どうしてCoDは第2次大戦に回帰したか? 真意が判るストーリードキュメンタリー「仲間との絆」が公開!
どうして『コール オブ デューティ』の最新作は、第2次世界大戦に回帰したのだろうか?
近作では、『CoD ブラックオプス』シリーズを中心とする近未来を舞台にしたシリーズと、『CoD アドバンスド・ウォーフェア』による宇宙を舞台にしたシリーズが並行して進められており、シリーズの進歩の方向性が徐々に未来へと開かれていた『コール オブ デューティ』シリーズ。
しかし、11月3日に発売される最新作『コール オブ デューティ ワールドウォーII』では、ゲームの舞台を第1作と同じ第2次世界大戦に合わせた。これは単なる第1作のリメイクなのか? それとも、未来志向にあった自作シリーズへの反発、もしくはサプライズなのか? 今回公開されたゲーム制作陣によるストーリードキュメンタリーを見れば、いずれの憶測も異なるということがきっと理解できることだろう。
◆『コール オブ デューティ ワールドウォーII』ストーリードキュメンタリー「仲間との絆」
ストーリードキュメンタリー「仲間との絆」内容まとめ
▲「戦争の歴史を新たな世代に語り継がなければならない」と第2次世界大戦を専門とする歴史家マーティン・モーガンは語る。この戦争の歴史を語り継ぐという使命感は、本作全体の通底にあるようだ。
▲スタジオヘッドのマイケル・コンドリーは「戦った人々だけでなく、争った場所にも敬意を示さなければならない」と語る。そのために歴史家のマーティンの力を借りて、当時の細部に至るまで忠実な再現を試みた、とのこと。
▲「このゲームはフィクションではない」とアートディレクターのジョー・サリュードは言う。フィクションではない、ということはつまり、ノンフィクションであるとも言い換えることが可能となる。もちろん、本作は史実を再現した教科書ではないものの、「楽しむためのゲーム」から一歩深く踏み込んだところで制作されたということだ。
▲物語の舞台は「ノルマンディー」から始まる。ノルマンディー上陸作戦、通称「D-Day」は14か国・13万人からなる史上まれなる大多国籍軍から成っていた。
▲最初にノルマンディーのオマハビーチを突破したアメリカ軍第一歩兵団「ビッグ・レッド・ワン」。彼らの友情や絆を中心に物語は綴られる。
▲舞台はフランス・パリへと移る。第2次世界大戦中、パリはドイツ軍に一時占領されていた。本作では、占領下のパリで民間人を中心に抵抗を続けるレジスタンスたちの活躍も描かれる。ゲーム映像では、女性リーダーの姿も確認できた。
▲さらに舞台は移りベルギーのアルデンヌへ。ここではドイツ軍との最後の大規模戦闘「バルジの戦い」が行われた。この戦いでヒトラー率いるドイツ軍を打ち倒した連合軍はヨーロッパ戦線に終止符を打つことができた。
▲「第2次世界大戦は個人の物語ではなく、これに関わったすべての人々の物語なのだ」と歴史家のマーティンは語る。それは本作の根底にあるメッセージを捉えているようだ。
※画像はすべてYOUTUBEからの出典。
『コール オブ デューティ ワールドウォーII』 キャラクター紹介
今回。ストーリードキュメンタリーと一緒に、本作の主要キャラクターのひとりひとりをピックアップするキャラクター紹介動画も公開された。製作者の厚い思いのこもったストーリードキュメンタリーを見た後で、キャラクター紹介も見れば本作への期待感もより一層高くなるに違いない。
ロナルド・”レッド”・ダニエルズ
ロバート・ザスマン
ウィリアム・ピールソン
ジョセフ・ターナー
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