おすすめ記事!
リアン
キャラクター | 会話内容 |
---|---|
リアン | はああああ・・・・・・。 |
カムイ(男) | ・・・・・・?ため息なんかついてどうかしたの? |
リアン | あ、カムイさん!ごめんなさい、何でもないんです。 |
カムイ(男) | 何でもないことは、ないよね・・・・・・?すっごく深いため息だったし。 |
リアン | えへへ・・・・・・つい、その・・・・・・。実は、ちょっと不安なことがあって。 |
カムイ(男) | 不安なこと? |
リアン | はい・・・・・・私も弟も、英雄の皆さんと比べるとあまり役に立ててないなって思うんです。この戦いは私たちの国のことなのに、皆さんに頼りっぱなしで・・・・・・。 |
カムイ(男) | そんなことはないと思うけどな。二人とも頑張ってるじゃないか。 |
リアン | ええ、まあ、頑張ってはいるんですが・・・・・・。気持ちに実力が追いついていないというか。 |
カムイ(男) | うーん、みんなすごい人ばかりだから、そう思うのも仕方ないけれど・・・・・・。自分の力が仲間の中でどの程度かなんて、気にする必要はないと思うよ。仲間の力は、自分の力でもあるんだから! |
リアン | ・・・・・・!そっか、そうですよね!頼もしい仲間がいることを、素直に喜べばいいのに、私ったら……。私、いつも思うんです。皆さんに出会えていなかったら、どうなってただろうって。 |
カムイ(男) | だけど、僕たちはこうして出会えた……。それって、単なる偶然だと思うかい? |
リアン | ・・・・・・え? |
カムイ(男) | これまでに、君たちが選択してきた、一つ一つの行動が今に繋がっているんだ。今こうして、僕たちが一緒に戦っているのは決して偶然なんかじゃない。君たちの意志が、僕たちを動かした。だから、もっと自信を持っていいんだよ。 |
リアン | ・・・・・・ありがとうございます。カムイさんの話を聞いて、なんだか心が軽くなりました! |
カムイ(男) | ふふ、それなら良かった。だけど・・・・・・。僕たちが、こうして仲間でいられる時間は、とても短いのかもしれない。 |
リアン | あ・・・・・・そうでした。いつかきっと、お別れする日が、来るんですよね・・・・・・。 |
カムイ(男) | 僕ら異世界から来た人間は、この国の行く末までは見届けられないと思う。この国の未来を切り拓けるのは、この世界の人間である君たちだけ・・・・・・。でも、きっと大丈夫だよ!日々成長している君たちなら、きっと素晴らしい国にできるはずだから! |
リアン | カムイさん・・・・・・はい、頑張ります! |
カムイ(男) | ・・・・・・なんて、僕だってまだまだ未熟なのに偉そうなことを言っちゃったね。僕のほうこそ、君たちきょうだいを見習わないといけないのに。 |
リアン | 見習う?私たちをですか? |
カムイ(男) | 二人ともケンカはするけど、お互いをちゃんと認め合ってるよね?白夜と暗夜がそんなふうに暮らしていける未来を、僕もいつか作りたいんだ。 |
リアン | 大丈夫です!カムイさんの思い、きっと皆さんにも伝わると思います。 |
カムイ(男) | ふふ、君にそう言ってもらえると不思議と何とかなりそうな気がしてくるよ。 |
リアン | 私も、カムイさんに自信をもらいました。これからも一緒に頑張りましょうね! |
チキ
キャラクター | 会話内容 |
---|---|
カムイ(男) | チキの変身する竜って、威厳があってすごいよね。 |
チキ | カムイの竜も、とってもかっこいいし、かわいいと思うよ! |
カムイ(男) | か、かわいい、だって? そう言われたのは、初めてだよ・・・・・・。 でも、嬉しいな。 |
チキ | えヘヘ! チキも、カムイにほめられて、うれしいな。 |
カムイ(男) | はは。それに、チキは変身すると、ものすごく強くなるからね。 |
チキ | カムイは、変身しなくても強いよ! わたしは、そのほうがうらやましい・・・・・・。 わたし、竜石がないと、何もできないもん・・・・・・。 いつも、マルスのおにいちゃんとか、みんなに、守ってもらわなきやいけなくて。 |
カムイ(男) | 確かに・・・・・・。チキは剣や魔法を使うことはないもんね。 でも、まだ子供なんだし、気にしなくていいんじゃないかな。 |
チキ | むー、チキのほうが、年上なのに、こどもあつかいして! |
カムイ(男) | そ、そうだった、ごめん。チキは僕より年上だったね。 それから、とっても長生きだって聞いたよ。 |
チキ | うん・・・・・・カムイもやっぱり、人間とおんなじはやさで、成長するの? |
カムイ(男) | うん、今のところはそうみたいだ。 |
チキ | そうなんだ! うらやましいなー! |
カムイ(男) | 羨ましいの? 長生きのほうがいい気がするけど・・・・・・。 |
チキ | そんなことないよ? だって、ともだちができても、みんな先に、いなくなっちゃうでしょ。 |
カムイ(男) | それは、そのとおりだね・・・・・・。 でも、チキが長生きじゃなかったら、僕たちは出会うこともなかった。 確かに別れは多いかもしれないけど、その分、出会いだって多いはずだよ。 |
チキ | うん・・・・・・。マルスのおにいちゃんとだって、ずっと生きてたから、出会えた・・・・・・。 カムイとも・・・・・・出会えて、ほんとうによかった! |
カムイ(男) | 僕も、チキと会えて、すごく嬉しいよ。 お互い、違うところもあるけど、だからこそ今の形がー番だと思うんだ。 |
チキ | そうだね。わたし、今のしあわせを、とっても大事にするよ! |
カムイ(男) | うん、それがいいよ。チキは賢くて、いい子だね! |
チキ | あ、また、こどもあつかいしてる! |
カムイ(男) | あはは、チキは見た目がかわいいから・・・・・・。 つい妹みたいに、思っちゃうんだよ。 |
チキ | えっ、いもうとみたい? わたし・・・・・・いもうとみたいかな? |
カムイ(男) | うん、僕にはきょうだいがいっぱいいるけど・・・・・・。 チキのことも同じように、大切な存在だって思ってるよ。 |
チキ | うれしい! これからも、なかよくしてくれる? |
カムイ(男) | もちろんだよ。たくさん話して、たくさん遊ぼうね! |
リン
キャラクター | 会話内容 |
---|---|
カムイ(男) | ねえ、リン。君の剣技は、不思議だよね。 |
リン | そう? 何が不思議なの? |
カムイ(男) | 見たこともない動きというか。暗夜よりは、白夜の剣術に近いのかな。 |
リン | どっちかって言えば、そうかしら。これは、草原の民に伝わる剣技なの。 私は草原の民だから。父が、ロルカ族という部族の長だったのよ。 |
カムイ(男) | 草原の民? |
リン | ええ、遊牧民とも言うわね。草原を移動しながら暮らしているの。 |
カムイ(男) | 移動しながら・・・・・・? じゃあ、家はどうするの? |
リン | 必要ないのよ。ゲルという、持ち運びできる大きな天幕のようなものが家代わり。 季節の移り変わりに合わせて、水や食ベ物、安全な場所を求めながら移動するの。 |
カムイ(男) | 旅とも、違うんだろうね。どんな生活を送っていたのか、正直、想像もつかないよ! リンの暮らしていた草原は、どんなところなんだい? 広さは? |
リン | そうね・・・・・・私の故郷は、サカ草原といって、大陸でー番広い、大草原なの。 どこまでも広がる空と、風渡る草の海が、目の前にあって、果てが見えない。 |
カムイ(男) | 終わりが見えないほどの、大草原、か。きっと、絶景なんだろうね・・・・・・! |
リン | それはもう! カムイにも見せてあげたいわ。 それに、緑の草原を枕に寝転がったり、馬を駆ってどこまでも行ったり・・・・・・! 大地とひとつになる感覚は、他の何ものにも代えがたいの。 |
カムイ(男) | すごい・・・・・・。聞いているだけで、わくわくしてきたよ。 リンの生まれ育った草原・・・・・・ひと目だけでも、見てみたいな。 僕は、物心ついた頃からずっと、城塞の中で暮らしてたから・・・・・・。 広い景色や雄大な自然を、あまり見たことがないんだ。 |
リン | 城塞の中で・・・・・・? 外には出られなかったの? |
カムイ(男) | うん・・・・・・。だから、外の世界にずっと憧れてたんだ。 |
リン | 何それ、信じられない! 私だったら、息が詰まって死んじゃうわ! |
カムイ(男) | でも、暗夜のきょうだいたちや世話をしてくれるみんながいて・・・・・・。 さみしくはなかったし、楽しく暮らしていたんだよ。 それに、今は見るものすベてを新鮮に楽しめてるわけだから・・・・・・。 その点に関しては得だと思ってる。 |
リン | ・・・・・・カムイは前向きで、立派ね。ちょっと優しすぎる気もするけど。 |
カムイ(男) | そうかな。僕よりもリンのほうが優しいと思うよ。 |
リン | ・・・・・・決めたわ。この戦いが終わったら、私、あなたを草原に連れていく。 他でもないあなたに、私の生まれ育った草原を、感じてほしいから。 |
カムイ(男) | 本当かい? 嬉しいよ・・・・・・! |
リン | 方法を考えなきゃいけないけど・・・・・・、ここに私がいるんだもの。できるはずよ。 |
カムイ(男) | うん、そうだね。力を合わせれば、できないことなんてない! リン・・・・・・。必ずー緒に見つけようね! |
リン | ええ! 母なる大地と父なる空が・・・・・・きっと、私たちに力を貸してくれる。 |
ルフレ(女)
キャラクター | 会話内容 |
---|---|
ルフレ(女) | 生きていると、いろんなところで選択を迫られますよね? そのとき、運命みたいな大きな力によって選ばされてるって感じたことはないですか? |
カムイ(男) | どういうこと? |
ルフレ(女) | 自分で選んでいるように見えて、実は何かに導かれているってことです。 |
カムイ(男) | わからないけど・・・・・・、何だか恐ろしい話だね。 ルフレはそう感じたことがあるのかい? |
ルフレ(女) | いえ、何となくそう思っただけです。運命なんて誰にもわかりませんからね。 でも、本当に自分で出した答えなのか・・・・・・その疑問は尽きません。 |
カムイ(男) | そう言われると、気になるな・・・・・・。でも、僕は自分の意志を信じているよ。 何かに導かれたことであっても、その先は自分で決めて行動したいんだ。 そうしたら、自分の道は、自分の選んだ答えに繋がっていくと思う! |
ルフレ(女) | なるほど・・・・・・。そういう考えも、面白いですね。 |
カムイ(男) | それに、もし僕の意志に介入できる、人智の及ぽぬ神のような存在がいたとしても・・・・・・。 僕はそんな存在に匹敵する力を得て、立ち向かってみせるよ! |
ルフレ(女) | 神の干渉をも覆す存在になればいい、ということですね。 |
カムイ(男) | ルフレは違うのかい? |
ルフレ(女) | そうですね・・・・・・。私は、どんな選択でも、最後の最後には自分で選びたいですね。 |
カムイ(男) | 最後の最後? |
ルフレ(女) | たとえ何らかの介在があったとしても・・・・・・。 最終的には、自分の意志で、自分が考え抜いた選択を、したいんです。 その先に何が待っていたとしても、後悔しないようにです。 だから、私が欲しいのは・・・・・・運命の流れをも撥ね退ける力ですね。 |
カムイ(男) | そういう考え方もいいね。何というか、君らしい。 僕は、自分の意志で進みたい。 |
ルフレ(女) | 私は、自分の意志で選びたい。 私とカムイさんは、自分の意志をどう使うかが違うのかもしれませんね。 突きつけられた運命に対して、どのようにして立ち向かっていくのかが。 私は軍師で、あなたは王族だから。 |
カムイ(男) | はは、確かにそうだね。でも・・・・・・。僕も君も、選択するには結局、自分の意志がー番大事だと考えているよね。 だからこそ、僕たちは互いに互いの選択を助けられると思う。 |
ルフレ(女) | はい、そのとおりです。私は、あなたが道を選ぷ前に、あなたに助言できます。 カムイさんが、悔いのない選択を掴み取れるように、全力で手助けしますよ。 |
カムイ(男) | 僕も、ルフレが道を選んだ後、君の歩みを助けよう。 自分の選択を悔やむことのないように、真っ直ぐ進む支えとなってみせる。 |
ルフレ(女) | ふふ、カムイさんにそういってもらえるなら安心です。 あなたとー緒なら、何でもできそうです。これからも、よろしくお願いしますね。 |
カムイ(男) | うん、こちらこそよろしく。この先も、楽しみだね。 |
フレデリク
キャラクター | 会話内容 |
---|---|
フレデリク | おや、カムイ王子。洗濯をしていたのですね。 |
カムイ(男) | うん。自分で洗ってみようと思ったんだ。でも、なかなかうまく洗えなくて・・・・・・。 |
フレデリク | そうだったのですか。······ちょっとお借りしますね。 このような厚手の服は、畳んでから、押すように洗うのがいいですね。 |
カムイ(男) | えっ、畳むのか!? 実は・・・・・・、洗濯をするのはこれが初めてなんだよ。 今までは、フローラやフエリシアに任せっぱなしだったから・・・・・・。 良い機会だし、ひととおり家事を覚えたいなって。 |
フレデリク | ふむ・・・・・・その方々は、名前から察するに貴方に仕える女性騎士の方々でしょうか。 |
カムイ(男) | ええと、騎士ではなくて、メイドだね。騎士なら、ギュンターって人がいるよ。 他に執事のジヨーカーもいて、その四人にはいつも迷惑をかけっぱなしで。 ・・・・・・あの、フレデリク。もしよかったら、僕に家事を教えてくれないか? |
フレデリク | いいですよ。私の技術と経験の全てをカムイ王子にお教えしましょう! |
カムイ(男) | 本当かい? フレデリクに教われぱ僕にもできる気がするよ! |
フレデリク | ふふっ、それは楽しみです。それでは、洗濯から覚えていきましょう。 |
カムイ(男) | はい! よろしく頼むよ! |
フレデリク | ええ、こちらこそ。まずは染みの落とし方です。 周囲を水で濡らして、染みの部力を摘んで指でこするのです。やってみてください。 |
カムイ(男) | 染みに指を・・・・・・。こう、かな? しまった、服が全部びちょびちょに! |
フレデリク | 大丈夫ですよ。気にせず手全体で軽く握ってから、指で撫でるように・・・・・・。 |
カムイ(男) | うーん、うまくできないな・・・・・・。軽く、握って・・・・・・。 |
フレデリク | カムイ王女、ちよっと貸していただいてもよろしいですか? こうやって、こうです。 |
カムイ(男) | あっという間に落ちてしまったな! まるで魔道士だよ、フレデリク。 |
フレデリク | この程度、慣れてしまえばすぐにできるようになりますよ。 |
カムイ(男) | ねえ、フレデリクさん・・・・・・。あっ、僕にもやらせ・・・・・・ああ・・・・・・。 すごい・・・・・・。ジヨーカーたちと比ベても引けを取らないほど速くて、丁寧だ・・・・・・。 |
フレデリク | ・・・・・・ふう、これでひととおり染み抜きの作業は終わりました。 |
カムイ(男) | フレデリク・・・・・・結局ひとりで全部やってしまったじゃないか・・・・・・。 |
フレデリク | ああっ、すみません! いつもの癖で! 次の作業はー緒にやりましょう! |
カムイ(男) | うん・・・・・・よろしく頼むよ! |
フレデリク | ところでカムイ王子、貴方の従者たちの働きぶりを教えていただけませんか? 異国の執事やメイド、騎士が、どのように主君のお世話をするのか、気になりまして。 |
カムイ(男) | いいとも! 僕もフレデリクに彼らのすごいところを伝えたいしね。 |
フレデリク | その方々も、カムイ王子が家事を修得して帰ったら、驚くかもしれませんね。 |
カムイ(男) | はは、今から、皆さんの反応が楽しみだな。 それにしても、こんなふうに楽しく話ながら、家事まで教われるなんて······。 フレデリクと仲良くなれて、本当によかったよ! |
フレデリク | 私も、カムイ王子に頼っていただけて、たいヘん光栄ですよ。 では、始めましよう! |
リョウマ
キャラクター | 会話内容 |
---|---|
カムイ(男) | ・・・・・・あれっ、リョウマ兄さん、何してるの? |
リョウマ | ・・・・・・カムイか。座禅を組んでいたんだ。白夜式の精神修行とでも言おうか。 |
カムイ(男) | 精神修行・・・・・・? あ、ごめん!兄さんの邪魔をしてしまったみたいだね。 |
リョウマ | いや、構わん。それよりカムイ、お前もやってみないか? |
カムイ(男) | えっ? その、座禅・・・・・・を? |
リョウマ | ああ。忍耐力や集中力の鍛錬になるし、何より自分と向き合うこともできる。 |
カムイ(男) | へえ・・・・・・よし、リョウマ兄さん、やり方を教えてもらってもいいかな? |
リョウマ | ああ、まずここに座ってくれ。足を組み、反対側の脚を腿に乗せて・・・・・・。 |
カムイ(男) | あいたたたたた、これ痛いよ、兄さん! 足首がもげそうだ! |
リョウマ | あっははは、大げさな奴だ。まあ、初めてなのだから仕方ない。 今日は普通に足を組んで座るだけでいい。これは肉体の修行ではないのだからな。 |
カムイ(男) | 本当かなあ・・・・・・。・・・・・・こんな感じ? |
リョウマ | おお、上手いぞ、カムイ。そのままの姿勢を保ち続けろ。 |
カムイ(男) | わ、わかったよ・・・・・・! |
リョウマ | 座禅は心を無にして行うものだが、お前はまだ慣れていまい。話しながらにしよう。 どうだ? 軍にはもう慣れたか? 何か心配なことはないか? |
カムイ(男) | あははは、もう子供じゃないんだから。大丈夫だよ、みんな、いい人ばかりだし。 それに、今はこうして兄さんたちと一緒にいられるんだから。 |
リョウマ | ああ・・・・・・俺もお前と共にいられることが何より嬉しいぞ。 |
カムイ(男) | そういえば、ふたりでゆっくり話す機会も、ここに来てからはあまりなかったね。 |
リョウマ | そうだな。だからこれからは、お前の話を、いろいろと聞かせてくれ。 お前自身のこと、暗夜でのこと、白夜への想い・・・・・・何でもだ。 |
カムイ(男) | 僕も、いっぱい話したいし、兄さんの話もいっぱい聞きたいよ。 |
リョウマ | 喜んで話してやろう。きょうだいたちもお前と、ゆっくり話したがっていたぞ。 |
カムイ(男) | 本当かい? 嬉しいなあ。 いつかきょうだい全員で集まって、お話したいね。 |
リョウマ | そうだな。きっと、楽しい時間に違いない。 ・・・・・・カムイ。お前は俺にとっても、皆にとっても、かけがえのない存在だ。 どんなときも支え合い、助け合っていこう。 |
カムイ(男) | 兄さん・・・・・・。ありがとう! 僕もみんなのために、精一杯頑張るよ! |
リョウマ | ・・・・・・さて、座禅はこのくらいにしておくか。カムイ、楽にしていいぞ。 |
カムイ(男) | ふう、ようやく終わっ・・・・・・うおっ。足が・・・・・・痺れて・・・・・・いててててっ。 |
リョウマ | ははは、それが座禅というものだ。まだまだ修行が足りないようだな。 |
カムイ(男) | もう、笑ってないで助けてよ! 助け合うって言ったぱかりじゃないか! |
リョウマ | すまんすまん。今、起こしてやる。またこうして話そう、カムイ。 |
カムイ(男) | うん! 約束だよ! 今日は兄さんとたくさん話せて楽しかったんだから! |
リョウマ | ああ、約東しよう。お前との楽しい時間なら、いくらでも作るとな。 |
マークス
キャラクター | 会話内容 |
---|---|
カムイ(男) | あ、マークス兄さん、見て。 あそこに動物の親子がいるよ。 |
マークス | 本当だ。暗夜ではあんな動物、見たことがないな・・・・・・。 |
カムイ(男) | ・・・・・・あっ、あっちにはきれいな色の鳥がとまってるよ。可愛いなあ。 |
マークス | はは、楽しそうだな、カムイ。そんなにも動物や鳥が物珍しいか? |
カムイ(男) | うん。初めて見るものばかりだからね。それに・・・・・・。 この状況で言うのは何だけど、・・・・・・少し、嬉しいんだ。 あの城塞の外で、こうして兄さんたちといろいろなものを見て回れるなんて。 |
マークス | ・・・・・・そうだな。私も同じように感じていたところだ。 それに、お前の生き生きとした表情が見られて、正直なところ安心している。 |
カムイ(男) | あはは。兄さんも、暗夜の城塞で会っていた頃より、すっきりした表情だね。 あの頃、マークス兄さんはいつも険しい顔をしてたじゃないか。 |
マークス | なに? そんなことはなかったはずだが・・・・・・。 大切な弟と会える数少ない機会だ。息抜きとして楽しみにしていたぞ。 |
カムイ(男) | でも、話すとすぐに、しかめっ面をしてたような・・・・・・。 |
マークス | ・・・・・・それには理由がある。実は、威厳を保つ術を摸索していたんだ。 昔、王城にいたー部の者たちから、私は引っ込み思案で······。 第一王子らしくないと言われたことがあってな。 |
カムイ(男) | そうだったの? マークス兄さんほどの人が・・・・・・。 あ、でも、来るときにいつも疲れていたのは確かだよね。 |
マークス | それは、城から馬を急がせていたからだ。 |
カムイ(男) | あははっ、もしかして、一刻も早く僕に会いたかった、ってこと? |
マークス | こら、カムイ。あまり兄をからかうな。家族に会いたいと思うのは当然だろう。 |
カムイ(男) | ご、ごめん。からかったつもりはないんだ。 ただ純粋に嬉しいんだよ。 小さい頃から、僕にとってマークス兄さんは遠い存在だったから・・・・・・。 なんだか、今になって兄さんがすごく近くに感じられた気がして。 |
マークス | すまない。だが、私は暗夜王国第一王子として、威厳ある振る舞いを・・・・・・。 |
カムイ(男) | マークス兄さん、こっちの世界には、暗夜も白夜もないんだよ。 肩書きだとか、国だとかに縛られる必要はない思うんだ。 |
マークス | カムイ・・・・・・。 |
カムイ(男) | だから、肩の力を抜いて、みんなで仲良くやっていきたいな。 |
マークス | みんな、というのは、やはり白夜の者たちも含まれているのだろうな・・・・・・。 |
カムイ(男) | この機会に白夜と暗夜が手を取り合えたなら素敵だと思うんだ・・・・・・ダメかな? |
マークス | ・・・・・・わかった。他ならぬお前の頼みだ。善処しよう。 |
カムイ(男) | マークス兄さん・・・・・・ありがとう! なら早速、白夜の天幕に行ってみようよ! |
マークス | カ、カムイ。待て、それはいささか気が早すぎるのではないか・・・・・・!? |
カムイ(男) | 大丈夫、大丈夫! マークス兄さんなら、きっと、すぐに仲良くなれるからさ! |
セリカ
キャラクター | 会話内容 |
---|---|
セリカ | 先の戦いでも、多くの人たちが傷ついてしまったわ・・・・・・。 |
カムイ(男) | セリカは、戦が終わるたびにいつもそうやって悲しい顔をするんだね。 |
セリカ | 戦わなければ、誰も傷つかないのに。カムイは、そう思わない? |
カムイ(男) | うん、もちろんだよ。そのとおりじゃないかな。 |
セリカ | 戦いはできるだけ避けて、争いの根を断つ別の方法を探すベきだって私は思うの。 |
カムイ(男) | そうだね。僕も、争いが起きたときにはいつも、そのことを考えるよ。 誰も傷つくことなく、解決する方法はないのかって。 |
セリカ | 良かった。カムイも、同じなのね。 |
カムイ(男) | でも、そんな都合のいい道は滅多に見つからないから・・・・・・。 戦場に立ってしまえばもう、あとは仲間が傷つかないように精一杯、闘うだけかな。 |
セリカ | 私も、そう。だけど、やっぱり戦うことを当然のことのように肯定はしたくないわ。 だから・・・・・・そんなとき私は神に祈ったの。神の慈悲をもって争いが早く収まるように。 |
カムイ(男) | 神様に? |
セリカ | 私はソフイア王国の王女だけれど、大地母神ミラさまに仕える神官でもあるの。 大地に豊かな実りを与えてくれるミラさまは私たちの国を造った神なのよ。 |
カムイ(男) | セリカが慈愛にあふれているのは、きっと、その神様の影響なんだね。・・・・・・だけど、最後に決断を下すのは、やっぱり自分自身だろう? |
セリカ | そうね。決断が遅くて、大事な人の悲しい未来を防げなかったこともあったわ・・・・・・。 その点、カムイは決断力があってうらやましいわ。 いつも迷いがなくて、自信をもって行動しているように見えるもの。 |
カムイ(男) | はは、そう見えるかい? 本当は、自信なんて全然ないんだよ。 もしかしたら、見落としていた選択肢があったかもしれない。 私の選んだ道のせいで・・・・・・。本来傷つかなくていい人が傷ついてしまったかもしれない・・・・・・。 そんなことを、思い悩むときもあるんだ。 |
セリカ | そうなの・・・・・・? 知らなかったわ。 |
カムイ(男) | でも、進んだ道を後悔することはしないよ。 手を尽くして、やれることを全部やったら、その結果を受け入れて次に通まないと! |
セリカ | そうね。・・・・・・やっぱり、カムイは強いわ。私も見習わないと。 やれることは、残らず全部やってみる。そうすれば、きっと答えは見つかる・・・・・・。 カムイと話して、そんな気がしてきたわ。 |
カムイ(男) | 僕も、セリカと話せたおかげでなんだか考えがすっきりしたよ。 いつか争いがなくなる日まで、力を合わせてやれることを精一杯やってみようよ! |
セリカ | ええ。そうすれば、いつかきっと争いのない日が訪れる・・・・・・そうよね? |
カムイ(男) | うん、一緒に頑張ろう! |
こちらの記事もおすすめ
ファイアーエムブレム無双 おすすめ記事リスト
FE無双 風花雪月も攻略中!
Leave a Reply