初心者でもわかる麻雀用語の解説

雀魂(じゃんたま)の麻雀用語についての解説ページです。麻雀初心者にもわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ゲームの用語

名前 説明
キョク ゲームの単位で、配牌ハイパイから誰かが和了あがるまで、もしくは流局するまでのこと。4人麻雀の場合、東風戦では4局、南風戦では8局まである。
半荘ハンチャン 前半戦の東場と後半戦の南場で東4局、南4局の計8局を表すゲームの単位。
東風戦トンプウセン 親が一巡する東場の全4局を表すゲームの単位。
南風戦ナンプウセン 親が二巡する東場と南場の全8局を表すゲームの単位。
流局リュウキョク 誰も和了あがりがなく局が終了すること。流れるとも言う。
オーラス ゲームの最後の1局を示す。東風の場合は東4局目、半荘戦(南風戦)の場合は南4局目のこと。

場の用語

名前 説明
東家トンチャから始まり、左回りでプレイヤー全員が1度は親になる1周のこと。
東場トンバ 東家トンチャから始まり、左回りでプレイヤー全員が1度は親になる1周目のこと。2周目は南場ナンバ、3周目は西場シャーバとなっていく。
O本場ホンバ 局の親が上がる、親の聴牌テンパイでの流局した場合、1本場、2本場…となっていきその局が続いていく。また、本場の数によって和了あがりの点数が300点ずつ上がっていく。他のゲームで例えるなら、1-1から始まり、1-2、1-3…と続いていくといったようなイメージ。
ホー 捨て牌を並べるところ。日本語では「かわ」と呼ばれることが多い。

プレイヤーや対局相手の用語

名前 説明
オヤ 現在の局における東家トンチャのこと。
親以外の南家ナンチャから北家ペーチャまでのこと。
他家ターチャ 自分以外のプレイヤーのこと。
東家トンチャ 現在の局の親のこと。
南家ナンチャ 現在の局の親から見て右のプレイヤー。
西家シャーチャ 現在の局の親から見て正面のプレイヤー。
北家ペーチャ 現在の局の親から見て左のプレイヤー。
上家カミチャ 自分からみて左のプレイヤー。
下家シモチャ 自分からみて右のプレイヤー。
対面トイメン 自分からみて正面のプレイヤー。

鳴きについての用語

名前 説明
副露フーロ 鳴くこと。具体的には、チー、ポン、明槓ミンカンをして手配を完成させることを指す。 広義には、暗槓アンカン加槓カカンを含めて副露と呼ぶこともある。
ポン 手牌に2枚同じ種類の牌が揃っている対子トイツがある状態で、他家が切った牌を貰って3枚の刻子コーツを作る行為。
チー 手牌に2枚連続した数牌の塔子ターツがある状態で、上家が切った牌を貰って3枚の順子シュンツを作る行為。
カン 明槓ミンカン暗槓アンカン加槓カカンを指す言葉、もしくはカンをする行為。
明槓ミンカン 暗刻のとき、他の人からカンしてつくった同じ牌の4枚の組み合わせ。
暗槓アンカン 自分の牌のみでカンしてつくった同じ牌の4枚の組み合わせ。基本的に副露として扱われない。
加槓カカン ポンした明刻子メンコーツに、その牌の4枚目を加えて槓子カンツとすること。

牌や組み合わせなどの用語

名前 説明
自摸ツモ 牌山からプレイヤーが牌を1枚取る行為のこと。
打牌ダハイ ツモやポンなどのあとに、河に牌を1枚捨てる行為のこと。
捨牌ステハイ 打牌によって捨てられた牌、または河に並べられた牌のこと。
ツモ切り ツモした牌を手配に加えることなく、そのまま捨てる行為。
ドラ 和了あがった場合、1枚で1翻加点される牌。
ドラ表示牌 ドラを示す牌。ドラ表示牌の次の牌がドラとなる。例えば1萬がドラ表示牌の場合、2萬がドラとなる。
裏ドラ 立直をかけて和了あがった場合、ドラ表示牌の裏牌もドラ表示牌となるルール。もしくは裏ドラそのものを指す言葉。
カンドラ プレイヤーがカンをした場合、ドラ表示牌の隣を牌を開き、ドラ表示牌が追加されるルール。もしくはカンドラそのものを指す言葉。
赤ドラ 手牌にあるだけでドラ扱いとなる牌。一般的には5萬・5筒・5索のこと。
雀頭ジャントウ 和了あがりの形の中で同じ種類の牌2枚1組で作る組み合わせ。あたまと呼ばれることもある。
面前清メンゼンチン 全く鳴いていない状態。チー・ポン・明槓ミンカンといった他家の捨て牌を一切利用しないで手牌を構成している状態。面前メンゼンと略すこともある。
聴牌テンパイ 和了あがりに必要な牌が残り1枚となった状態のこと。
数牌シューパイ 数字の牌のこと。日本語ではスウパイと呼ぶ。
字牌ツーパイ 東南西北白發中の牌のこと。日本語ではジハイと呼ぶ。
風牌フォンパイ 東南西北の牌のこと。フウパイ、カゼハイと呼ぶこともある。
自風牌ジフウハイ 東家での「東」、南家での「南」などの自風と対応する風牌のこと。
場風牌バカゼハイ 対局中に今行っている場が対象となる風牌のこと。例えば、東1~4局なら字牌の「東」が場風牌となる。
客風牌コーフォンパイ 自風牌や場風牌以外の風牌。キャクフウハイ、オタ風とも呼ばれる。
三元牌サンゲンパイ 白發中の牌のこと。
幺九牌ヤオチューハイ 数牌の19と字牌のこと。
老頭牌ロートーハイ 数牌の19のこと。
面子メンツ 牌の組み合わせのことを言い、順子シュンツ刻子コーツ槓子カンツのいずれかの完成形を指す。
対子トイツ 暗刻アンコーができる1つ前の状態。例えば、同じ牌を持っているとき、もう一度同じ牌が来ると刻子コーツになるので、対子となる。
刻子コーツ 同じ牌を3つ揃えた状態。
暗刻アンコー 鳴かずにツモのみで同じ牌を3つ揃えた状態。
塔子ターツ 順子シュンツができる1つ前の状態。例えば、23の数牌を持っているとき1か4が来ると順子シュンツなるので、塔子となる。
暗刻アンコー 鳴かずにツモのみで同じ牌を3つ揃えた状態。
槓子カンツ 同じ牌を4つ揃えた状態。
嶺上リンシャン カンしたあとに引く自牌

アガリや待ちの用語

名前 説明
和了ホーラ 和了あがり、もしくは和了あがること。
自摸和ツモホー 自摸ツモによって、和了あがり形を完成し、和了宣言して手牌を開くこと。
ロン 他家の捨牌で和了あがり形を完成させ、和了宣言して手牌を開くこと。直撃と言われることもある。
放銃ホウジュウ 自分の打牌に対して他家がロンし、和了あがられてしまうこと。
嵌張カンチャン待ち (聴牌テンパイ時)未完成の面子メンツ1萬3萬で真ん中の2萬のが来れば、順子シュンツが完成して和了あがり1枚の待ちの形。
辺張ペンチャン待ち (聴牌テンパイ時)未完成の面子メンツ1萬2萬で、端の数字の3萬が来れば、順子シュンツが完成して和了あがり1枚の待ちの形。
上記と同様に、8萬9萬で待っている際は、7萬辺張ペンチャン待ちとなる。
単騎待ち (聴牌テンパイ時)すべての面子メンツが完成しているが、雀頭ジャントウが1枚しかなく、もう1枚来れば雀頭ジャントウが完成し和了あがとなる1枚待ちの形。
また、最後の1枚を単騎待ちする場合、地獄単騎と言われる。
裸単騎 ポン、チー、カン、などによってすべての面子メンツを晒している状態で雀頭ジャントウとなる残り1枚で待っている状態。
両面リャンメン待ち (聴牌テンパイ時)未完成の面子メンツ2萬3萬で、両端の1萬4萬のどちらが来ても順子シュンツが完成して和了あがりとなる2枚の待ちの形。
双碰シャンポン待ち (聴牌テンパイ時)未完成の面子メンツ1萬1萬1筒1筒という対子トイツが2組ある状態で、どちらかの牌が来れば、1つが雀頭ジャントウとなり、もう1つが刻子コーツが完成して和了あがりとなる2枚の待ちの形。
ノベタン (聴牌テンパイ時)雀頭ジャントウが1枚しかなく未完成で、1萬2萬3萬4萬で待っており、1萬4萬のどちらかが来れば雀頭ジャントウが完成して和了あがりとなる2枚の待ちの形。

スジや戦術の用語

名前 説明
スジ 両面待ちの両端の待ち牌のこと。例えば、2萬3萬で待っているとき、1萬4萬が筋となる。
表筋オモテスジ 他家が両面待ちの際、安全とされる牌のこと。例えば、捨て牌に4萬があれば1萬7萬振聴フリテンとなるので安全牌となる。
中筋ナカスジ 他家が両面待ちの際、安全とされる牌のこと。例えば、捨て牌に1萬7萬があれば4萬振聴フリテンとなるので安全牌となる。
片筋カタスジ 他家が両面待ちの際、片方のみの待ちに絡む牌のこと。例えば、捨て牌に1萬があれば4萬が片筋となる。
裏筋ウラスジ ある捨て牌の隣からなるスジで、特にリーチ前の捨て牌から考えられることが多く、危険牌とされる。嵌張カンチャン待ちから両面待ちに切り替わる際に起こり得る。例えば、2萬4萬嵌張カンチャン待ちで5萬を引いた際、2萬を捨ててリーチ、待ち牌が3萬6萬となる。
間四軒アイダヨンケン 裏筋が2つ重なって、さらに危険となっている状態。例えば、他家の捨て牌に1萬6萬がある場合、どちらの裏筋も2萬5萬なので、このスジは間四軒となる。
現物ゲンブツ 聴牌テンパイやリーチをした人の捨て牌。
完全安全牌
生牌ションパイ すべてのプレイヤーの捨牌やドラ表示牌、副露フーロ牌など、1枚も場に見えていない牌のこと。
オリる 自分の和了あがりや手牌を揃えることを捨て、安全牌を捨てたり、危険牌を避けたりすることを優先すること。また、完全にオリることはベタオリという。
ツッパる 危険牌と思われる牌でも捨て、自分の手牌を揃えることや和了あがることを優先すること。

その他の用語

名前 説明
チョンボ 反則行為のこと。
オカルト 運やツキや流れといった、可視化できない数値を基軸とした戦術論。
デジタル オカルトとは逆に、牌効率などを基軸とした戦術論。

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