2017年をもって誕生15周年を迎えた『キングダムハーツ(KH)』シリーズ。最新作の『キングダムハーツ3(KH3)』は現在開発中とのことで、その完成が待たれています。最新作の発売を前にシリーズ全体を通じて共有されているキングダムハーツの歴史や世界観、そして世界謎や複線などを時系列順にわかりやすくまとめてみました。キングダムハーツシリーズを未プレイの方も、昔プレイしたが内容を忘れてしまったという方もぜひ閲覧してみてください。
キングダムハーツの「世界」について
かつてキングダムハーツの「世界」はひとつだった。
しかし「キーブレード戦争」と呼ばれる古代の戦争をきっかけに「世界」はバラバラになってしまった。
それらバラバラになった世界を行き来する唯一の“カギ”となるのが「キーブレード」だった。キーブレードは世界と世界をつなぐ扉を開くカギとなるだけでなく、闇に染まった者の心を解き放つこともできる。
シリーズを通じての中心的な存在である少年「ソラ」は、世界に数少なくなったキーブレード使いのひとりであり、純真な心とひたむきさを持ってバラバラになった世界をひとつにつなげるため奔走することになる……。
時系列順キングダムハーツの歴史
(※ネタバレあり)
タイトル | 出来事 | 『キングダムハーツχ』 (pc) ※現在はサービス終了 |
謎の存在である「マスター・オブ・マスター」が未来をすべて記した予知書を制作。 ↓ その後、マスター・オブ・マスターは失踪してしまう。 ↓ 残された予知書とそれぞれの役割を与えられたマスターの弟子たちは仲違いをし始め、「世界」は混乱に陥る。 ↓ 「キーブレード戦争」勃発。「世界」は複数のワールドに分裂してしまう。 |
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『キングダムハーツ バースバイスリープ』 (PSP 2010) |
「キーブレード戦争」から100年以上経過した世界。「アンヴァース」と呼ばれる異形の怪物たちが世界中に出現する。 ↓ 光の力を絶対とするキーブレードマスター「マスター・エラクゥス」とその弟子である「アクア」「ヴェントゥス」「テラ」は、「マスター・ゼアノート」とその弟子「ヴァニタス」と対決する。ゼアノートは光と闇の力の均衡こそが世界を安定させると考えているため、エラクゥスとは思想の違いから抗争している。 ↓ アクアは自らの意志で闇の世界に落ち、孤独な闘いを続けることを選んだ。その間、光の世界(現実世界)では10年の時が流れている。 このあいだに『キングダムハーツ(KH)』の世界と時間軸が交差する。 |
『キングダムハーツ』 (PS2 2002) |
「ソラ」が「キーブレードの勇者」に選ばれる。 ↓ キーブレードを持ったソラはドナルド、グーフィーととも「リク」と「カイリ」、そして行方不明となった「ミッキー」を探す旅に出る。(実はこの間、ミッキーは闇の世界でアクアと一緒に戦っていた) ↓ ソラはカイリを救うために一時的に自らの心を解き放ち「ハートレス」になる。このことをきっかけに「ロクサス」が誕生する。 |
『キングダムハーツ 358/2DAYS』 (DS 2009) |
「ロクサス」は「ⅩⅢ機関」の一員となる。ロクサスと同じくキーブレードを扱うことができる少女「シオン」とともに任務を重ね、彼らは親友となる。 |
『キングダムハーツ チェイン オブ メモリーズ』 (DS 2004) |
ロクサスたちがⅩⅢ機関で活躍している頃、ソラとその仲間たちはリクとともに闇の世界へ赴き、その後『KH』のED後に訪れた舞台「忘却の城」へと向かう。 ↓ 闇の力へ自分を仕向けていた正体を知ったリクは、自分の中に宿る闇の力を制御し打ち克つ。 一方、ⅩⅢ機関の陰謀によって心の奥に眠る思い出を書き換えられていたソラは敵を撃退し、真実の記憶を取り戻すべく一年間の眠りにつくことを選択する。 |
『キングダムハーツ 358/2DAYS』 続き (DS 2009) |
眠りに落ちたソラを救うために「機関」に成りすましていたリクとロクサスたちは任務の最中に出会う。 ↓ シオンや自らの運命を知ったロクサスはⅩⅢ機関を抜けてリクと対決するがあえなく敗北。ロクサスは捕獲されてしまう。 |
『キングダムハーツ2』 (PS2 2005) |
ロクサスの“夏休み”が終わり、ソラが長い眠りから覚めてリクたちを探す旅に出る。 ↓ ソラは彼の行動を邪魔する「ⅩⅢ機関」との戦いを繰り返しながら、「機関」の拠点でもある「存在しなかった世界」にたどり着き、リクやカイリとの再会を果たす。 ↓ 「機関」のボス「ゼムナス」を打ち倒したソラとリクは一時的に闇の世界に閉じ込められるが無事脱出に成功する。ふたりは故郷の島ディスティニーアイランドに戻り、仲間たちと再会の喜びを分かち合う。 |
『キングダムハーツ コーデッド』 (携帯電話 2009/DS 2010) |
ミッキーは覚えのない謎のメッセージを受け取り、メッセージの謎を解くためにそれらをデータ化し、ソラたちをデータ世界へ誘う。 ↓ ソラたちはデータのバグで現れたボスを倒し、メッセージを修復することに成功。彼らは忘却の城を訪れ、データ化したロクサスと対決し、ロクサスの真実やかつて「マスター・ゼアノート」と対峙したキーブレード使いであるアクアたちについて知ることになる。 |
『キングダムハーツ 3D』 (3DS 2017) |
「マスター・ゼアノート」との決戦に備え、「キーブレードマスター承認試験」を受けることになるソラとリク。 ↓ その結果、リクが「キーブレードマスター」となり、カイリとリクもキーブレード使いとなる。 ↓ そして新作『キングダムハーツ3』へ続く |
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