基本的な安全牌と危険牌を知ろう

振込みが止まらない！

そもそも何を切っていいかがわからない

他家が立直をしたとき、初心者のときは何を切っていいのかわからないことが多い。とはいえ誰もがはじめはそんなものなので、そこに気づけたことこそ成長するタイミングだ。

安全牌や危険牌を知ろう

振込みは絶対に防げるとは言わないが、捨て牌の傾向を読むことである程度防げるようになる。そのために、安全牌や危険牌を知ろう。

安全牌や危険牌とはなにか

ロンされる確率が低い牌が安全牌

100%とは言えないが、比較的安全に切れる牌のことを安全牌という。例えば、すでに字牌が3枚切れている場合や鳴かれている場合、国士無双以外の和了あがりは無いので、南は安全牌ということがわかる。

ロンされる確率が高い牌が危険牌

安全牌とは逆に、ロンされる確率が高い牌を危険牌という。例えば、立直した他家が1枚も萬子を切っていない場合、清一色や混一色といった染め手の可能性が高く、萬子全般が危険牌となる。

絶対にロンされない牌は完全安全牌

他家全員が捨てている牌は絶対安全

他家が全員捨てている牌は、誰にもロンされない絶対安全牌となる。どの牌も自信が無いといった場合、完全安全牌から切っていくのも悪くない。

上家が直前に捨てた牌も完全安全牌

上家(自分の左の人)が直前に切った牌は、こちらも絶対にロンされない絶対安全牌となる。ただし、次の順では絶対安全牌とは限らないので、その点は注意しておこう。

安全牌や危険牌はどうすればわかる？

基本的には捨て牌から予測する

安全牌や危険牌は基本的に他家の捨て牌から予測する。そのため、他家が立直した際などは捨て牌をまずは見よう。

捨て牌のかたよりを見つけよう

1・9・字牌の幺九牌ヤオチューハイばかりを切っている場合は断幺九タンヤオが絡んでいることが多い。また、特定種類の牌が切られていない場合などは染め手と呼ばれる清一色などの可能性が高い。

自分の手牌からもわかることがある

例えば、自分が3筒子を3枚持っており、捨て牌に3の筒子が1枚切られていたとする。その場合、123の順子の可能性はなく1萬は安全牌ということがわかる。

スジは基本的に安全牌

他家が立直をした際、捨て牌に4の萬子があったとする。その際、2萬3萬での両面待ちの可能性はフリテン以外では無く、1萬はスジとなり安全牌となる。

基本的なスジを知ろう

順子の両面待ちがスジ

スジとは順子の両面待ちのことをいう。両面待ちの際、どちらか一方を切っているとフリテンとなりツモでしか和了ることができない。このようなロジックからスジは安全牌となる。

基本のスジ6つを覚えよう

1と4待ち
2と5待ち
3と6待ち
4と7待ち
5と8待ち
6と9待ち

上記は基本のスジ6つとなる。スジについてはこれらをまず覚えておこう。

双碰シャンポン待ちには使えない

スジは安全牌ということはわかったが、1点だけ弱点がある。それは双碰シャンポン待ちには使えないという点。あくまで、両面待ちをしている際に有効ということは覚えておこう。

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