ハースストーン(Hearthstone)のヒーローの特徴や扱いやすさ、ヒーローパワーなどの一覧です。9人いるヒーローで初心者向きなのはどのヒーローなのか、またどういった特徴があるのかをここでは書いていますので、ヒーロー選びに悩んだらぜひ確認しましょう。
ヒーローの特徴
ハースストーンには9人のヒーローがおり、それぞれ違った個性を持つのが特徴です。
ここでは主に初心者に向けた各ヒーローの特徴を紹介していきます。
なおヒーローパワーはどのヒーローでも2マナで使うことができるので消費マナは省略致します。
ドルイド | ハンター | メイジ |
パラディン | プリースト | ローグ |
シャーマン | ウォーロック | ウォリアー |
ドルイド
- 特徴
[ 錬気 ]や[ 野生の繁茂 ]を使ったマナを利用した戦略や「選択」が特徴のヒーロー。
また「獣」の種族に対して効果のある呪文を持ち、ドローする力は比較的高め。
序盤で中型・大型のミニオンを出したり、呪文ひとつで盤面に複数のミニオンを並べることができる。
しかし大型ミニオンに対しての耐性が少なく、除去が比較的弱め。 - ヒーローパワー
装甲+1と攻撃力+1(攻撃力のみ1ターンだけ)を得て、攻撃することができる。
序盤に何もカードを出せなくとも、ヒーローパワーで攻撃力1のミニオンを無傷で倒すこともできる。ミニオンを倒したり、ヒーローに追加ダメージを与えることが主な使いどころ。
また余ったマナで「装甲」をつけて一時的にライフを増やすことも使いどころの1つ。 - 扱いやすさ
★★★★☆
初心者には比較的おすすめと言えるヒーロー。
どのデッキを使っても方向性がはっきりしているので、やることに悩むことが少ない。
除去が弱めなので、不安を覚えることもしばしば。
またどちらを「選択」すればいいのかの難しさが若干ある。 - 代表的なデッキ
【 アグロドルイド 】
【 翡翠ドルイド 】
【 ランプドルイド 】
ハンター
- 特徴
クラス固有カードに多くの「獣」カードを持ち、呪文も「獣」に影響を受けるものが多い。
とにかく「獣」に関するものが多く、長所短所ともいうことができる。
除去は比較的強めで、ドローする力は低い反面、「断末魔」で盤面に残るミニオンが多い。
相手のライフが残りわずかの時、ヒーローパワー使って実質詰み状態にする力は随一。 - ヒーローパワー
上記で少し記述しているが、相手ヒーローに2点を出すことができる。
盤面に影響することは一切ないが、2点を確実に与えるため、終盤の削りあいでは一日の長がある。
マナが余れば打つという、シンプルな扱いが非常に楽なのもポイント。 - 扱いやすさ
★★★★★
ドローする力が弱いかわりに、1枚のカードが強力なものが多い。
終盤はカードがなくとも確実に相手ヒーローに2点与えることができるのは強力。
やることも明確で、勝つときも負けるときも理由がはっきりしており、自分のミスにも気づきやすい。盤面重視でミニオン同士をぶつけあうのか、相手ミニオンを無視してヒーローにダメージを与えるのかの判断が大切になってくる。
そういった場面がわかりやすいため、初心者の方には1番おすすめしたいヒーロー。 - 代表的なデッキ
【 ミッドレンジハンター 】
メイジ
- 特徴
チュートリアルでもお世話になるクラス。
数多くの呪文を持ち、「秘策」「発見」「変身」「凍結」と呪文の選択肢が非常に多い。
ダメージを与えるのはもちろん、ドローも呪文で行うことができ、ドローする力も比較的高め。
とにかく呪文が多く、場面に適した対応を取りやすいのが強み。
逆に受け身になればなるほど返す手段が無くなってしまいがちなところが弱みといえる。 - ヒーローパワー
自分や自陣のミニオンも含め、好きなところに(無傷で)1点与えることができる。
どのミニオンでも体力1にできればリスク無く倒せる点は非常に強く、汎用性が非常に高い。 - 扱いやすさ
★★★★★ - 代表的なデッキ
【 秘策メイジ 】
【 コントロールメイジ 】
【 フリーズメイジ 】
基本カードも非常に強力なものが多く、[ ファイアーボール ]はずっとお世話になる。
とにかく呪文が扱いやすく、効果がわかりやすいので初心者の方にもおすすめできるクラス。
メイジ固有ミニオンの効果は強いがスタッツが若干弱めなものが多い。
またミニオン強化の呪文はないので、出たミニオンの強化はできない。
呪文が無くなるとミニオンで相手の体力を削る能力は低めなので、どの場面でどの呪文を使うかという判断が鍵となる。
パラディン
- 特徴
選択肢が以上に多く、適材適所に応じたミニオンや呪文がある。
武器も豊富にあり、[ トゥルーシルバーチャンピオン ]は回復効果も持つ強力な武器。
相手ミニオンの攻撃力や体力を変化させたり、自分のミニオンを強化したりと柔軟な対応ができる。
ドローする力は一部条件を満たすと強力だが、その他はコストが高くどちらともいえない。
またパラディン固有カードの多くに「マーロック」の種族を持つことも特徴。臨機応変な動きができ、あらゆる状況に対応することができるのが強みと言える。
しかし器用貧乏になってしまうこともしばしば。
試合が終わると、結局何がしたかったのかわからず終わることもある。 - ヒーローパワー
1/1のミニオンを出現させる。
カードを使わずとも盤面にミニオンを出すことができるのは便利。
ただ1/1のミニオンだけで盤面や試合展開に大きく干渉することはできず、強化したりなど何かしらする必要がある。
決して弱くはないが、あくまでサポート要素の強いヒーローパワー。 - 扱いやすさ
★★☆☆☆
アグロ~コントロールまでなんでもこなしてしまうパラディン。
またアグロでもミッドレンジよりにしたり、ミッドレンジでもアグロよりにしたりとデッキの選択肢が非常に多い。
その選択肢の豊富さから、ハマれば相手は何もできないまま倒されることもあるほど、対応力が高い。しかし最適解がわかりにくく、何をすれば正解なのかがよくわからないことが多い。
非常に強力なコンボとなる[ 平等 ]+[ 聖別 ]などがあるが、何かとセットにして真価を発揮するカードが多い。
またデッキを作る際に必要な魔素が非常に高く、初心者の方にはどちらかといえば不向きな部類。 - 代表的なデッキ
【 アグロパラディン 】
【 ミッドレンジパラディン 】
【 コントロールパラディン 】
プリースト
- 特徴
聖職者のクラスらしく、相手の手札・デッキ・盤面からカードを盗むことを得意とする(!?)クラス。
突出した強さはないが、手札が切れにくく比較的ゆったりと安定した戦いが得意。
固有のカードは上記の盗むカードや、体力に関連するカードが多い。
またドローする力は比較的高めで、[ ノースシャイアの聖職者 ]や[ 真言・盾 ]などのカードを利用してドローができる。ミニオンは攻撃力よりも体力が高いものが多く倒されにくいが、その逆もしかり。
攻撃力がない分、中々倒しきれないということも少なくはない。
特にこちらの盤面にミニオンがいない場合の火力は非常に低く、あと1点が足りず負けてしまう試合も多い。 - ヒーローパワー
相手ヒーロー、相手ミニオンを含め好きなところを2回復できる。
序盤ではこのヒーローパワーの効果相手ミニオンを一方的にトレードすることができる。中盤以降はミニオンを回復するのか、自分を回復するのかの判断が難しくなってくる。
カードを使うか回復するか、回復はどこにするかなどと扱いは意外と難しい。 - 扱いやすさ
★★☆☆☆
主にコントロールを得意とするプリースト、その選択肢の多さは尋常ではない。
カード1枚1枚の役割が大きく、どのカードを入れるか非常に悩ましい。
2ターン目にミニオンを出すか [ ノースシャイアの聖職者 ]を回復させるかで長考するのは誰もが通る道。しかし確定除去が条件付きのものしかなく、攻撃力4のミニオンには序盤から試合終了まで何もできずに終わることもたびたび。
また盤面からしかといっていいほど、相手ヒーローにダメージを与えれない。
細かいスキルが必要とされ、初心者の方には扱いにくい部類といえる。 - 代表的なデッキ
【 コントロールプリースト 】
【 ドラゴンプリースト 】
【 沈黙プリースト 】
【 ハイランダープリースト 】
ローグ
- 特徴
「コンボ」という2枚目以降に使うと強力な効果を持つローグ固有のカードが特徴。
0コストで2点与える呪文をはじめ、比較的低コストの呪文が多い。
ドローする力は比較的高めで、[ ガジェッツァンの競売人 ]を組み合わせたドローは圧巻の一言。
また、相手のカードをランダムで盗むカードや、手札に戻すカードが多いのも特徴。ミニオン1体だけが盤面にいるだけで相手を倒してしまうほど、瞬間火力の高さは突出している。
だが攻撃手段は豊富だが、防御や回復手段は最弱といっていいほど。
攻撃は得意だが、防御はからきしといったように得意不得意がはっきりと分かれているクラス。
- ヒーローパワー
カードを使わずに1/2の武器を装備することができる。
序盤に動けるカードがない場合でもヒーロー自身でダメージを出しにいけるのが強み。
ミニオンを殴った場合にはダメージは受けてしまうものの、敵ミニオンや敵ヒーローに1点与えることができるのは便利。 - 扱いやすさ
★★☆☆☆
固有カードの「コンボ」は非常に強力で低コストスペルで積極的に盤面を制圧することができる。
またカードを使えば使うほど強化されるカードや、コストを減らしたりなどの動きも強力。しかし一方で手札の事故も多く、防御手段が乏しいため、展開次第で何もできずに終わることがよくある。
また使いこなすのは独特の感覚を養う必要があり、初心者にはどちらかといえば不向き。 - 代表的なデッキ
【 ミラクルローグ 】
【 クエストローグ 】
【 テンポローグ 】
シャーマン
- 特徴
「オーバーロード」という次のターンのマナを前借りして出すことができる固有カードを持つ。
呪文は癖が強いものの強力なものを多く持ち、全体除去が特に強い。
ドローできる行動は複数あるが、ドローする力はどちらともいえない。
シャーマン固有の種族「トーテム」ももうひとつの大きな特徴。
「トーテム」自体は大した強さではないが、強い効果を持つカードが多い。オーバーロードで強力な動きができるので、積極的に盤面を取りやすい。
しかしオーバーロードでしか対応ない局面の際、次のターンはさらに対応できずそのまま終わってしまうことも。 - ヒーローパワー
4種類の「トーテム」1体をランダムで出すことができ、それぞれ固有の効果を持つ。
「トーテム」単体では大した影響を与えることはできないように感じるが、固有の効果を発揮できた場合非常に強力。
しかし任意のものが出てこないので若干扱いにくく、望んでいないものが出てきた場合は何もできないことも多い。 - 扱いやすさ
★★★☆☆
強力なカードを多く持つので、カードパワーだけで押し切れることも多い。
特に[ ドゥームハンマー ]+[ 岩穿ちの武器 ]のコンボや[ 血の渇き ]で涙を流した方も多い。マナの前借りという特性上、次に何をするのか計算してカードを使わないと、次のターンで何もできないこともある。
また[ 炎の舌のトーテム ]や[ マナの潮のトーテム ]の関係上、ミニオンの配置が非常に難しい。
強力なカードも多く使いやすいが、反面繊細な難しさを持つため、初心者の方には向くとも向かないとも言いにくい。 - 代表的なデッキ
【 進化シャーマン 】
【 エレメンタルシャーマン 】
【 アグロシャーマン 】
ウォーロック
- 特徴
その見た目からただならぬ気配をかもし出すウォーロック。
デメリットを持つ反面、強力な効果を持つカードが多くあるのが特徴。
固有のミニオンの多くが「悪魔」の種族を持つ。
ドローする力は全ヒーロー中最高と言っても過言でないほど高く、ヒーローパワーがその象徴。メリット・デメリットのつり合いが状況によって大きく変化し、よりメリットが高い行動を選ばないとドツボにハマりやすい。
またじりじりとした攻防の時に、自分だけ体力が削れていくということがある。 - ヒーローパワー
マナのほかに体力を2消費して1枚カードを引くことができる。
このヒーローパワーのおかげで手札事故は少なく、またカードが無くなってもいつでもドローできるのはとても強み。
しかし体力を消費して引くことができるので、1点を争うような終盤ではそのドローが致命傷になることもある。
とても強力だが、その反面デメリットもしっかりとあるので扱いは難しい。 - 扱いやすさ
★☆☆☆☆
カードゲームには付き物の手札事故が1番起きにくいクラス。
例えマリガンで事故が起きても、すぐに立て直せるという面で安定した戦いがしやすい。
カードもコストは低く強力なものが多く、カードを捨てるという行動が強い行動になる場面もある。しかし行動ひとつひとつにメリットデメリットが付きまといやすい。
常にリスクリターンの計算をして行動しなければいけないので、初心者には向かない。 - 代表的なデッキ
【 ズー 】
【 ハンドロック 】
ウォリアー
- 特徴
その風貌通り、攻守にわたり秀でた強さをもつカードを多く有するのが特徴。
ダメージを負うと効果を発動するカードが豊富で、[ 泡を吹く狂戦士 ]はその代表格。
また「武器」カードや「装甲」をつけるカードが多く、圧倒的な攻撃力・防御力で相手を粉砕する。
ドロー力は高め。行動ひとつひとつが強力ゆえ、カードを使うタイミングが非常にわかりやすい。
また味方ミニオンを巻き込む効果を持つカードも多いので、使い方を間違えると一気に不利になってしまうこともある。 - ヒーローパワー
一時的に体力を増やす「装甲」を2増やすことができる。
効果が単純明快なので、できることがないときは打つだけで体力を2点増やせるのは強い。
また「装甲」の分だけダメージを与えるカードもあり、その効果はお墨付き。
かなり扱いやすいヒーローパワー。 - 扱いやすさ
★★★★★
アグロタイプのデッキからコントロールのデッキまで幅広く使うことができ、カード1枚1枚の強さが際立つ。
特に[ 止めの一撃 ]や[ 乱闘 ]といったカードは、1枚だけで戦局が大きく変わるほど。
カード1つ1つの効果が単純明快でわかりやすく、初心者にはおすすめできる。1つ1つの効果が単純明快ということは、それだけカードを使うタイミングを読まれやすいということでもある。
相手の裏をかく行動は苦手で、横綱相撲をして勝つ必要がある。 - 代表的なデッキ
【 海賊ウォリアー 】
【 クエストウォリアー 】
【 コントロールウォリアー 】
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