎士がいたとしても、敵軍に十倍の兵がいたら、勝利は難しいだろう? |
シオン | それは、そうだけど・・・・・・。 |
ルフレ(男) | でも、戦術を駆使すれば大軍にも勝てる。奇襲、挟撃、陽動・・・・・・手札は無数にあるよ。どうかな?武器を持って戦うのと同じくらい、戦術も重要だと思わないかい? |
シオン | だとしても!それを考えるのは軍師の仕事で、騎士には関係ないだろ? |
ルフレ(男) | いや、大いに関係があるんだよ。なせなら、軍師が示す戦術は常に未完成だからね。戦況は刻一刻と変わる。だから、前線では状況に応じて戦術を変える必要がある。そんなとき、前線の騎士が適切な判断をしてくれないと、戦術は上手くいかないよ。 |
シオン | う・・・・・・騎士も、ただ軍師の指示どおりに動くだけじゃダメってことか・・・・・・。 |
ルフレ(男) | うん。軍師は戦術の大筋しか示せない。実際に戦う者が戦術を完成させるんだよ。剣で仲間を守れる騎士が、さらに戦術でも仲間を守れるようになったら・・・・・・? |
シオン | まさか・・・・・・! |
ルフレ(男) | 軍師の戦術を理解し、武だけでなく頭脳でも仲間を守れる騎士・・・・・・。そう、それこそが、最高の騎士だよ! |
シオン | 最高の騎士・・・・・・!良い響きだ!よし、オレはそいつになってやるぜ! |
ルフレ(男) | その意気だ。君ならなれる・・・・・・いや、君にしかできないよ! |
シオン | そうと決まれば、オレに戦術を教えてくれ! |
ルフレ(男) | もちろんだとも。僕の知る限りの戦術を教えるよ。まず戦術とは何かから始まり、戦闘形態や陣形、兵科の特性、兵力の運用方法・・・・・・。 |
シオン | ま、待った!そんなに覚えるのか?もうちょっと簡単なやり方は・・・・・・。 |
ルフレ(男) | そうか・・・・・・君の騎士への情熱はその程度か。最高の騎士への道が示されたっていうのに。 |
シオン | むむ・・・・・・ルフレにそういわれちゃ、引けないぜ!よーし、やってやる!しっかし、ルフレは本当に何でも知ってるんだな。それこそ最高の軍師だ! |
ルフレ(男) | 何でも知ってるわけじゃないよ。僕だって、まだ最高の軍師を目指して勉強中さ。 |
シオン | それなら、一緒になろうぜ!最高の軍師と、最高の騎士に! |
ルフレ(男) | うんうん・・・・・・。君なら絶対になれるよ。騎士だけじゃない。立派な王にだって。 |
シオン | ん?何だって? |
ルフレ(男) | 何でもないよ。さあ、早速、始めよう! |
ルフレ(女)
キャラクター | 会話内容 |
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ルフレ(女) | やりましたね、私たちの勝ちです。作戦が上手くいってよかったです。 |
シオン | 作戦じゃなくて、オレの働きのおかげだろ?敵をいっぱいやっつけたからな! |
ルフレ(女) | まだ私の作戦を信用してないんですか?私のことは認めてくれたと思ったんですが。 |
シオン | いや、ルフレのことは、認めてるよ。ちゃんと戦場に出て一緒に戦うし。だけど、作戦を立てる軍師より、実際に戦って勝つ騎士のほうがかっこいいじゃん! |
ルフレ(女) | うーん、あなたはまだ戦術の重要性を理解できていないようですね。一度、戦術を学んでみませんか?何か気づくことがあるかもしれません。 |
シオン | 騎士になるのに、戦術なんていらないだろ?それよりも訓練してもっとつよくならなきゃな! |
ルフレ(女) | 残念ですね。立派な騎士になるだけの素質をあなたは持ってるのに・・・・・・。真っ向から戦うだけなら戦術は不要ですが、戦いはそれだけじゃないんですよ。例えば・・・・・・。こちらに強い騎士がいたとしても、敵軍に十倍の兵がいたら、勝利は難しいでしょう? |
シオン | それは、そうだけど・・・・・・。 |
ルフレ(女) | でも、戦術を駆使すれば大軍にも勝てますよ。奇襲、挟撃、陽動・・・・・・手札は無数ですよ。どうですか?武器を持って戦うのと同じくらい、戦術も重要だと思いませんい? |
シオン | だとしても!それを考えるのは軍師の仕事で、騎士には関係ないだろ? |
ルフレ(女) | いや、大いに関係があるんです。なせなら、軍師が示す戦術は常に未完成なんですから。戦況は刻一刻と変わりますから・・・・・・前線では状況に応じて戦術を変える必要があります。そんなとき、前線の騎士が適切な判断をしてくれないと、戦術は上手くいきません。 |
シオン | う・・・・・・騎士も、ただ軍師の指示どおりに動くだけじゃダメってことか・・・・・・。 |
ルフレ(女) | ええ。軍師は戦術の大筋しか示せません。実際に戦う者が戦術を完成させるんですよ。剣で仲間を守れる騎士が、さらに戦術でも仲間を守れるようになったら・・・・・・? |
シオン | まさか・・・・・・! |
ルフレ(女) | 軍師の戦術を理解し、武だけでなく頭脳でも仲間を守れる騎士・・・・・・。そう、それこそが、最高の騎士です! |
シオン | 最高の騎士・・・・・・!良い響きだ!よし、オレはそいつになってやるぜ! |
ルフレ(女) | その意気です。あなたならなれる・・・・・・いや、あなたにしかできません! |
シオン | そうと決まれば、オレに戦術を教えてくれ! |
ルフレ(女) | もちろんです。私の知る限りの戦術をお教えしましょう。まず戦術とは何かから始まり、戦闘形態や陣形、兵科の特性、兵力の運用方法・・・・・・。 |
シオン | ま、待った!そんなに覚えるのか?もうちょっと簡単なやり方は・・・・・・。 |
ルフレ(女) | あなたの騎士への情熱はその程度ですか。最高の騎士への道が示されたっていうのに。 |
シオン | むむ・・・・・・ルフレにそういわれちゃ、引けないぜ!よーし、やってやる!しっかし、ルフレは本当に何でも知ってるんだな。それこそ最高の軍師だ! |
ルフレ(女) | 何でも知っているわけでは・・・・・・。私だって、まだ最高の軍師を目指して勉強中です。 |
シオン | それなら、一緒になろうぜ!最高の軍師と、最高の騎士に! |
ルフレ(女) | えぇ・・・・・・。あなたなら絶対になれますよ。騎士だけじゃなく・・・・・・立派な王にだって。 |
シオン | ん?何だって? |
ルフレ(女) | 何でもありませんよ。さあ、早速、始めましょう! |
ルキナ
キャラクター | 会話内容 |
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シオン | ほっ、やっ、はっ!・・・・・・今日の訓練はここまでにしとくか。 |
ルキナ | ここにいましたか。剣の鍛錬、ですか?疲れが溜まっているのではと思って探していたのですが・・・・・・。今の様子を見るに、大丈夫そうですね。 |
シオン | おう、全然余裕だぜ!ルキナこそ、平気なのか? |
ルキナ | 平気です。戦いが続く生活は、元の世界でも慣れていましたから。 |
シオン | そうか・・・・・・。ルキナのいた世界は、大変な状況だったんだよな。 |
ルキナ | はい・・・・・・とても言葉だけでは、伝えきれないほどの惨状でした。 |
シオン | なら、一刻も早く、この事態を解決して、元の世界に戻れるようにしなきゃな! |
ルキナ | そうですね。それを願っています。 |
シオン | それにしても、過去に戻るって不思議な経験だよな。自分の父親があんなに若くて、違和感はないのか? |
ルキナ | うーん、まあ、多少はありますね。でもそれよりは、お父様が生きていることの喜びのほうが強くて、気になりません。あ、私のいた世界では・・・・・・その、お父様はすでに亡くなっていたので・・・・・・。 |
シオン | そうだったのか・・・・・・!変なこと聞いて、ごめん、ルキナ。 |
ルキナ | いいんですよ。そうならないために、私が今、ここにいるんですから。 |
シオン | ん、でも未来から来たルキナが、過去を変えると、ルキナ自身はどうなるんだ? |
ルキナ | わかりません・・・・・・。元の世界に戻るのか、それとも、過去で身を隠し生きていくのか・・・・・・。いずれにせよ、過去を変えたからといって、私のいた未来が変わる保証はありません。 |
シオン | ええ!?保証はないの?そしたら、ルキナのいた世界は救えないのか? |
ルキナ | そうかもしれません。あの地のはずっと、私たちが去った後の焼け野原のまま・・・・・・。そう思うと、胸が痛みますが。 |
シオン | じゃあ、オレたちが行くよ! |
ルキナ | え・・・・・・? |
シオン | この世界が平和になったら、次はルキナの世界の番だ!焼け野原のままでいいはずがないよ。みんなで頑張って元に戻そうぜ! |
ルキナ | 私の世界は、すでに滅びかけている世界。そんなところへ行かせるわけには・・・・・・。 |
シオン | ルキナたちは、今、この国のためにたくさん頑張ってくれてるじゃないか!オレはそれと同じことをしたいだけだ。助け合うのが仲間だろ!? |
ルキナ | ・・・・・・ありがとうございます。あなたなら、もしかしたら本当に来てくれるかもしれませんね。 |
シオン | だろ!騎士は嘘をつかないからな! |
ルキナ | ですが・・・・・・、あなたはこの国を導く立場の人間です。気持ちはとても嬉しいのですが、その使命を捨ててはいけません。 |
シオン | だけど・・・・・・! |
ルキナ | どうかこの世界で頑張ってください。私たちも、私たちの世界で頑張りますから。 |
シオン | ・・・・・・・・・・・・わかった!なら、絶対に負けるなよ、ルキナ! |
ルキナ | もちろんです!あなたも、負けないでくださいね。 |
タクミ
キャラクター | 会話内容 |
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シオン | タクミ!今日のオレの戦い、見たか?無敵の騎士っぷりだったよな! |
タクミ | いや、まだまだだね。 |
シオン | 何だって!? |
タクミ | 例えば敵の大将に斬りかかっていったとき、射手を警戒した?隙だらけだったよ。 |
シオン | い、いやそれは、仲間がねらわれないようにわざと隙を・・・・・・。 |
タクミ | それに鎧を着込んだ相手を斬るときは、刃が通らないように継ぎ目を狙わないと。 |
シオン | ぐぐ・・・・・・。それはそうだけど、倒せたんだからいいじゃないか! |
タクミ | もっと強い相手が出てきたらどうするんだよ。次は気をつけて。 |
シオン | また、次は、かあ!タクミはいつになったら認めてくれるんだよ! |
タクミ | それは、強くなるしかないだろ。 |
シオン | 強くなるしかない、か・・・・・・。 |
タクミ | そう、強くなるしかないんだ・・・・・・。認めてもらうためには・・・・・・。強ささえあれば、比べられることもない。誰にも引け目っを感じたりしない・・・・・・。兄さんや姉さんだって、僕のことを・・・・・・。 |
シオン | 単純だけど、難しいな。タクミはどうやって強く・・・・・・? |
タクミ | ・・・・・・・・・・・・。 |
シオン | タクミ?大丈夫か!? |
タクミ | !!あ、ああ。ごめん、ぼうっとしてた。僕も、自分の強さに満足していないからね・・・・・・悩みは尽きないよ・・・・・・。 |
シオン | そうなのか・・・・・・。なら、そうだ!オレとふたりで強くなろうぜ!まずは、勝負だ! |
タクミ | お前と勝負?何で僕が・・・・・・。 |
シオン | オレは強くなってタクミに認めてほしいし、タクミだって強くなりたいんだろ?一石二鳥ってやつだよ! |
タクミ | いや、勝負したからって強くはならないと思うけど・・・・・・。 |
シオン | なら、オレの不戦勝だな!オレを認めたってことでいいんだよな? |
タクミ | 何でそうなるんだよ・・・・・・。そこまで言うなら力の差を思い知らせてやるしかないね。 |
シオン | そう上手くいくか?剣と弓じゃ、勝負にならないかもしれないぞ! |
タクミ | ふん・・・・・・確かに、一対一の接近戦に限れば、弓より剣のほうが有利だろうね。だけど、僕が弓しか使わないと、いつ言った? |
シオン | ま、まさか!? |
タクミ | 王子たるもの、白夜の武芸くらいはひととおり修めていて当然だろ。お前の甘い剣術、僕の刀で叩き伏せてあげてもいいけど? |
シオン | あれだけの弓の腕を持ちながら、刀を使いこなすなんて・・・・・・タクミ、流石だぜ!しかも、それに満足せずに、つよくなろうとがんばるなんて・・・・・・オレも見習わなくちゃ! |
タクミ | た、大したことじゃないよ。じゃあ、今日はもう休むから。勝負は明日してやるよ。 |
シオン | おう!明日、勝負だ!絶対に認めさせてやるからな! |
タクミ | やれやれ。ま、本当は認めてもいいけど・・・・・・あいつとの勝負は楽しそうだしな。 |
マークス
キャラクター | 会話内容 |
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シオン | はっ・・・・・・! |
マークス | ふっ、どうした?ぬるいぞ! |
シオン | うわっ・・・・・・! |
マークス | はは、まだまだだな。踏み込みがまだ甘い。それでは、私には届かんぞ。 |
シオン | つ、強い・・・・・・。勝てる気がしない。マークスは、どうしてそんなに強いんだ? |
マークス | それは、私がお前と同じように訓練を積んできたからだ。お前もこのまま訓練を重ねればさらに強くなれるだろう。 |
シオン | じゃ、じゃあ、いつかはマークスに勝てるかな!? |
マークス | ああ。お前は筋がいい・・・・・・。きっと私などすぐに超えられる。 |
シオン | そうか・・・・・・!ははっ、オレ、頑張るよ!もっと訓練して、もっと強くなる! |
マークス | ・・・・・・お前はなぜ、そこまで強さを求めるのだ。 |
シオン | 決まってる。オレは皆を守れるような強くてかっこいい騎士になるんだ! |
マークス | ほう・・・・・・それは立派な夢だな。だが、お前は王子だろう?王にならないのか? |
シオン | ならないよ。王は、弱くてかっこ悪いからイヤだ。オレは、父上のような、みんなに守ってもらうばかりの弱い王なんてごめんなんだ。だからはオレは剣を磨いて騎士になる。王位を継ぐのは姉さんでいい。 |
マークス | ・・・・・・私は先代の王のことを知らないが、果たして、本当に弱かったのか? |
シオン | 当たり前だろ。いつも病気がちで、武器もろくに扱えなかったって聞いたぞ。 |
マークス | ・・・・・・武器の扱いなど大した問題ではない。人の強さとは、もっと内面的なものだ。どれほどの戦巧者でも、貫くべき信念もなく前へ進む覚悟もない者なら強いとは言えん。 |
シオン | 信念や、覚悟・・・・・・? |
マークス | 私には、先代が弱い人だったとは思えない。今のアイトリスの村や民を見ればわかる。敬うべき王だったからこそ、民は王に従い、お前の母君は、王を支えたのではないか? |
シオン | ・・・・・・でも、オレは自分の力で、みんなを守れる強い男になりたいんだ!マークスの言いたいことはわかるけど、オレは父上を目標になんてできないよ。 |
マークス | 父君をそのように言うな。それに、お前の目標は、騎士でなくても達せられる。王として国を治めながら、ひとたび戦場に出れば、自ら前線に立って兵と共に戦う。そのような強い王もいる。私の父、ガロン王は、そういう王だった。 |
シオン | マークスの父上が・・・・・・。戦う、王か・・・・・・。 |
マークス | ああ、強く、厳しくも、民そして国を導いてくれる王だった。だからこそ、何があっても父についていくと私は決めたのだ。何があっても・・・・・・。王子として生を受けたお前にとって、王になることは無理な道ではないだろう。お前の目的のために、何をすべきか。何になるべきかを・・・・・・よく考えるといい。 |
シオン | ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 |
マークス | ・・・・・・さあ、休憩はここまでにしよう。全力でかかってこい! |
シオン | マークス・・・・・・。・・・・・・おう!今度こそ、一本取ってみせるぜ! |
エリーゼ
キャラクター | 会話内容 |
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エリーゼ | あーっ!いたいた!みーっけ! |
シオン | 来たな、エリーゼ!今日もオレと対決するか?昨日の鬼ごっこはオレの圧勝だったからな。今日は何で勝負する? |
エリーゼ | あはは!やる気だね?今日の遊びは・・・・・・かくれんぼだよ! |
シオン | かくれんぼか・・・・・・いいだろう!今日もちょちょいのちょいで勝ってやる! |
エリーゼ | ふふーん、それはどうかな?あたしだって、今日は負けないんだから! |
シオン | よーし!じゃ、オレが30数えてる間にエリーゼは隠れてこいよ。 |
エリーゼ | はーい!ちゃんと目つむっててよね! |
シオン | ・・・・・・あいつどこ行ったんだ?あ、こっちの部屋か!?・・・・・・いないな。エリーゼ!おーい!こっちか・・・・・・?ここにもいないのか。はあ、もう夕方だ・・・・・・。あまり遅くなるとまた姉さんに文句言われるだろうし・・・・・・。あー、でも、降参するのは悔しいな・・・・・・。おーい、エリーゼー? |
エリーゼ | ねえ、まだ見つけられないの?もう降参しちゃったら? |
シオン | うわっ!エリーゼの声!?どこだ、どこにいる・・・・・・?・・・・・・くそーっ!参ったよ。オレの負けだ。 |
エリーゼ | やったー!あたしの勝ち!これで一勝一敗、おあいこだね! |
シオン | おわっ!エリーゼ!くそー、いったいどこにいたんだ!? |
エリーゼ | ふっふっふー。どこでしょうー? |
シオン | 悔しいが、オレの完敗だ。ちょちょいのちょいなんて言って悪かったぜ。だから、どこに隠れてたのか、教えてくれよ! |
エリーゼ | いいよ!実はね、ずっと後をつけながら、物陰とかに隠れてたんだ! |
シオン | 何だって・・・・・・!?全っ然、気がつかなかった! |
エリーゼ | あたし、かくれんぼは昔から得意なの!他にも、いろんな隠れ方知ってるよ。 |
シオン | そうなのかー。エリーゼ、オレにもかくれんぼのコツを教えてくれよ! |
エリーゼ | えっ?うーん・・・・・・。教えたら、また一緒に遊んでくれる? |
シオン | ああ!負けっぱなしってわけにはいかないからな!コツを掴んでから、もう一度、かくれんぼで勝負させてくれよ! |
エリーゼ | やったあ!それなら、もちろんいいよ!例えばねー・・・・・・。アーマーナイトの鎧の中に隠れたり、町娘に変装したり・・・・・・。 |
シオン | す、すごいな・・・・・・。オレだったら、絶対そんなの思いつかないって! |
エリーゼ | でも、代わりにすごい足が速かったじゃん!そうだ!早く走るコツを教えてよ!あたしだって、追いかけっこで勝ちたーい! |
シオン | もちろんいいぜ!じゃあ今度、教えてやる! |
エリーゼ | やったー、ありがとう!約束ね! |
シオン | おう!よろしくな!また明日も勝負しようぜ、エリーゼ! |
エリーゼ | うん!明日も絶対に負けないよっ! |
セリカ
キャラクター | 会話内容 |
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シオン | やっ! ていっ! はあっ! ・・・・・・ふう。あれ、セリカ? いつからそこにいたの? |
セリカ | ふふふ、さっきからいたわ。稽古に夢中で気づかなかったのね。 |
シオン | なんだよ、声を掛けてくれたらいいのに! |
セリカ | 稽古はもうおしまい? 少し、お話してもいいかしら。 |
シオン | うん、もう終わろうと思ってたとこだけど。オレに何か聞きたいことでもあるの? |
セリカ | ええ・・・・・・あなたは、強くなるためにとても頑張っているけれど、どうして? |
シオン | オレは、騎士になりたいんだ! 騎士が弱っちかったら意味ないだろ? |
セリカ | でも、強い騎士になったら、戦いに出る機会が増えてしまうわ。 |
シオン | え? 騎士が戦うのは当たり前じゃん。 |
セリカ | 強くなれば強くなった分だけ、危険な戦いに身を置くことになるのよ? |
シオン | 危ないからって逃げ回ってたら、誰も守れないよ。そんなの騎士じゃない! 強敵に立ち向かえる強さがあるからこそ、騎士は騎士の役目を果たせるんだ。 |
セリカ | そうよね・・・・・・ごめんなさい。ちょっと心配になってしまって。 |
シオン | 心配・・・? なんで? |
セリカ | 私にはアルムという幼なじみがいてね、あなたに少し似ているの。 アルムは幼い頃から、とても勇敢だったわ。 でも・・・・・・強く成長した彼は、自ら戦いに身を投じてしまった。 そればかりか・・・・・・その戦いの先で、とてもつらい思いをさせてしまったの。 私には、アルムを止められなかった。もう二度と、あんなことは・・・・・・。 |
シオン | ふうん・・・・・・。だけど、オレはそんなことにはならないぞ。 |
セリカ | え・・・・・・? どうして、そう言い切れるの? |
シオン | オレには口うるさい姉さんがいるからね。姉さんはオレと違って慎重派なんだ。 いつもオレにくだらない文句を言ってきてケンカになったりもするんだけど・・・・・・。 オレが間違ったことをしようとすれば、姉さんは必ず止めてくれる。 そういうときは、俺もわかるんだ。これは姉さん本気で言ってるぞってね! |
セリカ | そう・・・お姉さまを信頼しているのね。でも彼女がいないときは、どうするの? |
シオン | 心配ないよ。そんなときは、他の仲間が俺に忠告してくれるから。 例えば・・・・・・セリカとかね! |
セリカ | え、私? |
シオン | 今だって、オレを心配してくれただろ? オレの性格だってわかってくれてるしさ。 どこに行くにしても、セリカが一緒について来てくれれば、絶対に大丈夫だぜ! |
セリカ | ・・・・・・! そうよね。一緒に行けば・・・・・・。じゃあ・・・・・・、お願い。約束してくれる? 私が止めたら、絶対に無茶はしないって。 アルムのように・・・・・・つらい思いをしてほしくないの。 |
シオン | いいぜ! 約束する! セリカのこと、信頼してるからな! もしもオレが暴走しそうになったら、遠慮なく言ってくれ! その代わり、オレはもっと強くなって、セリカやみんなを必ず守ってみせるよ! |
セリカ | ふふふ、ありがとう! 約束したこと、忘れないでね・・・・・・。 |
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