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マルス
キャラクター | 会話内容 |
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フレデリク | マルス王子。それは私が片づけておきましょう。 |
マルス | ああ、頼んだよ。 ・・・・・・あ、すまない! このくらいのこと、自分でやらないとね。 |
フレデリク | そんな、お気遣いなく。このような仕事には慣れておりますので。 |
マルス | ははは、ありがとう。いつもの習慣でつい頼んでしまったんだ。 |
フレデリク | ・・・・・・なるほど、マルス王子のお側には優秀な従者がおられたのですね。 |
マルス | え? どうしてそう思うんだい? |
フレデリク | 信ずるに値する者が側にいればこそ、憂いなく身辺のことを頼むことができます。 おそらくマルス王子には、気が置けない素晴らしい従者がいたのでしよう。 |
マルス | そういうことか。確かにぼくの周りには、優秀な騎士たちがいるよ。 後見役のジェイガン、猪突猛進なカインと冷静沈着なアベルの二人組・・・・・・。 ぼくがここまでやってこれたのは、すべてみんなが頑張ってくれているおかげなんだ。 |
フレデリク | カイン殿とアベル殿というのは、もしや伝説の”猛牛”と”黒豹”では・・・・・・? 古の英雄王に仕えた、二人の驕士として私の時代にもその名が語り継がれています。 マルス王子と騎士の方々を結ぶ絆も、並々ならぬものだったのですね・・・・・・! |
マルス | それはよかったよ。二人とも伝説に名を残すに相応しい、素晴らしい騎土なんだ。 でも、フレデリクも彼らに匹敵するくらい、優秀で信頼に足る従者だと思うけどね。 君とクロムの関係も理想的じゃないかな。息が合っていて素晴らしい主従だよ。 |
フレデリク | こ、光栄です・・・・・・! しかし、理想という意味ではマルス王子も負けておられません。 主としての度量、そして他者を認める立派なお心は、まさに理想の主君と言えましょう。 |
マルス | 褒め過ぎだよ、フレデリク。でも主君と共にこの世界に来た君が、少しだけ羨ましいな。 |
フレデリク | 確かに、その点は幸運でしたね・・・・・・。 せめて、この世界にいる間は、マルス王子の従者に代わってお世話をさせてください。 たとえ主従でなくとも、私とマルス王子との間の信頼は不変のものですからね。 |
マルス | ありがとう。それじゃあ頼むよ。 ・・・・・・あ、今のはつい頼んだわけじゃないからね。 仲問として、君に力を貸してほしいということだよ。 |
フレデリク | はっ、わかっておりますとも。微力ながら尽くさせていただきます! |
マルス | その代わり、ぼくも君のために何かさせてほしいな。 君の仕事を手伝ったり、戦場では共に戦い、助け合ったり・・・・・・。 従者としての君でなく、仲間としての君と共に歩んでいきたいんだ。 |
フレデリク | ・・・・・・! ありがとうございます! マルス王子にそう言っていただけて光栄です。 これからも欠かさずお世話をさせていただきます! もちろん、仲間として。 |
マルス | ははは、ありがとう。よろしく頼むよ。これからも力を合わせ、乗り越えていこう。 |
フレデリク | はい。仲間として、共に励みましょう! |
ルキナ
キャラクター | 会話内容 |
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フレデリク | ルキナ様、どうぞ、紅茶です。あ、こちらはお茶請けです。 |
ルキナ | ありがとうございます・・・・・・。 |
フレデリク | 天幕の穴は先程、塞いでおきましたからね。出入口の雑草も抜いておきました。 |
ルキナ | あの、そこまでしていただかなくても、私、大丈夫ですよ。 |
フレデリク | 臣下の務めですから。夜は冷えますので、今はマフラーを編んでいるところです。 |
ルキナ | あっ、編み物なら私もできますよ。じゃあ私はお父様のマフラーを・・・・・・。 |
フレデリク | ああっ、その棒を抜いては! |
ルキナ | えっ?あっ!マフラーがほどけ・・・・・・。 |
フレデリク | 動かないでください!体に糸が引っかかって・・・・・・! |
ルキナ | きゃあーーっ!毛糸玉がっ!!すみません、フレデリクさん。私のせいでマフラーも糸もぐちゃぐちゃに・・・・・・。 |
フレデリク | いえ、私が驚かせてしまったからです。申し訳ありません。ですが、王族であるルキナ様にこのような雑用をさせるわけにはいきません。どうか、今後は控えていただけないでしょうか。 |
ルキナ | ・・・・・・でも、フレデリクさんは、いつ見ても忙しそうにしていますよね?あなたの力は、誰よりも信頼してます。だけど、手伝いたいんです! |
フレデリク | そういうところは、クロム様譲りですね。ふむ・・・・・・。・・・・・・もしや、私の負担が軽くなれぱ、その分クロム様を守ることに繋がると・・・・・・。心のどこかで、そう考えているのではありませんか? |
ルキナ | えっ・・・・・・?それは・・・・・・・・・・・・確かに、そうなのかもしれません。私が現れてから、フレデリクさんのお世話する対象が増えてしまいましたから。 |
フレデリク | それは当然です。ルキナ様をお守りすることは、クロム様をお守りすることと同じくらい大切ですから。ですが、それでクロム様のほうが疎かになるようなことはありませんよ。絶対です。 |
ルキナ | フレデリクさん・・・・・・。よかった。その言葉を聞いて、安心しました。 |
フレデリク | 貴方は、誰かに頼るということが、苦手なのかもしれませんね。 |
ルキナ | それは・・・・・・私は、お父様の娘として、皆を、守らなくてはいけませんでしたから。私が、誰かを頼りにするようでは、いけないと・・・・・・。 |
フレデリク | 今は、頼っていいんですよ、ルキナ様。ここには私の他にも、頼れる仲間が大勢います。ですから、ルキナ様も堂々と私に世話を焼かれていてください。 |
ルキナ | ・・・・・・はい、ありがとうございます,よろしくお願いします、フレデリクさん。でも、お手伝いはさせてください。純粋にやりたいなと思って・・・・・・ダメですか? |
フレデリク | それは・・・・・・。 |
ルキナ | あの・・・・・・お願いします。 |
フレデリク | ・・・・・・・・・・・・まったく。貴方にそう言われたら、断れませんね。 |
ルキナ | ありがとうございます。そうと決まれば、まずはー緒に、編み物しませんか! |
フレデリク | ええ、いいですよ。では折角ですから、私が考案した秘技を伝授しましょう。 |
カムイ(男)
キャラクター | 会話内容 |
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フレデリク | おや、カムイ王子。洗濯をしていたのですね。 |
カムイ(男) | うん。自分で洗ってみようと思ったんだ。でも、なかなかうまく洗えなくて・・・・・・。 |
フレデリク | そうだったのですか。······ちょっとお借りしますね。 このような厚手の服は、畳んでから、押すように洗うのがいいですね。 |
カムイ(男) | えっ、畳むのか!? 実は・・・・・・、洗濯をするのはこれが初めてなんだよ。 今までは、フローラやフエリシアに任せっぱなしだったから・・・・・・。 良い機会だし、ひととおり家事を覚えたいなって。 |
フレデリク | ふむ・・・・・・その方々は、名前から察するに貴方に仕える女性騎士の方々でしょうか。 |
カムイ(男) | ええと、騎士ではなくて、メイドだね。騎士なら、ギュンターって人がいるよ。 他に執事のジヨーカーもいて、その四人にはいつも迷惑をかけっぱなしで。 ・・・・・・あの、フレデリク。もしよかったら、僕に家事を教えてくれないか? |
フレデリク | いいですよ。私の技術と経験の全てをカムイ王子にお教えしましょう! |
カムイ(男) | 本当かい? フレデリクに教われぱ僕にもできる気がするよ! |
フレデリク | ふふっ、それは楽しみです。それでは、洗濯から覚えていきましょう。 |
カムイ(男) | はい! よろしく頼むよ! |
フレデリク | ええ、こちらこそ。まずは染みの落とし方です。 周囲を水で濡らして、染みの部力を摘んで指でこするのです。やってみてください。 |
カムイ(男) | 染みに指を・・・・・・。こう、かな? しまった、服が全部びちょびちょに! |
フレデリク | 大丈夫ですよ。気にせず手全体で軽く握ってから、指で撫でるように・・・・・・。 |
カムイ(男) | うーん、うまくできないな・・・・・・。軽く、握って・・・・・・。 |
フレデリク | カムイ王女、ちよっと貸していただいてもよろしいですか? こうやって、こうです。 |
カムイ(男) | あっという間に落ちてしまったな! まるで魔道士だよ、フレデリク。 |
フレデリク | この程度、慣れてしまえばすぐにできるようになりますよ。 |
カムイ(男) | ねえ、フレデリクさん・・・・・・。あっ、僕にもやらせ・・・・・・ああ・・・・・・。 すごい・・・・・・。ジヨーカーたちと比ベても引けを取らないほど速くて、丁寧だ・・・・・・。 |
フレデリク | ・・・・・・ふう、これでひととおり染み抜きの作業は終わりました。 |
カムイ(男) | フレデリク・・・・・・結局ひとりで全部やってしまったじゃないか・・・・・・。 |
フレデリク | ああっ、すみません! いつもの癖で! 次の作業はー緒にやりましょう! |
カムイ(男) | うん・・・・・・よろしく頼むよ! |
フレデリク | ところでカムイ王子、貴方の従者たちの働きぶりを教えていただけませんか? 異国の執事やメイド、騎士が、どのように主君のお世話をするのか、気になりまして。 |
カムイ(男) | いいとも! 僕もフレデリクに彼らのすごいところを伝えたいしね。 |
フレデリク | その方々も、カムイ王子が家事を修得して帰ったら、驚くかもしれませんね。 |
カムイ(男) | はは、今から、皆さんの反応が楽しみだな。 それにしても、こんなふうに楽しく話ながら、家事まで教われるなんて······。 フレデリクと仲良くなれて、本当によかったよ! |
フレデリク | 私も、カムイ王子に頼っていただけて、たいヘん光栄ですよ。 では、始めましよう! |
カムイ(女)
キャラクター | 会話内容 |
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フレデリク | おや、カムイ王女。洗濯をしていたのですね。 |
カムイ(女) | はい。自分で洗ってみようと思ったんです。でも、なかなかうまく洗えなくて・・・・・・。 |
フレデリク | そうだったのですか。······ちょっとお借りしますね。 このような厚手の服は、畳んでから、押すように洗うのがいいですね。 |
カムイ(女) | えっ、畳むんですか!? 実は・・・・・・、洗濯をするのはこれが初めてなんです。 今までは、フローラさんやフエリシアさんに任せっぱなしだったので・・・・・・。 良い機会ですし、ひととおり家事を覚えたいなって。 |
フレデリク | ふむ・・・・・・その方々は、名前から察するに貴方に仕える女性騎士の方々でしょうか。 |
カムイ(女) | ええと、騎士ではなくて、メイドです。騎士ならギュンターさんという方がいます。 他に執事のジヨーカーさんもいて、その四人にはいつも迷惑をかけっぱなしで。 ・・・・・・あの、フレデリクさん。もしよければ、私に家事を教えてもらえませんか? |
フレデリク | いいですよ。私の技術と経験の全てをカムイ王女にお教えしましょう! |
カムイ(女) | 本当ですか? フレデリクさんに教われぱ私にもできる気がします! |
フレデリク | ふふっ、それは楽しみです。それでは、洗濯から覚えていきましょう。 |
カムイ(女) | はい! よろしくお願いします! |
フレデリク | ええ、こちらこそ。まずは染みの落とし方です。 周囲を水で濡らして、染みの部力を摘んで指でこするのです。やってみてください。 |
カムイ(女) | 染みに指を・・・・・・。こう、ですか? ああっ、服が全部びちょびちょに! |
フレデリク | 大丈夫ですよ。気にせず手全体で軽く握ってから、指で撫でるように・・・・・・。 |
カムイ(女) | うーん、うまくできませんね・・・・・・。軽く、握って・・・・・・。 |
フレデリク | カムイ王女、ちよっと貸していただいてもよろしいですか? こうやって、こうです。 |
カムイ(女) | あっという間に落ちてしまいました! まるで魔道士ですね、フレデリクさん。 |
フレデリク | この程度、慣れてしまえばすぐにできるようになりますよ。 |
カムイ(女) | あ、あのー、フレデリクさん・・・・・・。あっ、私にもやらせ・・・・・・ああ・・・・・・。 すごい・・・・・・。ジヨーカーさんたちと比ベても引けを取らないほど速くて、丁寧です・・・・・・。 |
フレデリク | ・・・・・・ふう、これでひととおり染み抜きの作業は終わりました。 |
カムイ(女) | フレデリクさん・・・・・・結局ひとりで全部やってしまいましたね・・・・・・。 |
フレデリク | ああっ、すみません! いつもの癖で! 次の作業はー緒にやりましょう! |
カムイ(女) | はい・・・・・・よろしくお願いします! |
フレデリク | ところでカムイ王女、貴方の従者たちの働きぶりを教えていただけませんか? 異国の執事やメイド、騎士が、どのように主君のお世話をするのか、気になりまして。 |
カムイ(女) | いいですよ! 私もフレデリクさんに彼らのすごいところを伝えたいです。 |
フレデリク | その方々も、カムイ王女が家事を修得して帰ったら、驚くかもしれませんね。 |
カムイ(女) | ふふ・・・・・・。今から、皆さんの反応が楽しみです。 それにしても、こんなふうに楽しくお話ししながら、家事まで教われるなんて······。 フレデリクさんと仲良くなれて、本当によかったです! |
フレデリク | 私も、カムイ王女に頼っていただけて、たいヘん光栄ですよ。 では、始めましよう! |
ヒノカ
キャラクター | 会話内容 |
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ヒノカ | 傷薬は、と······。これだな。·····うむ、問題ない。 |
フレデリク | ヒノカ王女!そのような雑用、私がやっておきますから! |
ヒノカ | ああ、フレデリクか。すまない、じゃあそっちの棚を頼む。 |
フレデリク | ······承知しました。しかしヒノカ王女は、雑務にとても慣れておいでですよね。 普通、こういった仕事は、臣下に任せるべきものなのではありませんか? |
ヒノカ | そうかもしれん。私にも、アサマとセツナという臣下がいるにはいるのだが······。 ふたりとも、あまりそういう仕事は向いていないからな······。 |
フレデリク | まさか、臣下が仕事をしていないのですか?洗濯は?基本中の基本ですが。 |
ヒノカ | 洗濯物に絡まってー緒に流されるセツナを、私が回収にいく未来しか見えないな······。 |
フレデリク | 洗濯物とー緒に流される······!?何をどうしたらそのようなことに······! |
ヒノカ | 私にもわからない。が、自分でやったほうがいいという判断にもなるだろう? |
フレデリク | し、しかし、日々の掃除や片づけは? まさか、それさえもヒノカ様が自ら······!? |
ヒノカ | 当たり前だ。セツナにやらせれぱ、逆に崩壊するのはもう想像がつくとおもうが······。 アサマになど、もっと任せられん······。あいつは、私の粗探しが大好きなんだ! 部屋が少しでも散らかっていようものなら、ニヤニヤしながら嫌味を言ってくるし······。 寝具が乱れていれぱ、姫君のくせに寝相が悪いんですねーなんて、ネチネチネチネチ! |
フレデリク | なんと······!主君に対して、そんな不遜な態虞を!? |
ヒノカ | ああ····。ともかく、そういうのはもういいんだ。だから、私が全部やる。 |
フレデリク | なるほど······。私の予想だにしないような臣下が存在することは、わかりました。 大変なご苦労をなさっていたのですね。雑務に慣れていらっしやるのも道理です。 |
ヒノカ | しかし、悪いことぱかりではないんだ。戦になれば、非常に頼もしい二人だし····。 |
フレデリク | つまり、彼らの働きに満足していると? |
ヒノカ | まあ最初は、もう少し有能な者がよかったと思ったこともあった。 だが彼らの面倒を見なければと思うからこそ普段以上の働きができる気もするんだ。 |
フレデリク | ですが、やはり主君に雑務など…..。······まさか、小石拾いも王女ご自身で? |
ヒノカ | 小石拾い? |
フレデリク | 天幕の周りの雑草除去や、早朝の火起こしなども、すべてヒノカ王女の仕事ですか? |
ヒノカ | い、いったい何の話だ?まさかお前はそんなことまでやっているのか!? |
フレデリク | ええ、クロム様に仕える者として、当然の仕事です。 |
ヒノカ | そ、そうなのか······。フレデリクは、臣下の鑑だな。 主君のための仕事なら、どんなことでも自ら立派にやり遂げる、素晴らしい臣下だ。 |
フレデリク | そうありたいと努力している身としては、ヒノカ様のお言葉、感激の至りです! ですが、臣下の代わりに雑務をすべてこなすヒノカ様と比べれば、霞んでしまいますね。 貴方のような度量のある主を持って、その臣下たちは本当に辛せだと思いますよ! |
ヒノカ | ふふっ、だといいがな。お前の言葉だ、素直に受け取っておこう。 これからも、私が主君として成長できるようフレデリクの目で見ていてもらえるか。 |
フレデリク | もちろんです。私の臣下としての働きも、ご覧になっていてくださいね。 |
マークス
キャラクター | 会話内容 |
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マークス | 見事な腕だな、フレデリク。 先程の闘いでは、つい目を奪われてしまったぞ。 |
フレデリク | 光栄です。マークス王子も、お見事でした。さすがは暗夜最強と謳われるお方ですね。 |
マークス | いや、まだまだ私は経験不足だ。皆を守るためにも、もっと強くならねば······。 そうだ、今からお前に手合わせを頼んでも構わないだろうか? 暗夜とは違うイーリスの剣術を、少しでも多く学んでおきたいと思う。 |
フレデリク | ええ、喜んで。暗夜の剣術は私にとっても興味深いです。ぜひ、高め合いましょう。 |
マークス | 礼を言う。至らぬ点があれば、遠慮なく言ってくれ。 |
フレデリク | お任せください、マークス王子。 |
マークス | ······ふう。フレデリ久何か気になる点はあったか? |
フレデリク | そうですね······、強いて言うならば、マークス王子は······。 少し、形にとらわれ過ぎているのかもしれません。 |
マークス | 言われてみれば、決まった流れで敵を追い込もうとすることが多いかもしれん。 敵の動きをもっと見て、技の流れを変えていくべき、ということだろうか? |
フレデリク | 以前のクロム様は形を重視せず、自由な剣筋で戦っておられました。 しかし、それではひとつひとつの技が安定せず剣筋も雑になりがちでした。 つまり、今のマークス王子と逆です。 |
マークス | なるほどな。正しい形と臨機応変な動きのバランスこそが重要、というわけか。 |
フレデリク | はい、仰るとおりです。すみません······口が過ぎたでしょうか。 |
マークス | いや、構わん。最近は、誰かに指導を頼むことがなかったから、良い機会だった。 |
フレデリク | マークス王子はたいヘんな努力家なのですね。 |
マークス | ······私は天才ではないからな。努力をして力をつけるしか手段がないんだ。 |
フレデリク | 努力を統けられるということも、ひとつの才能ではないでしょうか。 その点で、マークス王子は間違いなく天才だと思いますよ。 |
マークス | ふっ······そう言われては、なおのこと努力を重ねねばならんな。 |
フレデリク | ふふっ、そうですね。ですが、あま無理はなさらぬように。 |
マークス | ありがとう、フレデリク。ためになったぞ。クロムの剣の腕にも頷けるというものだ。 |
フレデリク | マークス王子の腕も素晴らしいものですよ。 先日お教えしたばかりのイーリスの剣術が······。 見事に暗夜の剣術と組み合わさっていました。 |
マークス | 次に手合わせをするときまでに、さらに鍛錬を積んでおこう。 |
フレデリク | ふふ、私もイーリスの騎士として負けるわけにはいきませんね。 |
マークス | ······こうして、お前と親交を結べたことは私にとって実に幸運だった。 以前はよく父と手合わせをしたものだが最近はその機会もとんとなくてな。 だから、これからもできる限り訓練に付き合ってくれると嬉しい。 |
フレデリク | そのように言っていただけるとは光栄です。今後も、私の精一杯でお応えしましょう。 |
マークス | ああ、よろしく頼んだぞ。 |
カミラ
キャラクター | 会話内容 |
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カミラ | フレデリク、あなた、何をしているの?小石を拾っているようだけど······。 |
フレデリク | ええ、クロム様の通られる道からご移動を妨げる障害を排除しておりました。 |
カミラ | まあ!前から思っていたけれど、あなた、クロムのことが大好きなのね。 |
フレデリク | その言い方は誤解を招きます、カミラ王女。あくまで臣下としてお慕いしているのです。 |
カミラ | あらまあ······。臣下として、ね。他にはどんなことをしているのかしら? |
フレデリク | 例えぼ、クロム様がお出かけになる際は行き先を把握し、事前に経路を巡回します。 そして滞りなく用事を済ませられるよう、店や食堂などの予約も取っておきます。 当日は密かに尾行して後方を警戒し、必要に応じて先回りして緊急事態に対応。 この私で事足りる用事であれば、先に済ませておいて差し上げることも······。 |
カミラ | 流石ね、フレデリク。だけど私だって、カムイにはいろいろしてあげているのよ。 カムイに危害を加えそうな存在は、敵から羽虫まで残らず殺しているし······。 カムイが常に清潔でいられるように、洗濯物も私が洗っているのよ。 なんなら、一緒にお風呂に入って私が全身洗ってあげたいくらい······。 |
フレデリク | ······何たる不覚。私としたことが、主君のお背中を流して差し上げたことがないとは! 気づかせてくださり、感謝いたします!さっそくクロム様を温泉に誘います! |
カミラ | ······フレデリク。あなた、なかなかわかっているわね。 そんなあなたを見込んでひとつ相談があるんだけど、いいかしら。 |
フレデリク | ええ、もちろん。喜んで力になりましょう。 |
カミラ | 私、カムイをもっと喜ぱせたいのよ。あなたに何か良い案はない? 何をしたら、カムイがもっと喜んでくれるかしら。 |
フレデリク | そうですね······。 例えば、戦闘時はカムイ様を讃える歌で、気分を盛り上げて差し上げるとか······。 苦戦していれば「カムイ様絶対勝利」と書いた旗を振って全力で応援。 勝利できた際には、全国民を招集して三日三晩胴上げして祝うのもよいでしよう! |
カミラ | 素晴らしいわ······!あなたに相談して、正解だったわね。 そうだ、フレデリクもー緒にやりましょ?きっとクロムも喜ぶわ。 |
フレデリク | ええ、実は私も、我ながら良い思いつきだと思っていたところでした。 |
カミラ | ふふ、決まりね。まずは旗の材料を買いに行きましょう。 |
フレデリク | 構いませんが、その前に石拾いを済ませてもよろしいでしょうか。 |
カミラ | もちろんよ、わたしも手伝うわ。カムイのためにもね。 一緒に草むしりもして、あの子を傷つけそうな小虫もー匹残らず取り除くわ。 |
フレデリク | それは妙案です。では早速、あちらからお願いします。私はこちらを······。 思いを同じくするカミラ王女とー緒ならぱ、すぐにでも片づけられるでしょう! |
レオン
キャラクター | 会話内容 |
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フレデリク | よろしいですか?レオン王子。 |
レオン | いいけど、急に何の用? |
フレデリク | 実は······私はずっとレオン王子に隠し事をしておりました。 |
レオン | 隠し事? |
フレデリク | ええ。お伝えしようかしまいか、非常に悩んだのですが······。 レオン王子と良き関係を築くためにも、もう隠してはいられません······。 |
レオン | いったいどんなこと?そう言われると気になるんだけど。 |
フレデリク | 実は、レオン王子の······。 |
レオン | 僕の······? |
フレデリク | 法衣が裏返しです。 |
レオン | ······え?わわっ······本当だ! |
フレデリク | それとなくお伝えしたかったのですが、最近も着衣の乱れは増すばかり······ どうしても言わずにはいられませんでした。 |
レオン | もしかして、フレデリクが会うたびに服装や流行の話をしてきたのは……! |
フレデリク | 私の力不足で、こうして指摘することになって申し訳ありません。 |
レオン | いや、こちらこそ気づけなくて悪かったよ。 でも、僕とあんたの仲なんだから······はっきり言ってくれてよかったのに。 言葉をまっすぐに交わしてこそ、真の仲間と言えるだろうからね。 |
フレデリク | わかりました。ではこの際なので、仲間として申し上げます。 |
レオン | うん、何でも言って。 |
フレデリク | レオン王子が行動を共にするようになって、法衣が裏返っていたことは累計36回です。 一国の王子ともあろうお方が、さすがにだらしなさすぎるのではと······。 |
レオン | さ、さんじゆ······。いや、あ、ありがとう。これからも避慮なく指摘してくれ。 |
フレデリク | ですが、それくらいのことでは、私もこのように言ったりはしません。 |
レオン | それくらいのこと······!? |
フレデリク | この前の朝は、鎧の上に寝聞着を着込んでおられ—— |
レオン | なんで知ってるんだよ!?あの時は誰にも見られず部屋に戻ったはず······! |
フレデリク | それは、レオン王子に用があって、たまたまお部屋の近くにいたものですから。 一昨日の朝は魔道書と間違えて、枕を持って出歩いておられました。それに······。 |
レオン | レそのことは······!!ま、まだあるのか!? |
フレデリク | 一番驚いたのは、誰の物と間違えたのか、女物の—— |
レオン | フレデリク!!······忠告ありがとう!これからも、よろしく頼むよ! |
フレデリク | おや······承知しました。 では今後は毎朝、レオン王子の服装を確認させていただきます。 クロム様のための草むしりの途中に、立ち寄らせていただくのが良さそうです。 |
レオン | いや、そういう意味じや······くっ。毎朝······これを言われるのか······。 ······わかった、頼むよ。······それでこそ、真の仲間と言えるだろうからね······。 |
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