レイトンミステリージャーニー – 評価・レビュー

『レイトン ミステリージャーニー』を、実際プレイしてみたことによる評価、感想などについてまとめています。

レイトンミステリージャーニーの評価・レビュー

◆良かった点
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  • 大都会で巻き起こる奇想天外かつ、ハートフルな物語
    なんといっても、かわいらしいキャラクターがロンドン中を駆け巡る姿は愛らしい。そして、1話ごとに完結する小話的な物語が大富豪を中心に展開されるため、事件のスケールが異様に大きかったり、実は事件の犯人は意外な動機を持っていたりするが、事件の結末自体はほっこりするようなものが多く、ハートフルなのが特徴だ。
  • とってもボリューミーな内容
    一見、可愛らしいビジュアルや世界観からサクサク進むゲームに思われるかもしれないが、そこはさすがレベルファイブ。とてもボリューミ-な作品となっている。

    ストーリーをちゃんと追うと、クリアまでかかる時間は40時間ほどを要する。ただ、前述したようにエピソードは1話ごとにも完結するので、少しずつ進めていくこともできる。

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  • 印象的な問題群
    筆者は、エピソード4の「043 不思議な真珠貝」や、エピソード5の「061 カーテンに映る影」といった謎解きが印象深かった。

    「043 不思議な真珠貝」は、最高効率を目指す数学パズルで、ロジカルな思考を求められた。「061 カーテンに映る影」は、カーテンの向こう側に映し出されたトーテムポールの影の形を、手元にあるトーテムを組み合わせて同じ形を作り出す問題だが、パッと見ではカーテンの向こう側にある象にはならないようになっている。カーテンに映し出された像は「影」であることがポイントで、頭の中で手元の像を回転させたりしながら、正しい像を作り出す柔軟な発想が必要だ。

◆悪かった点
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  • とんち的な問題の答えが腑に落ちない
    まずナゾ問題について。ナゾ問題は、とんち的な発想の問題がいくつか存在し、それらの問題の答えが腑に落ちないことがあった。ゲームでは大量の問題が用意されているだけに、仕方ないと言えば仕方ないのだが。
  • 追加される問題の意義
    また、エピソードクリア後に追加される問題の存在意義が、いまいちよく分からないというのもあった。一度クリアしたマップに戻らなければナゾ問題に挑戦できないという縛りは、感覚的に徒労に感じた。ナゾ辞典に追加されるだけでも良かったのではないか。
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  • 声優陣に違和感
    あと、豪華声優陣は、個人的にキャラクターの存在感を上手くいかせてないようにも思われた。ナレーション的な声の演出が少しビジュアルに合っていないように思われた。
  • 虫メガネの操作性が悪い
    虫メガネで調査できる場所の範囲がとても狭いのも、少し難点だった。タップするときに少しでも虫メガネがズレると反応しないことも多々あって、操作がめんどくさくなることもしばしば。

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